バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

原因はコラーゲン不足 脱毛、白髪の仕組み解明

2011年02月06日 | 細胞と再生医療
 毛根で「17型コラーゲン」というタンパク質が不足すると、脱毛と白髪の両方の原因となることをマウスの研究で突き止めたと、西村栄美東京医科歯科大教授(幹細胞医学)らが4日付米科学誌に発表した。西村教授は「頭皮でこのコラーゲンが作られるような薬を開発すると、一部の脱毛や白髪を治療できる可能性がある」としている。

 髪の毛と黒い色のもとは、毛根に貯蔵されている毛包幹細胞と色素幹細胞。毛が再生産される際に使われる。MSN産経ニュース 2011.2.4

ミジンコ遺伝子3万1千個、人間を大きくしのぐ 

2011年02月06日 | 医療 医薬 健康
湖水などにすむミジンコが約3万1000個もの遺伝子を持つことが分かり、米インディアナ大を中心とする国際チームが4日付の米科学誌サイエンスで発表する。

 人間の遺伝子は約2万3000個に過ぎず、ミジンコの遺伝子はこれまでゲノム(全遺伝情報)が解読された動物の中で最多となる。研究チームは、甲殻類では初めてミジンコのゲノムを解析した。 (2011年2月6日 読売新聞)

食品成分の簡便かつ高感度な抗酸化測定システムの紹介

2011年02月06日 | 健康・栄養機能性成分

 食品には、1 次(栄養)、2次(嗜好・感覚)および 3次(生体調節)機能という 3 つの機能があるとされている。近年これらのうち、生活習慣病の予防という点から、生体調節機能への関心が高まっており、特定保健用食品や栄養機能食品などのカテゴリーも考案されている。さまざまな生体調節機能のうち抗酸化能も活性酸素が関与する生活習慣病に対する予防効果が期待できる。ここでは、活性酸素および抗酸化物質に関しての概要およびその測定系を紹介する。
http://www.atto.co.jp/pdf/SOD-data2.pdf