バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

ヒトミトコンドリアDNAの多型を用いた個人識別方法

2006年10月16日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願2002-80449 出願日 : 2002年3月22日
公開番号 : 特許公開2003-274947 公開日 : 2003年9月30日
出願人 : 田中 雅嗣 外2名 発明者 : 田中 雅嗣 外1名

発明の名称 : ヒトミトコンドリアDNAの多型を用いた個人識別方法

【課題】 mtDNA多型を利用して個人識別を行う方法、更にはそれを一度に複数解析する方法を提供することにより、DNA個人識別の高感度化、低価格化、および簡便化に資する方法を提供すること。
【解決手段】 ヒトミトコンドリアDNAの塩基配列のうち、3010位、4386位、5178位、8794位、及び10398位の一塩基多型、並びに8272位から8289位までのうちの9塩基の塩基配列に対する挿入または欠失に関する多型の6種類の多型を検出するオリゴヌクレオチドプライマーを混合させて、一度のPCR反応を行うことにより、全ての多型についてタイピングを行うことができる。


DNA産業急拡大、だれのつめ混入か異物鑑定も

2006年10月16日 | NEWSクリッピング
 DNA産業が急速に拡大している。商品から髪の毛などが見つかった際に、DNA分析で混入経路を調べたり、肥満や高血圧、薄毛になりやすい体質かどうかを調べたり、遺伝子レベルで効果のある治療薬を開発したり……。異業種も参入し、サービスが多様化している。一方、究極の個人情報を守るため業界内では自主的な取り組みも始まっている。 朝日新聞 2006年10月16日

バイオ塾情報創庫 DB更新情報 2006-10-16

2006年10月16日 | 医薬工学 製剤 DDS
◇微生物発酵によるエタノール生産を向上させる方法
  http://plaza.rakuten.co.jp/bio21/diary/200610160007/
◇微生物によるジャスモン酸類及びセオブロキシドの製造方法
  http://plaza.rakuten.co.jp/bio21/diary/200610160006/
◇N‐アセチルグルコサミンの製造方法
  http://plaza.rakuten.co.jp/bio21/diary/200610160005/
◇連続培養法による光学活性1,2-プロパンジオール類の製法
   http://plaza.rakuten.co.jp/bio21/diary/200610160004/
◇ホモグルタチオンの製造方法
  http://plaza.rakuten.co.jp/bio21/diary/200610160003/
◇新規微生物及びこれを用いたβグルカンの製造方法
  http://plaza.rakuten.co.jp/bio21/diary/200610160002/
◇微生物株、プラスミド、微生物株の製造方法及びホスホグリセレート-ファミリーのアミノ酸の製造方法
  http://plaza.rakuten.co.jp/bio21/diary/200610160001/
◇白色腐朽菌株の検出方法及び定量方法
  http://blog.drecom.jp/bio21st/archive/55
◇食品メーカー40社のR&D戦略調査を実施
  食品の窓2006-10-16

ヌクレオシド誘導体の製造法

2006年10月16日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2002-202502 出願日 : 2002年7月11日
公開番号 : 特許公開2004-41073 公開日 : 2004年2月12日
出願人 : 三井化学株式会社 発明者 : 長原  清輝 外3名

発明の名称 : ヌクレオシド誘導体の製造法

【課題】1-リン酸化糖誘導体と核酸塩基誘導体からヌクレオシドホスホリラーゼの作用により汎用性の高いヌクレオシド誘導体の製造方法を提供し、さらに、同反応におけるヌクレオシドの転化率の向上方法を提供し、低コストで高純度のヌクレオシド誘導体の製造法を提供する。
【解決手段】一般式(1)で表される
1-リン酸化塘誘導体をヌクレオシドホスホリラーゼ、イオン交換樹脂存在下で反応させて一般式(2)で表されるヌクレオシド誘導体を製造する方法。
【効果】ヌクレオシドホスホリラーゼまたは該酵素活性を有する微生物を用いた1-リン酸化糖誘導体と核酸塩基誘導体からのヌクレオシド誘導体の製造において、イオン交換樹脂を用いてヌクレオシド誘導体を高収率で回収できるばかりではなく、リン酸トラップ剤のコスト低減、また目的のリン酸塩製造に付すことの利点もある。

ポリヌクレオチド断片の再現方法、生物識別方法、および生物識別の確認方法

2006年10月16日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2002-202516 出願日 : 2002年7月11日
公開番号 : 特許公開2004-41074 公開日 : 2004年2月12日
出願人 : 三洋電機株式会社 発明者 : 河野 永治 外1名

発明の名称 : ポリヌクレオチド断片の再現方法、生物識別方法、および生物識別の確認方法

【課題】本発明は、多数の生物のDNAが混合した試料等、プライマー結合の競合が起こりうる環境でPCR増幅を経て得られたに情報に対して、「不明瞭なバンド」の有無を明らかにする事を可能とするポリヌクレオチド断片の再現方法、および、データの確認方法を提供する。また、「不明瞭なバンド」の有無を明らかにすることにより、生物識別を精度良く行う生物識別方法および生物識別の確認方法を提供することを課題とする。
【解決手段】PCR増幅後、増幅されたポリヌクレオチド断片の分類のための処理を行った試料を得る第一の工程と、第一の工程で得た試料の一部又は全部からポリヌクレオチドを抽出する第二の工程と、前記抽出されたポリヌクレオチド断片に対し、再度PCR増幅をおこなう

