バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

糖尿病性虚血性疾患遺伝子治療

2007年08月30日 | からだと遺伝子
国際出願番号 : PCT/JP00/07502 国際出願日 : 2000年10月26日
国際公開番号 : WO01/032220 国際公開日 : 2001年5月10日
出願人 : アンジェス エムジー株式会社 発明者 : 森下 竜一 外1名

発明の名称 : 糖尿病性虚血性疾患遺伝子治療

糖尿病性虚血部位にHGF(肝実質細胞増殖因子)遺伝子を投与することにより、糖尿病により低下した虚血部位の血管新生の促進を図り、虚血性疾患を回復させるという効果を有する。

HGF遺伝子からなる医薬

2007年08月30日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2002-261616 出願日 : 1996年8月22日
公開番号 : 特許公開2003-95988 公開日 : 2003年4月3日
出願人 : アンジェス エムジー株式会社 発明者 : 森下 竜一 外4名

発明の名称 : HGF遺伝子からなる医薬

【課題】 HGF遺伝子からなる医薬を提供することを課題とする。
【解決手段】 本発明は、HGF遺伝子からなる医薬に関する。本発明の医薬は、HGFそのものの投与に比べ治療効果が持続的であり、また局所選択的に作用させることができるため、HGFの副作用を低減することが可能である。

遺伝子導入のためのウイルスエンベロープベクター

2007年08月30日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願2007-19966 出願日 : 2007年1月30日
公開番号 : 特許公開2007-190022 公開日 : 2007年8月2日
出願人 : アンジェスMG株式会社 発明者 : 金田 安史

発明の名称 : 遺伝子導入のためのウイルスエンベロープベクター

【課題】ウイルスエンベロープを使用する、安全、安定、かつ広範囲の生体内組織に遺伝子導入可能な、高遺伝子導入活性を有する遺伝子導入ベクターの提供。
【解決手段】ウイルスエンベロープに対して、凍結融解処理または界面活性剤との混合によって、外来遺伝子を導入し、遺伝子導入ベクターを調製する。この遺伝子導入ベクターを含む遺伝子治療のための薬学的組成物、この遺伝子導入ベクターを含むキット、およびこの遺伝子導入ベクターを用いた遺伝子導入方法。

C型肝炎の病態判別システム

2007年08月30日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 特願2004-342559
公開番号 特開2006-153582
出願日 平成16年11月26日(2004.11.26)
公開日 平成18年6月15日(2006.6.15)
発明者 青木 一真 黒柳 奨 岩田 彰 山内一信
出願人 国立大学法人 名古屋工業大学

発明の概要 【課題】C型肝炎患者の病態を判別するために、従来は医師が血液検査の結果から病態を推定していた。その際、70% 程度の識別精度しかなく実用的ではなかった。一方、肝生検によって診断する場合、検査にかかる手間や危険性が問題となっていた。そこで、血液検査の結果を用いて簡便かつ高精度に肝炎の病態を判別するシステムを発明した。
【解決手段】C型肝炎患者の血液検査データの中から、肝炎の病態を識別するために有効である特徴(検査項目)を特徴選択アルゴリズムSFFS(Sequential Forward Floating Search)により抽出し、それらを用いてパターン認識の中で最も優秀な学習法の一つとされるSVM(Support Vector Machine)により病態を判別する。 上記のシステムにより、94% の精度で病態を判別することに成功した。J-Store >> 特許コード P07A010272

DNA鎖間架橋の測定方法およびDNA鎖間架橋の修復速度の測定方法

2007年08月30日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 特願2005-207121 公開番号 特開2007-020467
出願日 平成17年7月15日(2005.7.15)
公開日 平成19年2月1日(2007.2.1)
発明者 槌田 謙 小松 賢志 出願人 国立大学法人京都大学

発明の概要
【課題】 簡便かつ高感度にDNA鎖間架橋を定量できる方法を提供する。
【解決手段】 標識物質が結合したソラレン誘導体を細胞に導入し、紫外線照射することでDNA鎖間架橋を生じさせ、標識物質の量を指標としてDNA鎖間架橋の量を検出する。DNA鎖間架橋を生じさせた後、経時的にDNA鎖間架橋の量を測定することで細胞のDNA鎖間架橋修復能を調べることができる。 J-Store >> 特許コード P07A010308

