バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

実用化でも日本が世界リード iPS細胞 1兆円市場へ安全性確立が課題

2013年06月30日 | 医療 医薬 健康
 京都大の山中伸弥教授が開発しノーベル賞に輝いたiPS細胞が、いよいよ病気の治療に向けた研究に応用される見通しとなった。基礎研究で先行した日本が実用化でも世界をリードする意義は大きい。正式に承認されれば、夢の再生医療への大きな一歩となる。

 山中教授がマウスでiPS細胞を開発したのは平成18年。病気やけがで損傷した組織を復元する再生医療の切り札として注目された。研究は予想以上のペースで進展しており、開発からわずか8年後の来年にも患者への移植が実現する。産経SankeiBiz.,2013.6.27


タンパク質発現に基づくアミノ酸バイオアッセイ法

2013年06月29日 | 酵素・蛋白質・ペプチド・核酸

出願番号 : 特許出願2011-184005 出願日 : 2011年8月25日
公開番号 : 特許公開2013-42722 公開日 : 2013年3月4日
出願人 : 富山県 発明者 : 浅野 泰久 外1名

【課題】アミノ酸に関する栄養要求性を有する乳酸菌を用いて、短時間で高感度・高精度な測定が可能であり、また菌の増殖に影響を与える因子にも影響を受けにくいアミノ酸定量法を提供すること。
【解決手段】下記工程を含む検体中のアミノ酸の定量方法。上記乳酸菌に、発現量を定量可能なタンパク質遺伝子を発現調節可能な状態で導入して乳酸菌組換体を得る、工程(A)、所定濃度の測定対象アミノ酸を含有する培地において、前記タンパク質遺伝子の発現誘導条件下、前記乳酸菌組換体が生成するタンパク質の量と前記アミノ酸濃度との相関関係を求める工程(B)、測定対象アミノ酸を含有しない培地で、前記乳酸菌組換体を培養して、培養中または培養後の培養液に含まれるタンパク質の量を測定する工程(C)、及び前記工程(B)で求めた相関関係に基づいて、前記工程(C)で測定したタンパク質の量から検体中に含まれるアミノ酸量を求める工程(D)。ekouhou 特許公開・明細書(全文)


身体活動を促進させる乳酸菌

2013年06月29日 | 健康・栄養機能性成分


出願番号 : 特許出願2011-185777 出願日 : 2011年8月29日
公開番号 : 特許公開2013-47192 公開日 : 2013年3月7日
出願人 : 株式会社明治 発明者 : 神野 暢子 外1名

【課題】
本発明は、ヒト腸内由来乳酸菌および/または該乳酸菌の処理物を有効成分として含む身体活動促進剤、またはこれを含有する身体活動促進用食品組成物を提供することを課題とする。
【解決手段】
発明者らは、上記課題を解決するために、マウスに乳酸菌死菌体ラクトバチルス・ガセリ OLL2809をマウスへ投与したところ、好酸球浸潤の抑制効果に加えて、行動量を増加させる効果があることを新たに発見した。即ち、本発明者らは、ラクトバチルス・ガセリ OLL2809やその発酵物、処理物を摂取することで、身体活動が促進すること、具体的には活動量が増加し、筋肉量も増加することを見出し、本発明を完成した。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

血中尿酸値低減作用を有する乳酸菌

2013年06月29日 | 腸内細菌 プロバイオティクス

出願番号 : 特許出願2012-260477 出願日 : 2012年11月29日
公開番号 : 特許公開2013-48636 公開日 : 2013年3月14日
出願人 : 株式会社明治 発明者 : 坪井 洋 外3名

【課題】飲食品や医薬品用途に適し、血中尿酸値の上昇を抑制可能な乳酸菌を提供する。
【解決手段】プリン体存在下で各種乳酸菌を培養し、該プリン体の消費量および該プリン体分解物の生産量を測定し、プリン体分解能の顕著な複数の乳酸菌を選抜した。上記選抜によってプリン体分解能が高いと判断された乳酸菌を、プリン体含有飼料で飼育したラットに経口投与し、当該マウスの一般状態および血清尿酸値を測定し、乳酸菌投与による血清尿酸値への影響を検討した。その結果、血清尿酸値の上昇を有意に抑える乳酸菌:Lactobacillus gasseri OLL2959および Lactobacillus oris OLL2779を見出した。ekouhou 特許公開・明細書(全文)


加齢に伴う代謝異常症の予防・改善・治療剤

2013年06月29日 | 加齢 老化制御

出願番号 : 特許出願2012-135416 出願日 : 2012年6月15日
公開番号 : 特許公開2012-180375 公開日 : 2012年9月20日
出願人 : 雪印メグミルク株式会社 発明者 : 田中 博 外5名

【課題】加齢に伴って発生する代謝異常症の予防・改善・治療剤及び/または加齢に伴っ
て発生する代謝異常症の予防・改善・治療作用を有する飲食品の提供。
【解決手段】ラクトバチルス・ガセリ(Lactobacillus gasseri)に属する乳酸菌を培養
して得られる培養物及び/または菌体を有効成分とする代謝以上症の予防・改善・治療剤
、さらにこのような有効成分を含有してなる代謝異常症の予防・改善・治療作用を有する
飲食品を調製する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)


