11月8日(木)のつぶやき(読んだ本、『虫樹音楽集』)

@rinakko 07:03
おはよございまず。ハーブティぐび。昨夜転んだのは、一晩経ったら足首に来た。冷湿布がよい感じ。お気に入りのエナメルの靴はさっき拭いた…。あと、買ったばかりの本2冊には傷なし。

@rinakko 07:04
転ぶと残念なのは、膝の人面瘡化が進むこと。腫れて、しぼんで弛む…。

@rinakko 08:24
@catscradle80 多和田さんの『飛魂』は、単行本がずーっとマケプレで高値だったので、1400円が気になってませんでした。もう麻痺です(笑)。でも確かに高いですね…。


@rinakko 08:25
【虫樹音楽集/奥泉 光】を読んだ本に追加

 “しかし、地球上の生物で、誰より〈言葉〉に忠実なものは、昆虫類である。” 73頁

 何となく想像していた内容とは全然違ったけれど、面白く読んだ。目の前の活字が虫の肢めいて見えてくるので、いささか参る。全体的に何ともざわざわと気持ち悪いのは、カフカの『変身』が基底にある所為なので仕方ない…と思いつつ、どこまでが狂気なのかがわからなくなる世界だった。
 好きだったのは、「虫王伝」と「虫樹譚」。とりわけ「虫樹譚」の、“脳内に虫を飼う(と、睡眠が不要になる)”PIB法の設定や、語り手がグレゴール・ザムザを独自に解釈して共感を寄せていく件が興味深かった。暗い幻想譚の趣きの、「変身の書架」もよかった。
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