3月12日(木)のつぶやき(読んだ本、『ライロニア国物語』)

@rinakko 07:44
【ライロニア国物語―大人も子どもも楽しめる13のおとぎ話/レシェク コワコフスキ】を読んだ本に追加

 人の迷妄っぷりにほろりとする、不気味可愛い哲学的寓話集。皮肉と奇天烈の匙加減は些か多めかと。二話目の「こぶ」は『東欧怪談集』でも読んでいた。確かに怖い、怖すぎる…しかし怪談か…?と首を傾げるも、シュールな味わいにインパクトありまくりだった。背中に自分とそっくりなこぶが生えたアイヨの、切ないお話。
 ほか、顔の美しさで有名だったパン焼き職人が、美を保管するために高価な箱を買って顔をしまいこんでしまう「美しい顔」(究極のアンチエイジング!)、人の寿命があまりにも短いと思い当たった王の試みが国を滅ぼす「長寿問題はどのように解決されたか」…などなど。
 
 

@rinakko 19:11
鶯ボールという関西のお菓子があると知って、初めて食べて、ゆる~く嵌まっているかも知れないふたり。
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