脳の形づくりのメカニズムに迫る:ゼブラフィッシュとメダカを用いた新しい試み

2006年10月16日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
—脊椎動物の新しい神経形態形成遺伝子の同定
 清水 誠 :「さきがけ研究21」研究報告会「素過程と連携」Vol. 1 (2000) p.61
Wntシグナルは、原腸胚期以前では、初期Wntシグナルとして中軸(背側)中胚葉で働き、前方神経系を作る。一方、原腸胚期には後期Wntシグナルとして非中軸中胚葉で働き、前方神経系の一部を後方神経系に転換する。初期Wntシグナルの標的遺伝子として働くdkk1遺伝子の遺伝子産物は、脊索前中胚葉から分泌され前部神経系において前脳と中脳の割合を制御することを明らかにした。 J-Stage「素過程と連携」領域


科学的根拠がない食品添加物批判者のむなしい食事

2006年10月16日 | 医療 医薬 健康
 コンビニの雑誌売り場。「添加物批判者の食卓」と書かれた表紙が見え、手にとって開けた。目に映ったのは青く染まったご飯、薄紫色のレモン、黄緑色の卵…。毒々しく着色された食べものの写真が並んでいた。血の気が引くとはこういう感覚だろうか。「AERA」(朝日新聞社)10月16日号。これは、食べものへの冒涜だ。添加物批判が嵩じたのだろうが、食品とそれを作っている人たちへの感謝を忘れ、感覚が麻痺しているとしか思えない。私はこの雑誌とは関係ないが、マスメディアの片隅で働くものとして、まじめに食べものを作っている人たちに謝りたくなった。(サイエンスライター 松永和紀)日経BP>>FoodScience 2006-10-11

発酵法によるアデノシンの製造法

2006年10月16日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願平4-282770 出願日 : 1992年10月21日
公開番号 : 特許公開平6-125781 公開日 : 1994年5月10日
出願人 : 味の素株式会社 発明者 : 山本 晃隆 外3名

発明の名称 : 発酵法によるアデノシンの製造法

【構成】1)アデノシン生産能を有する微生物を培養する際に、液体培地中溶存酸素分圧を0より大きく0.20atm以下の範囲になるように制御しつつ培養を行い、培養液中にアデノシンを生成蓄積せしめ、これを採取することを特徴とする発酵法によるアデノシンの製造法。
2)溶存酸素分圧を制御する手段が、培養初期の適当な時期に培養温度を変更する事により、微生物の酸素消費量を変化させて制御を行なう、前記発酵法によるアデノシンの製造法。
【効果】 本発明の方法により、従来法より工業的に安定的且つ有利にアデノシンを製造することができる。

グルコノバクター属細菌の新規遺伝子及び目的物質の製造法

2006年10月16日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2002-186487 出願日 : 2002年6月26日
公開番号 : 特許公開2004-24140 公開日 : 2004年1月29日
出願人 : 味の素株式会社 発明者 : 杉山 雅一 外2名

発明の名称 : グルコノバクター属細菌の新規遺伝子及び目的物質の製造法

【課題】グルコノバクター属細菌のNADH生成に関与する酵素及び遺伝子を同定、取得し、さらにそれらの遺伝子を利用してグルコノバクター属細菌のNADH生成能を強化させ、それによってキシリトール等の有用物質の生産能を向上させる。
【解決手段】グルコノバクター属細菌を用いて、生合成における還元反応にNADHを必要とする目的物質を製造するに方法において、前記細菌として、NADH生成に関与する一又は複数の酵素、例えばトランスアルドラーゼ-グルコース-6-リン酸イソメラーゼ複合体、6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナーゼ、リブロキナーゼ、又はグルコース-6-リン酸デヒドロゲナーゼの活性が増強された細菌を用いる。

2’-デオキシリボヌクレオシドの製造方法

2006年10月16日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2000-325521 出願日 : 2000年10月25日
公開番号 : 特許公開2002-125682 公開日 : 2002年5月8日
出願人 : 味の素株式会社 発明者 : 原 誠一 外2名

発明の名称 : 2’-デオキシリボヌクレオシドの製造方法

【課題】 微生物を用いて2’-デオキシグアノシン等の2’-デオキシリボヌクレオシドを製造する方法、及び同方法に用いる微生物を提供する。
【解決手段】 リボヌクレオチドレダクターゼをコードする遺伝子で形質転換され、染色体DNA上のプリンヌクレオシドフォスフォリラーゼをコードする遺伝子が破壊されたことによって2’-デオキシリボヌクレオシド分解活性が低下又は消失した微生物を、本微生物が生育できる培地で培養して、2’-デオキシリボヌクレオシドを生成させることによって、2’-デオキシリボヌクレオシドを製造する。