信州味噌の味噌らーめん、「竹家ラーメン」

3月28日、土曜日。晴れ後曇り。 
 寒のもどり。まだまだ仕舞えない冬のコート。  

 ついこないだ木蓮に見惚れていたのに、もう桜…。 
 咲き初めの桜の佇まいを見ると、後戻り出来ない…という気持ちになる。その潔く咲き急ぐ姿には、私だけ置いてけぼりをくらっているみたいな、心細さも覚える。もっと落ち着いて、ゆっくり咲けばいいのに。 
 桜の開花だけじゃなく、毎年「ああ、いよよ春だなー」と思うことの一つは、だーさんが参加する地元のお祭り。4月に入ったらすぐなので、すでに当日の手土産は決まっているし、だーさんは準備を始めている。そしてそれを見ている私は、心がざわざわする。春であるー。 

 さて今日は、以前にも行ったことのある神戸の「竹家ラーメン」でお昼ご飯。こちらは、“ラーメン”という呼称を初めて使った「竹家食堂」の末裔とされている老舗である。今日は3度目だった。
 着いたのは12時を少し過ぎたころ。幸い空席がまだあって、端っこのカウンター席にすぐに座れた。前回もその前も“味噌ラーメン”を頂いたので、今日こそは“醤油ラーメン”にしようか…と直前まで迷ったものの、結局今日も“味噌ラーメン”にしてしまった。だーさんは、“醤油ラーメン”。

 こちらが、“醤油ラーメン”。
 だーさん、多くは語らなかったが、やっぱり味噌の方が美味しいそう…。

 はい、その“味噌ラーメン”。信州味噌の優しい香りが、ふんわり。舌が焼けるくらいに熱々なのも、嬉しい。
 相変わらず美味しいスープが、ほのかにスパイーシーなの。 
 駄菓子菓子、いつも麺がゆるゆるなので“硬め”をお願いしたのに、本当にこれで“硬め”?と確認したくなるくらい麺がゆるゆるだった。うううむ、残念…。 

 この後いつもとは違うスーパーに買い出しに行き、二人してあれこれ物色。由布院の創作菓子“ぷりんどら(プリン?が挟まれたどら焼き)”とか、熊本産の“献上豆腐”とか、ちょいと珍しいものをぽいぽいカゴに入れてしまう…。「献上豆腐」は、塩で食べるんだって。


 ところで、木曜日はまたまた梅田でだーさんと呑み。記事に出すのは3度目だけれど、実はもう数え切れないくらいお邪魔しているお気に入りの居酒屋「かわさき」にて。
 いつも混み合っているので、私一人で先に店内。思いの外だーさんの仕事が長引いたので、小一時間くらいビールとポテトサラダを一人でちびちびいただきつつ、本を読みながら待っていた。

 だーさん到着後は、私の大好きな“ホタルイカ酢味噌”とか。
 これもまた、春であるー。

 鶏の天ぷら。
 

 途中から熱燗。お互いに別々のタイミングでお猪口を選んだのに、二人とも“忍”の字。よりによって“忍”でお揃いとは、地味…。
 にんにん。

 横光の短篇の影響で鶏の肝が食べたい気分だったが、結局いつもの“地鶏焼き”と、“せせり焼き”。


 “こだわりの玉子焼き”で〆。
 この玉子焼き、すっかり定番。美味しかったなぁ…。
 ご馳走さまでした♪

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (show)
2009-03-30 20:54:08
あーこういうラーメンはぽっくりあったまりそうでいいですね~。こないだ山形県の酒田ワンタンメン食べて美味しかったですよー。
 
 
 
Unknown (りなっこ)
2009-03-31 13:01:30
あったまりますよ。ここのは、ちょっと味噌汁みたいなスープなんです。
酒田ワンタンメンって、知りませんでした。御当地ラーメンっていいですよね。
山形県は遠いですけれど、ワンタンメンもいいなぁ。
 
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