バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

新規な抗脱毛ペプチド

2008年11月21日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 特願2000-266567 公開番号 特開2002-080494
特許番号 特許第3723838号
出願日 平成12年9月4日(2000.9.4)
公開日 平成14年3月19日(2002.3.19)
発明者 吉川 正明   出願人 国立大学法人京都大学

発明の概要 脱毛、特に抗癌剤の副作用としての脱毛に有効な機能性ペプチドを得る。fMLP及びその誘導体ペプチドであるMLW及びfMLWが、抗癌剤による脱毛を抑制する効果を有する事が示された。よって本発明により、それらのペプチドを用いて新規な抗脱毛剤を提供することができる。
従来技術、競合技術の概要 癌の治療のために、抗癌剤が単独で、あるいは外科的除去及び放射線治療と共に広く用いられている。しかしながら、適切な抗癌剤の使用は癌の治療あるいは延命の上で有効とされる一方で、ある程度の副作用をもたらすことが避けられないのが現状である。脱毛症もその副作用の一つとしてかなり高い頻度で発生する。脱毛症は生命に直接関わらず、また身体的苦痛を与えないとはいえ、患者の心理状態に及ぼす影響はきわめて大きく、臨床の場においてその軽減が望まれている。大豆由来のMet-Ile-Thr-Leuで表されるペプチド(MITL)およびMITLの配列を分子内に含むいくつかのペプチドが、免疫系の賦活作用。 J-Store >> 特許コード P03A000636

植物ウイルスの増殖に必須の宿主因子遺伝子

2008年11月21日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 特願平11-232678 公開番号 特開2000-189172
特許番号 特許第3203384号
出願日 平成11年8月19日(1999.8.19)
公開日 平成12年7月11日(2000.7.11)
発明者 古澤 巌・石川 雅之   出願人 国立大学法人京都大学

発明の概要 本発明は、植物ウイルスの増殖に必須な宿主遺伝子であるシロイヌナズナTOM1遺伝子を用いたウイルス耐性植物体の作出方法に関するものであり、さらに関連遺伝子であるシロイヌナズナTOM3遺伝子に関するものである。この発明の目的は、植物にウイルス抵抗性を付与するための、有効かつ安全な遺伝子を提供することである。本発明により、配列表の配列番号2に示すTOM1遺伝子、及びこの遺伝子がコードする配列表の配列番号1に示すTOM1蛋白質が提供された。さらに、本発明により、配列表の配列番号4に示すTOM3遺伝子、及びこの遺伝子がコードする配列表の配列番号3に示すこの遺伝子がコードするTOM3蛋白質が提供された。TOM1遺伝子及びTOM3遺伝子はシロイヌナズナ由来の遺伝子であり、タバコモザイクウイルスの増殖に必須な蛋白質をコードするため、この遺伝子を改変することによりウイルス耐性を有する植物を作成することができる。 J-Store >> 特許コード P03A001064

新規ペプチド、血圧降下剤および生理活性物質

2008年11月21日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 特願平10-323678 公開番号 特開2000-143695
特許番号 特許第3032822号
出願日 平成10年11月13日(1998.11.13)
公開日 平成12年5月26日(2000.5.26)
発明者 吉川 正明  出願人 国立大学法人京都大学
               生物系特定産業技術研究推進機構

発明の概要 安全かつ有効な血圧降下物質を得る。Arg-Pro-Phe-His-Pro-Pheからなる、降圧作用を有する新規ペプチドを提供する。 J-Store >> 特許コード P03A001314

植物ウイルスの増殖に必須の宿主遺伝子TOM2A

2008年11月21日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 特願平11-346387  公開番号 特開2001-161365
特許番号 特許第3286732号
出願日 平成11年12月6日(1999.12.6)
公開日 平成13年6月19日(2001.6.19)
発明者 石川 雅之・古澤 巌  出願人 国立大学法人京都大学

【従来技術、競合技術の概要】 ウイルスの複製蛋白質あるいはウイルス関連 RNAと特異的に相互作用し、ウイルスの複製に関与する宿主蛋白質が存在するのではないか、という可能性がこれまでの研究で指摘されてきた。しかし、過去に植物からウイルスの増殖に必須の宿主遺伝子が、単離・同定された例は、本発明者らによるTOM1及びTOM3のみであった(特願平11-232678)。
産業上の利用分野 植物ウイルスの増殖に必須な宿主遺伝子であるシロイヌナズナ TOM2A遺伝子、及び当該遺伝子を用いたウイルス耐性植物体の作出方法。J-Store >> 特許コード P03A003007

蛋白質ネクチン-3

2008年11月21日 | 医療 医薬 健康
出願番号 特願2000-065595  公開番号 特開2001-252077
特許番号 特許第3623710号
出願日 平成12年3月9日(2000.3.9)
公開日 平成13年9月18日(2001.9.18)
発明者 高井 義美
中西 宏之
堀川 啓子
高橋 健一
出願人 独立行政法人科学技術振興機構
日本ケミカルリサーチ株式会社

発明の概要 細胞-細胞間接着結合に関与するネクチン蛋白質ファミリーに属する新規な蛋白質と、この蛋白質の遺伝子工学材料および抗体を提供する。配列番号2、4または6のアミノ酸配列を有する蛋白質ネクチン-3と、配列番号1、3、5の塩基配列をそれぞれ有するポリヌクレオチド、これらのポリヌクレオチドを保有する組換えベクター、並びに前記の蛋白質ネクチン-3に対する抗体。 J-Store >> 特許コード P03A003129

ノルコクラウリン6-O-メチルトランスフェラーゼ遺伝子が導入された形質転換植物

2008年11月21日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
発明の名称 ノルコクラウリン6-O-メチルトランスフェラーゼ遺伝子が導入された形質転換植物、及び、その形質転換植物を用いたイソキノリンアルカロイド生合成の誘導方法

