バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

安全性が高くかつ効率良く動植物細胞に突然変異体を誘発する方法

2007年08月17日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願平6-44512     出願日 : 1994年3月16日
公開番号 : 特許公開平7-250680  公開日 : 1995年10月3日
出願人 : キヤノン株式会社 発明者 : 矢野 哲哉 外3名
発明の名称 : 突然変異の誘発方法
【請求項1】 微生物、動物または植物の細胞に、光照射下に下記一般式[I]
【化1】
 

で表される化合物を有効成分として含む水性媒体を接触させて突然変異を誘発する方法。(ただし上記一般式[I]において、【化2】
 

は、複素環を示し、XはO、S、SeまたはTeであり、R1及びR2はそれぞれ独立して水素原子、ハロゲン原子、スルホネート基、アミノ基、スチリル基、ニトロ基、ヒドロキシル基、カルボキシル基、シアノ基、置換もしくは未置換低級アルキル基、置換もしくは未置換アリール基、置換もしくは未置換低級アルアルキル基または置換もしくは未置換シクロアルキル基を示し、R3は、-Aまたは-L-Aであり、Lは、-L1-、-L2-L3-または-L4-L5-L6-であり、L1~L6はそれぞれ独立して、-(CH=CH)-、置換もしくは未置換アリール基から誘導される2価の基、置換もしくは未置換低級アルキレン基または-CH=R4-(R4はオキソ基を有する環構造を示す)を表わし、Aは、置換もしくは未置換アリール基、-CH=R5(R5は、置換もしくは未置換複素環、置換もしくは未置換シクロアルキル基または置換もしくは未置換芳香環を示す)を表わし、Xを含むピリリウム環もしくはその類似環のR1、R2、R3が結合していない炭素原子に結合している水素原子は、ハロゲン原子、スルホネート基、アミノ基、スチリル基、ニトロ基、ヒドロキシル基、カルボキシル基、シアノ基、置換もしくは未置換低級アルキル基、置換もしくは未置換アリール基または置換もしくは未置換低級アルアルキル基で置換されていても良く、Y-はアニオンを示す。)


線虫の多量取得方法

2007年08月17日 | 環境 自然  生態
出願番号 : 特許出願平6-77788 出願日 : 1994年3月25日
公開番号 : 特許公開平7-255322 公開日 : 1995年10月9日
出願人 : 株式会社ネマテック 発明者 : 川田 弘志 外3名

発明の名称 : 線虫の多量取得方法

【目的】 作物に寄生するネコブ線虫の防除技術の検討に関する材料の提供、もしくはネコブ線虫に寄生する生物を生産する原料としての線虫を供給する。
【構成】 卵のう内に生存する未成熟線虫を他の微生物の攻撃より防ぐため、一定の水分に保ち成熟させる方法、及び殺菌剤に接触後、前記方法を使うことによって安定して線虫を獲得する方法。

培養装置

2007年08月17日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願平6-53929 出願日 : 1994年3月24日
公開番号 : 特許公開平7-255459 公開日 : 1995年10月9日
出願人 : 農林水産省農業研究センター所長 発明者 : 堀金 彰 外1名

発明の名称 : 培養装置

【目的】 微生物試料から微生物の生体のみを選別して培養し、さらに体長、体幅等の外形寸法に応じて微生物生体を分別して培養し、それぞれの生体反応によるデータを得ることが可能な培養装置を提供する。
【構成】 培養室2の周囲に保温用のジャケット5を形成し、培養室2内を混合培養部11と選別培養部12に、不織布13aを含むフィルター13で区画し、さらに選別培養部12を目開きの異なるスクリーン16a、16b…で複数の分別培養部17a、17b…に区画する。混合培養部に微生物試料および培地を導入して培養すると、微生物の生体のみがフィルター13を通過して選別培養部12に選別され、さらに外形寸法に応じてスクリーン16a、16b…を通過し、分別培養部17a、17b…に分別される。

糖鎖合成酵素の製造方法

2007年08月17日 | ファインケミカル 中間体
出願番号 : 特許出願平6-57369 出願日 : 1994年3月28日
公開番号 : 特許公開平7-255472 公開日 : 1995年10月9日
出願人 : 理化学研究所 発明者 : 辻 崇一 外5名

発明の名称 : 糖鎖合成酵素の製造方法

【構成】 シアル酸転移酵素の製造方法であって、以下の工程:(a) シアル酸転移酵素を微生物中で発現させる工程;(b) 菌体内に蓄積するシアル酸転移酵素を含む蛋白凝集物または沈殿物から該酵素を 5-9 Mの尿素により抽出する工程;(c) 工程(b) で得られた抽出物を脱変性用組成物で希釈して例えば 1~4 M の尿素を含む 1次希釈物を得る工程;(d) 工程(c) で得られた 1次希釈物をさらに脱変性用組成物で希釈して例えば 0.5~2 M の尿素を含む 2次希釈物を得る工程;および(e) 工程(d) で得られた 2次希釈物から好ましくは 2価のカチオンの存在下で透析により尿素を除去して脱変性シアル酸転移酵素を得る工程を含む方法。
【効果】 シアル酸転移酵素を微生物中で大量に発現させた場合にも、菌体内の凝集物あるいは沈殿物から高度に活性の回復した酵素を大量に回収することができるので有用である。


新規微生物及び植物組織の崩壊方法

2007年08月17日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願平6-57720 出願日 : 1994年3月28日
公開番号 : 特許公開平7-255474 公開日 : 1995年10月9日
出願人 : 味の素株式会社 発明者 : 河原 秀久 外3名

