バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

発癌防止剤 2-O-オクタデシルアスコルビン酸

2006年10月25日 | 創薬 生化学 薬理学
【化1】(但し、式中Rは高級アルキルオキシ基である)

出願番号 : 特許出願平3-255706 出願日 : 1991年9月6日
公開番号 : 特許公開平5-58892 公開日 : 1993年3月9日
出願人 : 藤本 二郎 発明者 : 藤本 二郎

発明の名称 : 発癌防止剤

【構成】上記構造式で表わされる化合物、医薬として許容されるその塩及び生体内において上記化合物生成する薬物から選ばれる少なくとも1種、及び必要に応じて発癌性を有する物質を含有する発癌防止剤。
【効果】 自然に発生する悪性腫瘍の防止及び抗癌剤等の使用による発癌性の低減が可能な、低毒性・安定で使い易い発癌防止剤を提供することができる様になった。

環状DNAの増幅方法

2006年10月25日 | からだと遺伝子
出願番号 特願2004-045862   公開番号 特開2005-229950
公開日 平成17年9月2日(2005.9.2)
発明者 藤井 亮太 北岡 本光 林 清 (独立行政法人食品総合研究所)

【課題】 環状DNAの増幅及び環状DNAへのランダム変異を導入を簡便かつ迅速に行う方法の提供。
【解決手段】 以下の工程を含むことを特徴とする、環状DNAの増幅方法: (a)環状DNAを鋳型としてローリングサークル型増幅法によりDNAを増幅し、直鎖状DNAからなる増幅産物を得る工程 (b)得られた増幅産物を用いて原核宿主細胞を形質転換し、該細胞内で環状DNAを再構築させる工程、ならびに 以下の工程を含むことを特徴とする、環状DNAへのランダム変異導入方法: (c)環状DNAを鋳型とし、複製の忠実度を低下させる条件下でローリングサークル型増幅法によりDNAを増幅し、直鎖状DNAからなる増幅産物を得る工程 (d)得られた増幅産物を用いて宿主細胞を形質転換し、該細胞内で環状DNAを再構築させる工程
詳細内容(ライセンス可能)>> J-Store 特許コード P06A008362

DNAへのランダム変異導入方法

2006年10月25日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願2005-88811 出願日 : 2005年3月25日
公開番号 : 特許公開2006-262838 公開日 : 2006年10月5日
出願人 : 独立行政法人食品総合研究所 発明者 : 藤井 亮太 外2名

発明の名称 : DNAへのランダム変異導入方法

【課題】 複数塩基単位の置換、挿入、欠失といった変異をDNAに簡便に導入する新たな手法を提供すること。
【解決手段】 以下の工程を含むDNAへのランダム変異導入方法。
(a) 変異導入の対象とするDNA鎖をランダムな部位で切断し、DNA断片を得る工程
(b) 得られたDNA断片の3'末端に複数個の塩基を付加する工程
(c) 塩基を付加した3'末端から、外来の鋳型DNA鎖の存在下または非存在下において、DNAポリメラーゼによりDNA鎖を伸長させる工程

発ガン物質スクリーニングのためのDNAプローブを含むプローブ・プレート、その製造方法

2006年10月25日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2005-99843 出願日 : 2005年3月30日
公開番号 : 特許公開2006-275981 公開日 : 2006年10月12日
出願人 : タマティーエルオー株式会社 外1名 発明者 : 降旗 千恵 外4名

発明の名称 : 発ガン物質スクリーニングのためのDNAプローブを含むプローブ・プレート、その製造方法および該プローブ・プレートを用いるcDNAのスクリーニング方法

【課題】 発がん物質スクリーニングのためのDNAプローブを含むプローブ・プレート、その製造方法および該プローブ・プレートを用いるcDNAのスクリーニング方法を提供する。
【解決手段】 本発明のDNAプローブ・プレート10は、基板12と、該基板上に付着したオリゴヌクレオチドを含むスポット14とを有するプローブ・プレートであって、オリゴヌクレオチドは、5′末端および3′末端が、G(グアニン)、C(シトシン)、または5′末端および3′末端を含む2個の塩基配列がGG、GC、CG、CCの塩基構造である。また、本発明は、DNAプローブ・プレートの製造方法および該プローブ・プレートを用いるcDNAのスクリーニング方法を提供する。

DNA結合性物質の同定方法及び検査対象物質のDNA結合能検定方法

2006年10月25日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2005-107377 出願日 : 2005年4月4日
公開番号 : 特許公開2006-284478 公開日 : 2006年10月19日
出願人 : 日立ソフトウエアエンジニアリング株式会社 発明者 : 中尾 素直

発明の名称 : DNA結合性物質の同定方法及び検査対象物質のDNA結合能検定方法

【課題】新規なDNA結合性物質を迅速に同定し、また、公知のDNA結合性物質におけるDNA結合能を迅速に評価する方法を提供する。
【解決手段】ゲノム配列を断片化したDNA断片を基板上に固定してなるビーズに、プローブをハイブリダイズさせる工程と、検査対象物質を含む溶液を上記ビーズに接触させる工程と、上記ビーズを洗浄する工程と、上記DNA断片と上記プローブとハイブリダイズした領域に上記検査対照物質が結合してなるビーズを、上記検査対象物質が結合してないビーズとを分離する工程とを含むDNA結合物質の同定方法。

