サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

大会6日目、B組第2節

2015-01-14 22:16:45 | 日記
第1試合はメルボルンでのサウジvs北朝鮮。平日の18時キックオフにもかかわらず12000人程度入った。このカードにすればまずまずである。

北朝鮮は予想に反して最初から飛ばしてきた。両方とも初戦を負けているので勝ち点3が必須。それが功を奏してから前半12分にミドルシュートをGKがはじいたところを仙台のリャンが押し込んで、北朝鮮が先制。なーんだやればできるじゃないか。

北朝鮮はプレスがよくきき、攻守の切り替えも早くてひょっとしてこの試合は勝てるようなもみえた。しかし北朝鮮は前半30分くらいから足が止まりだし、バックパス、横パスが増えだして、サウジがボールを支配し始めた。

前半後半にサウジがカウンターから北朝鮮のDFを崩して、GKの股を抜く技ありゴールで同点。北朝鮮にとってはこれはアンラッキーだった。

後半になると北朝鮮はもたつき始めた。中盤でサウジのプレスを受けると、DFラインにバックパスしてこれをいとも簡単にサウジの奪取されて失点。同じようなパターンで後半に3失点して実に惨めな1-4で大敗。

自分たちが前掛かりになって、カウンターをくらうというのなら分かるが、バックパスをこねくり回しているうちに3失点というのは、今大会でも北朝鮮だけである。

第3節は中国とのいわばダービーマッチであるから、もう少しまともな試合をしないと将軍様に怒られるぞ。


第2試合はブリスベンでの中国vsウズベク。中国は初戦に続きブリスベンである。初戦同様にゴール裏には中国人の大応援団。ウズベクが先制、その後に中国が同点にして、さらに勝ち越して2-1で逆転で接戦を制した。

初戦の中国を見ていると、ゴールのにおいは全くせず、FKが相手のDFにあたってコースが変わるとか、相手が信じられないようなミスをするとかというシーンが起こらなければ中国のゴールはありえないと思った。

しかし今日の中国は攻撃は攻守の切り替えが早く、2点目はカウンターからスピードに乗り、スーパーなミドルを決めた。多分ここまでのゴール・オブ・トーナメントだろう。中国ってこんなに強かったかしら。

これで中国は勝ち点6。次は最弱の北朝鮮だから1位抜け確実。A組は韓国が2位になるだろうからQFは中国vs韓国になるでしょう。これは実に予想外である。日本が1位抜けして、順当にQFを勝ち、SFは中韓の勝者ということになる。いやはや何ともいいようがないね、これ。