バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

C型肝炎の病態判別システム

2007年08月30日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 特願2004-342559
公開番号 特開2006-153582
出願日 平成16年11月26日(2004.11.26)
公開日 平成18年6月15日(2006.6.15)
発明者 青木 一真 黒柳 奨 岩田 彰 山内一信
出願人 国立大学法人 名古屋工業大学

発明の概要 【課題】C型肝炎患者の病態を判別するために、従来は医師が血液検査の結果から病態を推定していた。その際、70% 程度の識別精度しかなく実用的ではなかった。一方、肝生検によって診断する場合、検査にかかる手間や危険性が問題となっていた。そこで、血液検査の結果を用いて簡便かつ高精度に肝炎の病態を判別するシステムを発明した。
【解決手段】C型肝炎患者の血液検査データの中から、肝炎の病態を識別するために有効である特徴(検査項目)を特徴選択アルゴリズムSFFS(Sequential Forward Floating Search)により抽出し、それらを用いてパターン認識の中で最も優秀な学習法の一つとされるSVM(Support Vector Machine)により病態を判別する。 上記のシステムにより、94% の精度で病態を判別することに成功した。J-Store >> 特許コード P07A010272

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。