サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

大会7日目、C組第2節

2015-01-15 23:59:33 | 日記
日本がQFであたるC組はUAEとイランに注目が集まる。

第1試合はキャンベラでのバーレーンvsUAE。2-1でUAEが勝ったが決して強いわけではない。前半UAEのキックオフのボールをバーレーンのDFがあっさりと取られて、それがGKと1対1になり技ありゴール。1分前のまさに秒殺。2失点目は後半にUAEのセットプレーのボールをバーレーンのDFが見事なOGを決めた。UAEの選手と空中戦で競ったわけでもなく、どフリーのOGだった。

バーレーンは1点取っていたので、ちゃんと守れていれば勝てたわけだ。秒殺の失点は今大会一番の惨めな失点だろう。

UAEは中盤に10番のオマールという選手がなかなか動きがよく、ドリブルもうまい。しかしボールを回して真ん中を崩そうとするパターンが多く、ロングボールもほとんどないし、サイドからの攻撃にもスピードがない。従ってこの10番さえ抑えておけば、簡単には失点しないはずだ。そしてUAEはPA内での空中戦に難がある。ここが弱点だろう。

UAEは2連勝で決勝T進出。


第2試合はシドニーでのイランvsカタール。今日のカタールは初戦と違い、非常にアグレッシブだった。前半を0-0で折り返して後半にカタールが先制できれば勝てそうにもみえた。しかしカタールの攻撃はあまりにも単調でゴールのにおいなし。

後半早々にカタールがサイドでボールを不用意に取られて、それをサルダル アズムンという17才のイランの若手のホープに決められて失点。これが決勝点になり1-0でイランが2連勝。

この17才のFWはさほど身長はないが、切り返しとボデイバランスが抜群でヨーロッパのビッグクラブでも通用しそうな逸材である。将来的にスタープレーヤーになるだろう。もし日本がイランと対戦となればこの17才には要注意である。というか、イランの攻撃はこの坊や一人が怖いだけで、あとは大したことはない。しかしDFは固い。


第3節はUAEとイランがあたるが、これは面白い試合になりそうだ。地力からいえばイランが上だろうが、UAEは相手のミスにつけ込むのがうまいので、いい勝負になるかも知れない。引き分けでは得失点差ではUAEが上になる。日本はできればイランは避けたいところだ。

明日はブリスベンに行き1泊するので、D組第3節のアップは土曜日になります。気合でイラクを撃破だ。