3月4日(火)のつぶやき(読んだ本、『胸の火は消えず』)

@rinakko 07:56
三毛さん、もふもふだなぁ。>猫歩き

@rinakko 12:19
昼ビール部です。たどり着いた「しぇからしか」。阪急住吉駅から歩いたわよ。
@rinakko 12:41
バリカタでおいじい。臭くない豚骨なんて、おとといおいで。

 


@rinakko 17:35
【胸の火は消えず (創元推理文庫)/メイ・シンクレア】を読んだ本に追加

 沁みる、沁み入る…怪奇譚の11篇で、どの話もとても好きな1冊だ。女性ならではの鋭い眼差しに透徹し、怖くて皮肉で容赦のない展開が続く。丹念な心理描写に説得力があるので、突きつけられるように切なくなってしまう話が多い。そういうところもひっくるめ、“死”のこちら側と向こう側とを如何に描き、描き分けているか…という点にも、とても感嘆した。
 幽霊たちは、実は優しい。心残りと哀しみを抱えて、ただ淋しいばかり…。それなのに、彼らを目にした(或いは気配を感じた)生者達は、どうしても恐れ慄いてしまう。まるで死者たちの姿に、己の内の闇を投影させずにはいられないかの如く…。
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