発明の名称 : 新規微生物及び植物組織の崩壊方法

【目的】 植物組織を効率よく崩壊できる酵素群を産生する微生物を取得し、かかる酵素群を用いて植物組織を崩壊する方法を提供する【構成】 エンテロバクター sp.BCRD-1(FERM P-14230)などのエンテロバクター属に属する微生物を培養して得られる培養物またはこの培養物から調製される植物組織崩壊酵素の粗酵素もしくは精製酵素と、穀類、果実、根菜類、豆類またはこれらの植物を原料として製造された食品もしくは食品原料などの植物組織含有物とを接触させることにより、植物組織を崩壊させる。

新規な紅藻粘質多糖分解酵素

2007年08月17日 | 加齢 老化制御
出願番号 : 特許出願平6-57469 出願日 : 1994年3月28日
公開番号 : 特許公開平7-255475 公開日 : 1995年10月9日
出願人 : フードデザイン技術研究組合 発明者 : 野村 和代 外6名

発明の名称 : 新規な紅藻粘質多糖分解酵素及びその製造法並びにそのための新規な微生物

【目的】 耐熱性に優れた紅藻粘質多糖分解酵素及びそれを製造する方法、更には、そのような分解酵素を有利に生産し得る新規な微生物を提供すること。
【構成】 紅藻粘質多糖をエンド型に加水分解し、重合度4を主体とするオリゴ糖を生成する反応を触媒する紅藻粘質多糖分解酵素であって、オゴノリ熱水抽出物を基質としたときの至適温度は55℃であり、pH7.5、10分間、基質非存在の条件下では、50℃で安定、95℃で約72.5%の活性が残存している等の理化学的性質を有している。かかる分解酵素は、土壌由来の微生物を培養し、その培養物から採取することにより、得ることが出来る。この分解酵素を生産する微生物としては、FERM P-13767として寄託されたシュードモナス・エスピー・O-148( Pseudomonas sp. O-148)が用いられる。

耐熱性クレアチナーゼの製造法

2007年08月17日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願平6-49465 出願日 : 1994年3月18日
公開番号 : 特許公開平7-255485 公開日 : 1995年10月9日
出願人 : キッコーマン株式会社 発明者 : 小山 泰二 外1名

発明の名称 : 耐熱性クレアチナーゼ、耐熱性クレアチナーゼ遺伝子、新規な組み換え体 DNA 及び耐熱性クレアチナーゼの製造法

【構成】 野性型クレアチナーゼのアミノ酸配列において、166位、277位及び328位のアミノ酸の少なくとも1個以上が疎水性アミノ酸に置換されている耐熱性クレアチナーゼ、当該耐熱性クレアチナーゼをコードする遺伝子、当該耐熱性クレアチナーゼをコードする遺伝子をベクターDNAに組み込んだ組み換え体DNA及び当該組み換え体DNAを含む微生物を用いた耐熱性クレアチナーゼの製造方法。
【効果】 本発明の新規な耐熱性クレアチナーゼは診断の分野で有用であり、かつ本発明の方法により耐熱性クレアチナーゼが効率的に得ることが可能であり、産業上極めて有用である。

クラミジア・トラコマチス血清型の鑑別法

2007年08月17日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願平6-49116 出願日 : 1994年3月18日
公開番号 : 特許公開平7-255499 公開日 : 1995年10月9日
出願人 : 扶桑薬品工業株式会社 発明者 : 荒木 昌宏 外3名

発明の名称 : クラミジア・トラコマチス血清型の鑑別法

【目的】 クラミジア・トラコマチスを検出しその微生物の血清型を鑑別すること。
【構成】 クラミジア・トラコマチスの主要外膜蛋白をコードしている遺伝子の一部である配列をプライマーとしてPCR反応を行ない、反応液から上記遺伝子に由来する増幅生産物を検索し、制限酵素により消化して生成物の比較により血清型を鑑別する。

糖類誘導体を有効成分とする植物病害防除剤

2007年08月17日 | 植物&農業
出願番号 : 特許出願平6-52320 出願日 : 1994年3月23日
公開番号 : 特許公開平7-258007 公開日 : 1995年10月9日
出願人 : 新日本製鐵株式会社 発明者 : 加藤 敏朗 外1名

発明の名称 : 糖類誘導体を有効成分とする植物病害防除剤

構成】 置換又は非置換のアミノ基、アシル基及びリン酸基からなる群から選ばれる1つ以上を有する単糖又はオリゴ糖を有効成分として含有する植物病害防除剤。
【効果】 植物病原菌の感染作用を阻害することによって植物病害の発生を防除する作用を有する。有効成分として用いる化合物は、動植物、微生物の複合糖質、糖蛋白質、糖脂質等の構成成分として広く自然界に存在する糖誘導体であり、環境中での生分解性の点は問題とならず、散布時の農薬中毒や環境中での残留農薬等の従来の問題点を克服している。

非A非B型肝炎ウイルス粒子

2007年08月17日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願平3-180260 出願日 : 1991年6月25日
公開番号 : 特許公開平7-258290 公開日 : 1995年10月9日
出願人 : 財団法人阪大微生物病研究会 発明者 : 岡山 博人 外4名

発明の名称 : 非A非B型肝炎ウイルス粒子

【目的】 単離された非A非B型肝炎ウイルス(NANBV)粒子の提供とその製造。
【構成】 C抗原、M抗原およびE抗原から選ばれる少くも1つの抗原からなるNANBV粒子、並びに遺伝子工学の手法による該粒子の効率的製造が開示され、これにより高度の免疫原性を発揮する非A非B型肝炎ワクチンの実用化、高い抗体陽性率と検出精度を有する診断剤の提供、ならびに肝疾患や肝癌の研究材料として有用な非A非B型肝炎ウイルス粒子とその遺伝子の提供が可能となる。