バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

動脈硬化症を予防する食品成分の生理機能の解明

2011年02月24日 | 健康・栄養機能性成分

(平成20年度日本栄養・食糧学会賞受賞)
池田 郁男
日本栄養・食糧学会誌 Vol. 62 (2009) , No. 3 p.99-105
動脈硬化症を予防すると考えられる食品成分の生理作用とその作用機構をおもに実験動物を用いて明らかにした。 [抄録] [PDF (663K)]

病態モデルによる食品因子の作用に関する栄養学的・食理学的研究

2011年02月24日 | 健康・栄養機能性成分
(平成19年度日本栄養・食糧学会賞受賞)
矢ヶ崎 一三
日本栄養・食糧学会誌 Vol. 62 (2009) , No. 2 p.61-74
糸球体腎炎と肝がん (AH109A) に付随して発生する続発性脂質異常症モデルラットを用いてその脂質代謝異常に対する栄養素, 非栄養素の作用と機構について解析を行った。がんモデルについては, 無限増殖性と転移性というがん細胞の有する二大生物学的特性を細胞培養系で再現する系を構築し, がんの顕在化を防ぎ二次予防に有用な食品成分の探索と作用機構の解析を行った。 [抄録] [PDF (1253K)]

グルタチオン産生促進組成物

2011年02月24日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願2009-132792 出願日 : 2009年6月2日
公開番号 : 特許公開2010-280572 公開日 : 2010年12月16日
出願人 : ポーラ化成工業株式会社 発明者 : 松本 剛

【課題】 経口投与組成物として好適な、生体内に於ける酸化ストレス防御及び解毒機能を向上せしめるためのグルタチオン産生促進作用を有する組成物を提供することを課題とする。
【解決手段】キク科セイヨウノコギリソウの植物体を30%冷エタノールで24時間抽出し、凍結乾燥した抽出物にグルタチオン産生促進作用が存することを見いだした。本抽出物はγ-グルタミルシステインシンセターゼ(GCS)遺伝子の発現を促進することを機作の一つとする。キク科ノコギリソウ属の植物抽出物を含有する経口投与組成物として好適な、グルタチオン産生促進作用を有する組成物を提供する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)