バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

カフェインと運動に皮膚がん予防効果と マウス実験

2007年08月08日 | 医療 医薬 健康
ワシントン(ロイター) 適度のカフェイン摂取と運動を組み合わせると、紫外線による皮膚細胞の損傷を修復する能力が飛躍的に高まり、皮膚がん予防につながる可能性があることが、米ラトガーズ大でのマウス実験で分かった。ただ、人体にも当てはまるかどうかについては、さらに研究が必要という。
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200708050018.html

韓国・生命研、新たな胃癌バイオマーカーを発見

2007年08月08日 | 創薬 生化学 薬理学
少量の血液を利用、HanRib Lifitech社へ6億ウォンで技術移転
大徳所在の韓国生命工学研究院のイ·ヒグ、パク·ユクピル両博士チームは健康診断時に血液中の蛋白質の一つである「Mac-2BP」の含有量を測定することで胃癌の有無を診断できる技術を開発した。この技術の診断確率は70∼80%。研究チームではこの技術を製品化するためにHanRib Lifitech社(代表理事 ソ·ヒョンヒョ)と8月8日に技術料総額6億ウォンで技術実施契約を締結する。おはよう大徳(韓国)2007-08-07

血一滴で薬との相性判別 世界最小の遺伝子解析機 秋田

2007年08月08日 | 医療 医薬 健康
秋田県は7日、秋田大や企業3社と連携し、世界最小の遺伝子解析装置を開発したと発表した。血液を一滴採取するだけで、体質に適合した骨粗しょう症の治療薬を見つけられる。解析時間は従来の3分の1に短縮され、価格も大幅に抑えられる見込み。3年後の商品化に向けて臨床研究を進め、診療所などへの普及を図る。河北新報 2007-08-07

トロンビンによるプロテインCの活性化を促進する作用を有するペプチドを含有する培養物

2007年08月08日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願平6-119200 出願日 : 1988年1月8日
公開番号 : 特許公開平7-155176 公開日 : 1995年6月20日
出願人 : 旭化成工業株式会社 発明者 : 山本 修司 外1名

発明の名称 : トロンビンによるプロテインCの活性化を促進する作用を有するペプチドを含有する培養物

【構成】特定のアミノ酸配列、またはその相同変異体のアミノ酸配列を含有し、トロンビンによるプロテインCの活性化を促進する作用を有するペプチドまたはその相同変異体をコードする塩基配列を含有するDNAを複製可能な発現ベクターに結合して、該DNAと該複製可能な発現ベクターとを含有する複製可能な組換え体DNAを得、(b)該複製可能な組換え体DNAで微生物または細胞を形質転換させて形質転換体を形成せしめ、(c)該形質転換体を該微生物または細胞の親細胞から選別し、(d)該形質転換体を培養して、該形質転換体に該DNAを発現させて得られる、該ペプチドまたはその相同変異体を含有する微生物または細胞の培養物。
【効果】本培養物は抗血液凝固作用、血小板凝集抑制作用、血栓溶解作用を併有し副作用の少ない循環器系疾患などの治療用薬として極めて有用な該ペプチドの遺伝子工学的製造における中間体として有用である。

オーエスキー病ウイルス感染抗体識別用抗原

2007年08月08日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願平5-309145 出願日 : 1993年12月9日
公開番号 : 特許公開平7-159408 公開日 : 1995年6月23日
出願人 : 株式会社微生物化学研究所 発明者 : 岡田 伸隆 外2名

発明の名称 : オーエスキー病ウイルス感染抗体識別用抗原

【目的】 オーエスキー病ウイルス感染抗体識別用抗原を、gX抗体との反応の特異性が高くELISA法によって信頼性の充分に高い測定ができるものとし、しかも、この識別用抗原は簡便な精製法で製造効率を高めて低コストで提供できるようにする。
【構成】 オーエスキー病ウイルス感染抗体識別用抗原を、ブタヘルペス1ウイルスの膜糖蛋白gXとグルタチオンSトランスフェラーゼとの融合蛋白から構成する。このものは、ブタヘルペス1ウイルスの膜糖蛋白gXとグルタチオンSトランスフェラーゼをコードする遺伝子をプラスミドベクターに組み込んで融合蛋白を発現させ、得られた融合蛋白をグルタチオンカラムクロマトグラフィーにより精製して製造し、この精製された融合蛋白を識別用抗原として、ELISA法に応用しオーエスキー病ウイルス感染抗体を検出する。

シクロマルトデキストリン グルカノトランスフェラーゼ活性を有するポリペプチドをコードするDNA

2007年08月08日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願平6-238623 出願日 : 1984年12月3日
公開番号 : 特許公開平7-163350 公開日 : 1995年6月27日
出願人 : 株式会社林原生物化学研究所 発明者 : 杉本 利行 外2名