標的遺伝子中にミスマッチを有する生物のスクリーニング方法

2007年08月30日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 特願2006-003855 公開番号 特開2007-185116
出願日 平成18年1月11日(2006.1.11)
公開日 平成19年7月26日(2007.7.26)
発明者 真下 知士 柳原 克彦 徳田 智子 芹川 忠夫
出願人 国立大学法人京都大学

発明の概要 【課題】より効率的、且つ低コストに、ランダムミュータジェネシス等により作製された生物個体群の中から、標的遺伝子において変異が導入された個体を選択する方法を提供すること
【解決手段】以下を含む、標的遺伝子中にミスマッチを有する生物を選択するための方法:(A)被検生物からの標的遺伝子を含む核酸(被検核酸)を、i)Mu終末核酸、及びii)ファージMuトランスポゼースと、標的遺伝子がミスマッチを含む場合に、Mu終末核酸が標的遺伝子中のミスマッチの部位付近に転位し得る条件下で接触させ、被検Mu転位産物を得ること、(B)該被検Mu転位産物における、Mu終末核酸の標的遺伝子への転位を検出すること、及び、(C)Mu終末核酸の標的遺伝子中の特定部位への顕著な転位が検出された被検核酸の由来する被検生物を、標的遺伝子中の該部位付近においてミスマッチを有する生物として選択すること。J-Store >> 特許コード P07A010309

血栓検知方法及びこれを利用した血栓観察装置

2007年08月30日 | 医療 医薬 健康
出願番号 特願2005-069531
公開番号 特開2006-247200
出願日 平成17年3月11日(2005.3.11)
公開日 平成18年9月21日(2006.9.21)
発明者 末田 泰二郎 黒崎 達也 出願人 国立大学法人広島大学

発明の概要 【課題】 正確に血栓の発生個所を検知することができ、また、血栓が成長していく過程を視覚的に観察することができる方法及びこれを利用した血栓観察装置を提供する。
【解決手段】 本発明に係る血栓検知方法は、血液循環回路を構成する被試験体の内部に生成される血栓の検知方法であって、抗凝固処理された生血液を生体より取り出す段階と、該生血液から赤血球を除いたその血液を前記血液循環回路に循環させつつ、該血液を所定温度まで冷却する段階と、該冷却された血液の抗凝固作用を中和する段階と、該中和された血液を昇温するとともに被試験体の内部を循環する血液にレーザシート光を照射してそのレーザ散乱光から画像を取得する段階と、を有してなる。J-Store >> 特許コード P07A010310

培養組織試料の評価方法およびそれを用いた培養組織の製造方法

2007年08月30日 | 細胞と再生医療
出願番号 特願2006-195926 出願日 平成18年7月18日
公開番号 特開2007-049990 公開日 平成19年3月1日

発明者 福島 修一郎 安井 武史 荒木 勉
出願人 国立大学法人大阪大学

発明の概要
【課題】評価の対象である培養組織を、非破壊、非接触、非染色的な方法により評価する方法を提供する。
【解決手段】コラーゲンゲル培養により得られる培養組織試料に入射光として超短パルス光を照射し、発生した第2高調波発生光(SHG光)を検出することにより、培養組織試料の成育程度を評価する。前記超短パルス光は、フェムト秒レーザー光であることが好ましい。本発明は、再生医療や組織工学の領域等において、極めて有用な評価方法である。 J-Store >> 特許コード P07A010311

エビの塩辛から古細菌の分離培養に成功

2007年08月30日 | 菌類 細菌
生命研のペ·ジンウ博士ら…食品など多様な分野での活用に期待

韓国の研究チームが高付加価値微生物分野の主要資源である「古細菌(Archaea)」の新種を分離培養するのに成功した。高温、高塩、高酸性などの極限条件で育つ古細菌は生物資源としての産業的応用価値が高い。おはよう大徳 2007-08-30

遺伝子か染色体か 発がんのメカニズム

2007年08月30日 | 創薬 生化学 薬理学
P. デュースバーグ
過去30年間,がんの原因はヒトの特定の遺伝子に起きた突然変異だという説が研究の主流を占めてきた。ヒトのゲノムの中に埋もれ,がんを発生させる可能性をもつ時限爆弾のような遺伝子は「がん原遺伝子」と呼ばれている。がん原遺伝子がひとたび変異すると,本格的にがんを発生させるがん遺伝子になる。しかし,こうした一握りのがん遺伝子だけで正常細胞が悪性化することを多くの研究者が証明しようとしたにもかかわらず,私を含め誰一人として成功していない。日経サイエンス2007年8月号