がんを温め死滅狙う

2006年10月25日 | 医療 医薬 健康
薬剤や放射線療法を増強
相乗効果で縮小、消失
がんを40℃程度に温め細胞の死滅を狙う温熱療法(ハイパーサーミア)と、抗がん剤投与や放射線照射を併用し、効果を高める治療法の有用性が報告されている。がん細胞が熱に弱い性質を利用したもので、がんの縮小や消失が期待できるという。共同通信>>最新医療情報

「植物性乳酸菌」を科学する

2006年10月25日 | 菌類 細菌
東京農業大学でシンポジウム開催

【ライブドア・ニュース 10月24日】- 日本の伝統食には、植物性乳酸菌がいっぱい――。植物性乳酸菌が持つ機能や健康について考えるシンポジウム(東京農業大学総合研究所「食育研究部会」主催)が24日、東京都世田谷区の東京農業大学百周年記念講堂で開かれ、専門家らが植物性乳酸菌のよさをアピールした。LiveDoor News 2006-10-24
◇日本食は乳酸菌の宝庫
  http://kk.kyodo.co.jp/iryo/news/0427hakkoushokuhin.html

α-イソマルトシル転移酵素とその製造方法並びに用途

2006年10月25日 | 菌類 細菌
国際出願番号 : PCT/JP01/04276 国際出願日 : 2001年5月22日
国際公開番号 : WO01/090338 国際公開日 : 2001年11月29日
出願人 : 株式会社林原生物化学研究所 発明者 : 久保田 倫夫 外4名

発明の名称 : α-イソマルトシル転移酵素とその製造方法並びに用途

本発明は、非還元末端の結合様式としてα-1,6グルコシル結合を有し、この非還元末端以外の結合様式としてα-1,4グルコシル結合を有するグルコース重合度が3以上の糖質から、α-イソマルトシル転移を含む反応によって、サイクロ{→6)-α-D-グルコピラノシル-(1→3)-α-D-グルコピラノシル-(1→6)-α-D-グルコピラノシル-(1→3)-α-D-グルコピラノシル-(1→}の構造を有する環状四糖を生成するα-イソマルトシル転移酵素を提供すると共に、当該酵素を産生する微生物、当該酵素の製造方法、当該酵素を用いて得られる環状四糖又はこれを含む糖質、及びそれらの用途を確立したものである。


新規エロンガーゼ遺伝子および高度不飽和脂肪酸の生産方法

2006年10月25日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2001-558464 出願日 : 2001年2月8日
公表番号 : 特許公表2003-523746 公表日 : 2003年8月12日
出願人 : ビーエーエスエフ アクチェンゲゼルシャフト 発明者 : ハインツ,エルンスト 外4名

発明の名称 : 新規エロンガーゼ遺伝子および高度不飽和脂肪酸の生産方法

本発明は、配列番号1、配列番号3、配列番号5もしくは配列番号7に示した配列を有する新規エロンガーゼ遺伝子、またはその相同体、誘導体もしくは類似体に関する。本発明はまた、上記遺伝子、またはその相同体、誘導体もしくは類似体を含有する遺伝子構築物、ならびにその使用に関する。本発明はさらに、配列番号1、配列番号3、配列番号5もしくは配列番号7に示した配列を有するエロンガーゼ遺伝子、またはその相同体、誘導体もしくは類似体を含有するベクターまたはトランスジェニック生物に関する。本発明は、上記エロンガーゼ配列を単独でまたは別のエロンガーゼおよび/または別の脂肪酸生合成遺伝子と組み合わせて使用することに関する。本発明は、配列番号1に示した配列を有する新規エロンガーゼ遺伝子、またはその相同体、誘導体もしくは類似体に関する。さらに、本発明は、高度不飽和脂肪酸の生産方法、ならびに、大量の油(特に、高含量の不飽和脂肪酸を含む油)を産生する生物にDNAを導入する方法に関する。加えて、本発明は、少なくとも2個の二重結合がある高度不飽和脂肪酸を高含量で含む油および/または脂肪酸調製物、および/または、少なくとも2個の二重結合がある高度不飽和脂肪酸を高含量で含むトリアシルグリセロール調製物に関する。

薬剤をデリバリーするためにカリウムチャンネルアゴニストを使用する方法

2006年10月25日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2001-554753 出願日 : 2001年1月26日
公表番号 : 特許公表2003-523965 公表日 : 2003年8月12日
出願人 : シーダース シナイ メディカル センター 発明者 : ブラック キース エル 外1名

発明の名称 : 異常な脳領域および/または悪性腫瘍に薬剤をデリバリーするためにカリウムチャンネルアゴニストを使用する方法

ヒトを含む哺乳動物患者異常な脳領域および/または悪性腫瘍へ薬剤を選択的にデリバリーする方法が開示される。薬剤は、直接的カリウムチャンネルアゴニスト、または可溶性グアニリルシクラーゼ活性化因子(例えば一酸化窒素または一酸化窒素ドナー)若しくはサイクリックGMP-依存性タンパク質キナーゼの活性化因子のような間接的カリウムチャンネル活性化因子のような(ブラジキニンまたはブラジキニン類似物以外の)カルシウム-またはATP-依存性カリウムチャンネル[KCa または KATP]活性化因子と同時にまたは実質的に同時に投与され、それにより前記薬剤は正常組織に比較して前記の異常な脳領域および/または腫瘍の細胞へ選択的にデリバリーされる。従って、ヒト患者における悪性腫瘍を治療する方法も開示に含まれる。また、カリウムチャンネル活性化因子を薬剤と合わせた医薬組成物および異常な脳領域および/または悪性腫瘍への薬剤デリバリーを増強するためのキットも開示される。