発明の名称 : シクロマルトデキストリン グルカノトランスフェラーゼ活性を有するポリペプチドをコードするDNA、およびそのDNAを含んでなる組換えDNA

【目的】 本発明は、シクロマルトデキストリン グルカノトランスフェラーゼ活性を有するポリペプチドをコードするDNA、およびそのDNAを含んでなる組換えDNAを提供するものである。
【構成】 微生物由来のシクロマルトデキストリン グルカノトランスフェラーゼ活性を有するポリペプチドのアミノ酸配列、およびそのポリペプチドをコードするDNAを解明したことを要旨とするものである。当該DNAを遺伝子組換え技術により適宜宿主に導入すれば、当該宿主からシクロマルトデキストリン グルカノトランスフェラーゼ活性を有するポリペプチドを安定供給することが可能となった。

土壌粒子、土壌有機物などへ回収DNAを吸着させず、優れた回収率でDNAを回収する方法

2007年08月08日 | 環境 自然  生態
出願番号 : 特許出願平5-312018 出願日 : 1993年12月13日
公開番号 : 特許公開平7-163353 公開日 : 1995年6月27日
出願人 : キヤノン株式会社 発明者 : 矢野 哲哉 外1名

発明の名称 : DNAの回収方法

【目的】 土壌粒子、土壌有機物などへ回収DNAを吸着させず、優れた回収率でDNAを回収する方法を提供する。
【構成】 土壌中の微生物由来のDNAを回収する方法であって、土壌、及び該微生物を含む溶液にアニオン性物質を加えることを特徴とするDNAの回収方法。

出願番号 : 特許出願平5-312017 出願日 : 1993年12月13日
公開番号 : 特許公開平7-163352 公開日 : 1995年6月27日
出願人 : キヤノン株式会社 発明者 : 矢野 哲哉 外1名

発明の名称 : DNAの精製方法

【目的】 土壌より回収した微生物由来のDNAを簡便かつ迅速で汎用性があり、さらに、良好な回収率で純度良く精製する方法を提供すること。
【構成】 土壌中の微生物より回収したDNAを精製する方法であって、少なくとも以下の2工程を有することを特徴とするDNAの精製方法。
(1)前記土壌中の微生物より回収したDNAを含む溶液に分解酵素を加え、前記DNAとともに土壌中より回収され、前記溶液に含まれている腐植を酵素処理する工程、(2)前記酵素処理した溶液を液体クロマトグラフィーに通し、前記DNAを前記腐植と分離し、回収する工程、

発光遺伝子を利用した変異原検出法

2007年08月08日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願平6-229659 出願日 : 1994年9月26日
公開番号 : 特許公開平7-163359 公開日 : 1995年6月27日
出願人 : 株式会社豊田中央研究所 発明者 : 今枝 孝夫 外1名

発明の名称 : 発光遺伝子を利用した変異原検出法

【目的】 迅速、且つ高感度で変異原性物質を検出・測定できる方法を提供する。
【構成】 DNA損傷時に発現されるSOS遺伝子と該遺伝子の下流に配置されたルシフェラーゼ活性を発現する遺伝子とを含んで成る組換え遺伝子を含んで成る発光ベクターにより形質転換された宿主微生物を、被験試料を含有する培地中で培養し、次に前記ルシフェラーゼ活性を発現する遺伝子の発現による発光を測定することを特徴とする、被験試料中の変異原性物質の存在の決定又は存在量の測定を行うための方法。
【効果】 従来法に比べて約100倍の検出感度が得られる。

組換え型の大腸菌を用いて効率よく所望の物質を製造する方法

2007年08月08日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平6-229728 出願日 : 1994年9月26日
公開番号 : 特許公開平7-163360 公開日 : 1995年6月27日
出願人 : 協和醗酵工業株式会社 発明者 : 小田 秀樹 外2名

発明の名称 : 物質の製造法

【目的】 組換え型の大腸菌を用いて効率よく所望の物質を製造する方法を提供する。
【構成】 所望の物質を生成しえる微生物を培地に培養し、培養物中に所望の物質を生成蓄積させ、該培養物から該物質を採取することを特徴とする物質の製造法において、微生物として、エッシェリヒア属に属し、酢酸に対する耐性を有する微生物を所望の物質の生産に関与する遺伝子を保有する組換え体プラスミドで形質転換して得られる形質転換株を用いる。

エステラーゼ遺伝子

2007年08月08日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願平5-315497 出願日 : 1993年12月15日
公開番号 : 特許公開平7-163364 公開日 : 1995年6月27日
出願人 : 住友化学工業株式会社 発明者 : 松木 泰 外2名

発明の名称 : エステラーゼ遺伝子

【構成】 配列番号1で示されるアミノ酸のうち、少なくとも1番目から362番目で示されるアミノ酸配列をコードするエステラーゼ遺伝子、該遺伝子を含有する組換えプラスミド、該プラスミドを含有する微生物および該微生物によってエステラーゼを生産させるエステラーゼの製造方法。
【効果】 本発明遺伝子を含有するDNA断片をベクターDNAに組み込んだプラスミドを構築し、微生物に導入することにより、形質転換体微生物におけるエステラーゼの生産性を飛躍的に増大することに成功し、エステラーゼを効率よく製造することができるようになった。