サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

アジアカップでのPK合戦

2015-01-25 20:24:15 | 日記
今回のアジアカップはQFでのPK合戦で負けたが、2004年以降は決勝Tでは必ずPKにもつれ込んでいる。

2004年はQFでのヨルダン戦。宮本の英語力でゴールを変更させて日本が勝った。

2007年はQFでのオーストラリア戦には勝ったが、3決で韓国に負けた。

2011年はSFでの韓国戦。日本が勝った。

2004年以降だけみても今回が5回目で3勝2敗である。他の大会を見ても2000年シドニー五輪のQFでアメリカに負けているし、2010年WCのQFでパラグアイに負けている。つまり勝っても負けても50%くらいの割合というのはかなり正しい。それにQFでPKになる確率が高い。

だからどの選手がはずした云々はあまり意味がない。

やっぱり問題はこのアジアカップを大会前にどう定義したかだろう。主力の本田、岡崎、長友、長谷部、遠藤は2018年WCではみんな30代だし、本田は残るとしても他のポジションはもっと若手が占めるべきだろうし、そうならなければいけない。

シンガポールでのブラジル戦で先発起用したような選手たちをベースにして、いっそのことヨーロッパ組は呼ばずに国内組だけ、もっと極端にいえば五輪代表にオーバーエイジ2,3人のチームでもよかったかも知れない。たとえそれで1次リーグで惨敗したとしても世代交代という意味ではかなりユニークだった思う。

今年はWCのアジア予選方式が変わり、アジアカップ予選とWC予選を兼ねた予選が6月から始まる。シード国とはあたらないであろう1次予選には国内組だけで頑張ってほしい。

決定力不足と嘆いてみてもそうそう簡単には解決できないわけだから、思い切ったことをスタートしてほしい。協会は監督に丸投げせずに方針をきちんと打ち出すべきだ。