バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

酵素もしくは微生物を使用する安価なペプチドの製造方法

2006年10月15日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
国際出願番号 : PCT/JP2003/009468国際出願日 : 2003年7月25日
国際公開番号 : WO2004/011653国際公開日 : 2004年2月5日
出願人 : 味の素株式会社   発明者 : 原 誠一 外4名

発明の名称 : 新規ペプチド生成酵素遺伝子

本発明は、複雑な合成方法を経ることなく、簡便かつ高収率で安価にペプチドを製造できる新規酵素に関する。より詳細には、カルボキシ成分とアミン成分とからのペプチド合成反応を触媒する新規酵素、この酵素を生産する微生物、およびこの酵素もしくは微生物を使用する安価なペプチドの製造方法を提供することである。新たに見出したエンペドバクター属に属する細菌からペプチドを効率良く合成する新規酵素を見出し、安価かつ簡便にペプチドを製造する方法を見出した。
【関連技術資料】バイオ塾情報創庫DB 2006-10-15

ファイザー、英パウダーメッド買収で合意~DNAベースのワクチン技術獲得

2006年10月15日 | 医療 医薬 健康
レッドヘリングによると、パウダーメッドの技術は、DNAを塗布した微小な黄金粒子を、高圧ヘリウムガスを使って体内に注入するもの。粒子が細胞を活性化し、細胞が免疫反応を引き起こす。ファイザーによると、従来の卵由来の注射型ワクチンに比べ、ワクチン効能の向上や需要に応じた迅速な製造が可能になるという。U.S.FrontLine 2006年10月12日

バイオ塾情報創庫DB 2006-10-15

2006年10月15日 | 医薬工学 製剤 DDS
◇肥満および糖尿病の予防・治療用微生物
  http://blog.drecom.jp/bio21st/archive/54
◇機能性のある醤油・味噌
  バイオ塾情報創庫2006-10-04
◇脳再生関与の遺伝子確認
  中日新聞(石川)2006-10-15
◇高濃度オメガ三系高度不飽和脂肪酸を含有する微生物を生育する方法  
  http://blog.drecom.jp/bio21st/archive/53
◇微生物計測方法
  バイオ塾情報創庫DB 2006-10-15 
◇光合成微生物の培養方法と培養装置
  http://plaza.rakuten.co.jp/bio21/diary/200610150007/
◇新規なラビリンチュラ科微生物及びそれを用いた4,7,10,13,16‐ドコサペンタエン酸の製造方法
  http://plaza.rakuten.co.jp/bio21/diary/200610150006/
◇斗山(韓国)製焼酎「鏡月」
  バイオ塾情報創庫DB 2006-10-15 
◇グルタミン酸脱水素酵素、グルタミン酸脱水素酵素をコードするDNA、グルタミン酸脱水素酵素が発現可能な形態で導入された微生物
   http://plaza.rakuten.co.jp/bio21/diary/200610150005/
◇微生物または微生物遺伝子を取得する方法
  http://plaza.rakuten.co.jp/bio21/diary/200610150004/
◇発酵法によるアミノ酸など目的物質の製造法
  http://plaza.rakuten.co.jp/bio21/diary/200610150003/
◇微生物分析装置及び微生物分析方法
  http://plaza.rakuten.co.jp/bio21/diary/200610150002/
◇アグルコンイソフラボン濃縮植物タンパク質乳漿、乳漿タンパク質、及びその製造方法
  http://plaza.rakuten.co.jp/bio21/diary/200610150001/
◇病む土壌を蘇らす善玉菌・ステビア入り有機ペレットの製法
  http://blog.livedoor.jp/riibs/archives/50112121.html
◇土壌に含まれる微生物のDNA抽出方法およびそのDNA分析方法
  http://blog.livedoor.jp/riibs/archives/50112098.html
◇ジェトロ、農水省 輸出振興に一役 「日本産」人気一層拡大へ
  http://blog.livedoor.jp/riibs/archives/50111985.html

コエンザイムQ10の製造法

2006年10月15日 | 菌類 細菌
国際出願番号 : PCT/JP2001/010119 国際出願日 : 2001年11月20日
国際公開番号 : WO2002/040682 国際公開日 : 2002年5月23日
出願人 : 鐘淵化学工業株式会社  発明者 : 松田 英幸 外3名

発明の名称 : コエンザイムQ10の製造法

本発明は、Rodotorula属に属する真菌類由来のコエンザイムQ10の側鎖合成遺伝子を利用することにより、微生物によってコエンザイムQ10を効率よく生産する方法を提供する。
配列番号1、3又は5に記載のDNA配列、又は、この配列において1若しくは数個の塩基が欠失、追加、挿入及び/又は置換されたDNA配列を有し、かつデカプレニル2燐酸合成酵素活性を有するタンパク質をコードするDNAである。

アルツハイマー痴呆および認識機能低下を治療および予防するためのイソフラボノイド

2006年10月15日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願番号 : 特許出願平10-526746 出願日 : 1997年11月26日
公表番号 : 特許公表2001-511117 公表日 : 2001年8月7日
出願人 : ゴーバック シャーウッド エル. 発明者 : ゴーバック シャーウッド エル.