出願番号 : 特許出願2012-133619 出願日 : 2012年6月13日
公開番号 : 特許公開2012-180373 公開日 : 2012年9月20日
出願人 : 雪印メグミルク株式会社 発明者 : 藤原 茂 外5名
発明の名称 :加齢に伴う代謝異常疾患の予防・改善・治療剤

【課題】 加齢に伴って発生する代謝異常症の予防・改善・治療剤及び/または加齢に伴
って発生する代謝異常症の予防・改善・治療作用を有する飲食品の提供。
【解決手段】 ビフィドバクテリウム・ロンガム(Bifidobacteriumu longum)に属する乳
酸菌を培養して得られる培養物及び/または菌体を有効成分とする代謝異常症の予防・改
善・治療剤、さらにこのような有効成分を含有してなる代謝異常症の予防・改善・治療作
用を有する飲食品を調製する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)



皮膚改善剤及び皮膚改善方法

2013年06月29日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2012-142862 出願日 : 2012年6月26日
公開番号 : 特許公開2012-188453 公開日 : 2012年10月4日
出願人 : 株式会社明治 発明者 : 狩野 宏 外4名

【課題】天然物由来で安全性が高く、さらに皮膚改善効果及び/又は治療効果が高く、製造特性が良い乳酸菌を含有する組成物及び発酵乳を提供する。
【解決手段】皮膚改善及び/又は治療に用いられるサーモフィルス菌 OLS3059(Streptococcus thermophilus OLS3059)の用途。サーモフィルス菌 OLS3059(Streptococcus thermophilus OLS3059)及び/又はその培養物を含有してなる皮膚改善用及び/又は治療用の組成物。前記組成物を含有することを特徴とする飲食品。ブルガリア菌(Lactobacillus delbrueckii subspecies bulgaricus)及びサーモフィルス菌 OLS3059(Streptococcus thermophilus OLS3059)を用いて調製した皮膚改善用及び/又は治療用の発酵乳。コラーゲンペプチド及び/又はセラミドを含有することを特徴とする前記皮膚改善用及び/又は治療用の発酵乳。ekouhou 特許公開・明細書(全文)


ノロウイルスの性質解明

2013年06月29日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
 毎年、多くの感染者が相次ぐノロウイルスについて、北海道大学などの研究グループは特定の腸内細菌に、吸着する性質があることが初めて明らかになったと発表しました。
ノロウイルスの生態については未解明な部分が多く、グループでは、この性質を応用することで感染を抑制する薬の開発などに役立つ可能性があるとしています。

研究成果を発表したのは、北海道大学大学院工学研究院の佐野大輔准教授など工学系と医学系の専門家でつくるグループです。NHK News web.,2013年6月29日


ダウン症薬、初の治験へ…生活能力低下を抑制

2013年06月29日 | NEWSクリッピング
 思春期以降のダウン症の人に見られる日常生活能力の低下を抑えることを目指す初の臨床試験(治験)を、製薬会社「エーザイ」(本社・東京都)がアルツハイマー型認知症治療薬を用いて始める。
 効能が認められれば初のダウン症薬となる。研究が遅れている成人期ダウン症の人の生活の質を高める可能性がある。2013年6月29日 読売新聞


皮膚、粘膜および/または毛髪の治療

2013年06月29日 | 酵素・蛋白質・ペプチド・核酸

出願番号 : 特許出願2012-534581 出願日 : 2010年10月22日
公表番号 : 特許公表2013-508322 公表日 : 2013年3月7日
出願人 : リポテック,エセ.ア. 外1名 発明者 : カレーニョ セライマ,クリスティナ 外5名
発明の名称 : 皮膚、粘膜および/または毛髪の治療および/またはケアに使用するペプチド、ならびに化粧料または医薬品組成物におけるその使用

一般式(I):R1-Wn-Xm-AA1-AA2-AA3-AA4-Yp-Zq-R2(I)で表されるペプチド、その立体異性体、それらの混合物、および/または化粧料もしくは医薬品として許容されるそれらの塩、製造方法、それらを含有する化粧料もしくは医薬品組成物、ならびに、皮膚、粘膜および/または毛髪の治療および/またはケアにおけるそれらの使用と、Hsp促進により改善または予防される状態、障害および/または疾患の治療および/またはケアにおけるそれらの使用。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

サイトカイン及びNF-KBに影響を与える組成物及び方法

2013年06月29日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方

出願番号 : 特許出願2012-539974 出願日 : 2010年11月16日
公表番号 : 特許公表2013-510905 公表日 : 2013年3月28日
出願人 : ヘルス エンハンスメント プロダクツ インク 発明者 : トーマス、ティファニー 外4名

本発明は、有効量の植物ろ過物組成物を個体に投与することにより種々のサイトカイン及びNF-κBに影響を与える組成物及び方法を開示する。種々の例示的実施形態において、IL-10及びIL-2などの種々のインターロイキン並びにNF-κBを含む転写因子を制御することにより、炎症、癌、及び/又はHIVなどの種々の感染症の有効な治療において前記組成物が有用であることが主張される。ekouhou 特許公開・明細書(全文)