出願番号 特願2002-307364
公開番号 特開2004-141019
特許番号 特許第3790821号
出願日 平成14年10月22日(2002.10.22)
公開日 平成16年5月20日(2004.5.20)
発明者 佐藤 文彦・森重 敬  出願人 国立大学法人京都大学

発明の概要 イソキノリンアルカロイド生合成系が活性化された形質転換植物及びその形質転換植物を用いてイソキノリンアルカロイドの生合成を誘導する方法を提供する。ノルコクラウリン6-O-メチルトランスフェラーゼ(6OMT)は、イソキノリンアルカロイドの生合成経路においてノルコクラウリンからコクラウリンを生成する反応を触媒する酵素である。本実施例では、オウレン細胞由来の6OMT遺伝子をハナビシソウに導入して形質転換植物を作製した。この形質転換植物は、野生型植物の6~7倍のアルカロイドを生産することが確認された。このことから、上記形質転換植物はイソキノリンアルカロイド生合成の効率的な誘導に利用することができる。 J-Store >> 特許コード P04A004583

新規RNA干渉誘導ベクター、そのベクターを用いた遺伝子発現抑制方法

2008年11月21日 | BioTech生物工学 遺伝子工学

発明の名称 新規RNA干渉誘導ベクター、そのベクターを用いた遺伝子発現抑制方法、及びそのベクターが導入された形質転換体

出願番号 特願2002-335648 公開番号 特開2004-166577
特許番号 特許第3831785号
出願日 平成14年11月19日(2002.11.19)
公開日 平成16年6月17日(2004.6.17)
発明者 佐藤 文彦
小林 昭雄
福崎 英一郎
安 忠一
出願人 国立大学法人京都大学

発明の概要 作製が簡便で、遺伝子発現抑制効率がより高い新規RNA干渉誘導ベクター、及び、そのRNA干渉誘導ベクターを用いて遺伝子発現抑制を効率よく行う方法を提供する。本発明のRNA干渉誘導ベクターは、遺伝子の遺伝情報をコードするセンス鎖配列(Target2)と、そのアンチセンス鎖配列(Target2’)とが組み込まれ、逆方向反復塩基配列構造を有するものであって、RNAポリメラーゼIIIのプロモーター配列であるtRNAThr1が逆方向反復塩基配列の上流領域に組み込まれているものである。これによれば、RNA干渉誘導において、遺伝子発現抑制効率をより高くすることができるため、遺伝子の機能解析に有効に利用することができる。 J-Store >> 特許コード P04A004596

ボックスウイルスによる外来遺伝子発現ベクターの改良

2008年11月21日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
発明の名称 ボックスウイルスのA型封入体(ATI)遺伝子5′上流領域の改良及び当該遺伝子3′下流領域による外来遺伝子発現ベクターの改良

出願番号 特願昭63-026523 公開番号 特開平01-202288
特許番号 特許第2679711号
出願日 昭和63年(1988)2月9日
公開日 平成1年(1989)8月15日
発明者 志田 壽利
舟橋 真一
出願人 国立大学法人京都大学

〔産業上の利用分野〕 この発明は、ポックスウイルスのA型封入体遺伝子の5′上流領域に対応する改良されたプロモーター、及び該プロモーターを含有する外来遺伝子発現用ベクターに関するものであり、これらは組換えワクチニアウイルスの製造において有用である。 J-Store >> 特許コード P05A007423

グリシニン、β-コングリシニンおよびプログリシニンの結晶、三次元座標、三次元構造およびそのモデル

2008年11月21日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
【発明の名称】 グリシニン、β-コングリシニンおよびプログリシニンの結晶、三次元座標、三次元構造およびそのモデル、並びにそれらの使用

出願番号 特願2000-405097 公開番号 特開2002-193996
特許番号 特許第3507888号
出願日 平成12年12月21日(2000.12.21)
公開日 平成14年7月10日(2002.7.10)
発明者 内海 成
三上 文三
安達 基泰
丸山 伸之
出願人 国立大学法人京都大学

本発明は、ダイズ蛋白質の主成分であるグリシニン、特にA3B4を具備するグリシニン、β-コングリシニン、特にβサブユニットを具備するβ-コングリシニン、およびプログリシニン、特にA1aB1bを具備するプログリシニンの結晶、並びにこれらの三次元座標、三次元構造およびそのモデルに関し、更に、かかる三次元構造およびモデルの使用に関する。J-Store >> 特許コード P05A007427

酵母の形質転換方法

2008年11月21日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 特願2002-054965 公開番号 特開2003-250542
特許番号 特許第3682530号
出願日 平成14年2月28日(2002.2.28)
公開日 平成15年9月9日(2003.9.9)
発明者 村田 幸作
橋本 渉
河井 重幸
葉山 善幸
福田 泰樹
出願人 国立大学法人京都大学

発明の概要
【課題】 簡便で、時間を要さず、且つ高効率の酵母の形質転換方法を提供すること。
【解決手段】 (1)対数増殖期の酵母細胞を、該酵母細胞に導入する遺伝子およびポリエチレングリコールを含有する溶液中で維持する工程を具備することを特徴とする酵母の形質転換方法、(2)対数増殖期の酵母細胞を、該酵母細胞に導入する遺伝子およびグルタチオンを含有する溶液中で維持する工程を具備することを特徴とする酵母の形質転換方法、並びに(3)対数増殖期の酵母細胞を、該酵母細胞に導入する遺伝子および酵母細胞成分を含有する溶液中で維持する工程を具備することを特徴とする酵母の形質転換方法。 J-Store >> 特許コード P05A007429