発明の名称 : アルツハイマー痴呆および認識機能低下を治療および予防するためのイソフラボノイド

ヒト患者において、アルツハイマー型痴呆、または加齢による認識機能喪失を治療または予防する方法であって、ゲニステイン(genistein)、ダイゼイン(daidzein)、ビオカニンA(biochanin A)、ホルムオノネチン(formononetin)、0-デスメチルアンゴレンシン(0-desmethylangolensin)、グリシチン(glycitin)、およびエコール(equol)からなる群より選択される単離イソフラボノイドを、患者に、該患者の血流中の一過的なイソフラボノイド濃度が、少なくとも100ナノモル(nanomoles)/Lになるのに十分な量投与することを含む方法について開示する。

ダイゼイン資化によるエコール生成能を改善するための腸内細菌およびその利用

2006年10月15日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2005-376653 出願日 : 2005年12月27日
公開番号 : 特許公開2006-204296 公開日 : 2006年8月10日
出願人 : 独立行政法人食品総合研究所 発明者 : 田村 基

発明の名称 : ダイゼイン資化によるエコール生成能を改善するための腸内細菌およびその利用

【課題】本発明は、腸内でダイゼインを資化してエコールを生産するもしくは腸内細菌叢全体のエコール生産を向上させる能力を有する腸内細菌を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、ダイゼインを資化してエコールを生産する能力を有する、ヒトの腸内細菌(特に、Slackia属菌TM-30)および、腸内細菌叢全体のダイゼインを資化してエコールを生産をする能力を効果的に向上させる能力有する腸内細菌(Bifidobacterium adolescentis、Bifidobacterium breve)およびそれらの利用方法を提供する。エコール生産能を向上させるための方法であって、本発明の腸内細菌または組成物を、処置が必要とされる被験体に投与する工程を包含する方法もまた提供される。


大豆イソフラボンよりもその代謝物であるエクオールのほうが有効!?

2006年10月15日 | 創薬 生化学 薬理学
大豆中に含まれるイソフラボン(大豆イソフラボン)が、乳癌、前立腺癌などに対して予防効果(抗エストロゲン効果)を有すること、および更年期障害、閉経後の骨粗鬆症・高脂血症・高血圧などに対して改善効果(エストロゲン様効果)を有することは、主として欧米において、既に報告されてきている(H.Adlercreutz,et al.,(1992)Lancet,339,1233;H.Adlercreutz,et al.,(1992)Lancet,342,1209-1210;D.D.Baird,et al.,(1995)J.Clin.Endocrinol.Metab.,80,1685-1690;A.L.Murkies,et al.,(1995)Maturitas.,21,198-195;D.Agnusdei,et al.,(1995)Bone and Mineral.,19(Supple),S43-S48等参照)。
最近になって、大豆イソフラボンの臨床効果が疑問視され、該大豆イソフラボンに代って、大豆イソフラボンの活性代謝物であるエクオールが、臨床応用における有効性の鍵を握ると報告されている。即ち、乳癌、前立腺癌、更年期障害および閉経後の骨粗鬆症に対して、大豆イソフラボンよりもその代謝物であるエクオールのほうが有効である旨の報告が種々見出される(D.Ingram,et al.,(1997)Lancet,350,990-994;A.M.Duncan,et al.,(2000)Cancer Epidemiology,Biomarkers & Prevention,9,581-586;C.Atkinson,et al.,(2002)J.Nutr.,32(3)595S;H.Akaza,et al.,(2002)Jpn.J,Clin.Oncol.,32(8),296-300;S.Uchiyama,.et al.,(2001)Ann.Nutr.Metab.,45,113(abs)等参照)。
>>再公表特許(A1)【国際公開番号】 WO2005/000042

エクオール産生乳酸菌含有組成物

2006年10月15日 | 菌類 細菌
国際出願番号 : PCT/JP2004/009484 国際出願日 : 2004年6月29日
国際公開番号 : WO2005/000042 国際公開日 : 2005年1月6日
出願人 : 000206956 発明者 : 内山 成人 外2名

発明の名称 : エクオール産生乳酸菌含有組成物

本発明は、ダイゼイン配糖体、ダイゼインおよびジヒドロダイゼインからなる群から選ばれる少なくとも1種のダイゼイン類を資化してエクオールを産生する能力を有する、ラクトコッカス属に属する乳酸菌を含有することを特徴とするエクオール産生乳酸菌含有組成物、並びに、ダイゼイン類およびダイゼイン類含有物質からなる群から選ばれる少なくとも1種に、上記乳酸菌を作用させることを特徴とするエクオールの製造方法を提供する。上記乳酸菌としては、ラクトコッカス・ガルビエ(Lactococcus garvieae)が包含される。
該組成物は、従来有効な予防法や緩和手段のなかった更年期障害を含む中高年女性の不定愁訴の予防乃至緩和に有効である。

免疫力高める乳酸菌発見…かぜやインフルエンザなどの予防対策に利用が期待される

2006年10月15日 | 菌類 細菌
 ウイルスや細菌などの病原体が、口や鼻から感染するのを防ぐ機能を高める新しい乳酸菌を発見したと、熊本県立大と大塚製薬の共同研究グループが14日、札幌市で開かれた日本消化器関連学会で発表した。 かぜやインフルエンザなどの予防対策に利用が期待される。2006年10月15日 読売新聞

多発性硬化症:再発予測法を開発 神経難病、治療法の改善に道

2006年10月15日 | 医療 医薬 健康
 突然手足がしびれ、正常に歩けなくなったり、視力が落ちるなど、神経がまひする難病「多発性硬化症」の再発を血液検査で予測する方法を、国立精神・神経センター神経研究所(東京都小平市)が開発した。薬で症状を抑えても、いつ再発するかと不安に悩む患者は多く、再発の可能性に合わせたより的確な治療が期待される。毎日新聞 2006年10月14日 東京夕刊