オーストラリアのコロナワクチンは昨日までに約３５０万人が接種。人口が２５００万人の国だから１４％が接種したことになる。本当はもっと早く終わるはずだったのだが、アストラゼネカのワクチンの副作用が影響して、同社のワクチンは５０才以上にしか使用していない。国民全体を５つのグループに分けて、今月は５０才以上の人は誰でも打てる。来月からは１６才以上に拡大される。しかしアストラゼネカは４９才以下には使わないので、ファイザーワクチンが到着しなければもっと遅れる。
ワクチン予約はいたってシンプルである。基本的に地域のGPと呼ばれる家庭医でできる。たとえば筆者の自宅から半径３キロ圏内にワクチン担当に指定されているＧＰは１０か所くらいある。自分の住所に関係なくどこのＧＰでも打てる。でも普通は自宅の近くでやることになる。
オンラインか電話予約だが、今日予約したのだが受け付けているＧＰが少なく、それでも近くのＧＰで1回目が6月9日、2回目が8月２５日で予約できた。予約の所要時間はオンラインで３０分くらい。簡単だった。ただしグーグルアプリなどが使えない人は難しいかも知れない。費用は国民皆保険加入者ならば無料である。1回目と2回目の間に１０週間の間隔がある。
アストラゼネカワクチンの副作用はどうなのか未知数ではあるが、とにかく接種したいと思うのが人情である。ファイザーワクチンが普及するまでは時間がかかりそうだし、今後49才未満でも接種が始まると予約がさらに混み合うことが予想される。