バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

不要DNA処理できないと…関節リウマチ症状 阪大グループ解明

2006年10月26日 | 創薬 生化学 薬理学
 体内で不要になったDNAの処理がうまくいかないと、関節リウマチに似た症状が起きることが、大阪大生命機能研究科の長田重一教授らの動物実験で明らかになった。2006年10月26日 読売新聞(関西)

◇リウマチの原因はDNAの「ごみ」? 阪大教授ら発表

 関節リウマチは、自死した細胞などの不要なDNAが引き金になって起こることが、大阪大生命機能研究科の長田重一教授(遺伝学)らによるマウスの実験で確認された。これまで原因不明とされてきた関節リウマチの新しい治療薬の開発につながる可能性がある。朝日新聞2006-10-27

「動脈硬化の危険因子」解明 歯周病菌酵素が作用 九大グループ 「治療、予防に光」

2006年10月26日 | 医療 医薬 健康
 九州大学大学院歯学研究院の山本健二教授(口腔(こうくう)常態制御学)の研究グループは25日、歯周病の原因菌が動脈硬化を引き起こす仕組みを突き止めたことを明らかにした。歯周病は成人の約8割にみられる生活習慣病。動脈硬化は複数の要因が絡むが、歯周病が動脈硬化の症状を助長することは近年、疫学的に指摘されていた。2006/10/25付 西日本新聞夕刊

ファルマデザイン、創薬研究用ペプチドライブラリの限定・予約販売を開始

2006年10月26日 | 創薬 生化学 薬理学
創薬研究用ペプチドライブラリ「PharmaGPEP(TM) ver.3SP」の限定・予約販売を開始

 株式会社ファルマデザイン(本社:東京都中央区、代表取締役社長:古谷 利夫)は、バイオインフォマティクス技術を用いて選択したヒト新規生理活性ペプチド探索用ペプチドライブラリ「PharmaGPEP(TM) ver.3SP」の開発が終了し、限定・予約販売を開始することをお知らせいたします。日経ネット>>プレスリリース2006-10-25

【参考資料】
国際出願番号 : PCT/JP2004/004190 国際出願日 : 2004年3月25日
国際公開番号 : WO2004/085647 国際公開日 : 2004年10月7日
出願人 : 500386563 発明者 : 横田川 高峰 外2名

発明の名称 : イオンチャネルの活性を阻害する低分子ペプチド

 本発明は、機械刺激感受性チャネルの活性を特異的に阻害する新規ポリペプチド、このようなポリペプチド、またはそのの塩を含有する機械刺激感受性チャネル阻害剤、心房細動の治療薬を提供することを課題とする。 上記課題は、配列番号1(TVP003)、配列番号2(TVP004)、または配列番号3(TVP005)で表されるアミノ酸配列からなるポリペプチド、または当該ポリペプチドの塩や、これらを含有する機械刺激感受性チャネル阻害剤、心房細動の治療薬などにより解決される。

AGF、「コーヒーオリゴ糖」が「特定保健用食品」の表示許可を取得

2006年10月26日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
 AGF(味の素ゼネラルフーヅ株式会社 社長 池田孝雄)は、「健康」「環境」「こだわり」「パーソナル」をテーマに企業活動に取り組んでおり、その一つとして、コーヒーの健康面の効用について、研究を進めています。日経ネット>>プレスリリース2006-10-25
http://www.agf.co.jp/6_about/6_1index.html

植物、藻類または真菌類のヌクレオチド配列の突然変異誘発のための方法

2006年10月26日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願2001-540259 出願日 : 2000年11月16日
公表番号 : 特許公表2003-517823 公表日 : 2003年6月3日
出願人 : ビーエーエスエフ プランド サイエンス ゲーエムベーハー 外1名 発明者 : ラク,ボド 外5名

発明の名称 : 植物、藻類または真菌類のヌクレオチド配列の突然変異誘発のための方法

本発明は、真核ヌクレオチド配列、好ましくは植物、藻類及び/又は真菌類に由来する真核ヌクレオチド配列の突然変異誘発のための方法及び遺伝子改変真核細胞の調製方法に関する。本発明方法により調製された遺伝子改変ヌクレオチド配列、このようなヌクレオチド配列を含むベクター、さらには植物、藻類及び/又は真菌類の遺伝子改変された細胞、組織及び/又はその一部分及び/又は再生された全植物並びにその使用も発明の主題である。

自然環境からの特定機能微生物およびその遺伝子の検出・定量方法

2006年10月26日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2005-222424 出願日 : 2005年8月1日
公開番号 : 特許公開2006-42817 公開日 : 2006年2月16日
出願人 : 独立行政法人産業技術総合研究所 外2名 発明者 : 丸山 明彦 外3名

発明の名称 : 自然環境からの特定機能微生物およびその遺伝子の検出・定量方法

【課題】自然環境からの特定機能微生物およびその遺伝子の検出・定量方法、新規16S rRNA遺伝子情報およびプローブを提供すること。
【解決手段】1)自然環境における特定機能微生物の優占度を推定する工程、2)特定機能微生物の増殖が陽性と判定される最も希釈段階の高い培養液中の微生物の特定の遺伝子領域を増幅し、クローニングする工程、3)クローニングした遺伝子領域の異同を調べ、その塩基配列を決定する工程、および4)決定した塩基配列情報から、自然環境下に生息する特定機能微生物を同定する工程を含む、自然環境から特定機能微生物およびその遺伝子を検出および定量する方法。特定の塩基配列を有する16S rRNA遺伝子。特定の塩基配列の一部を有し、CyCloclasticus属の石油分解細菌と特異的にハイブリダイズしうる、塩基長10~50bpのRNAまたはDNAプローブおよびその利用法である。

水試料中の微生物検出方法

2006年10月26日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2005-89042 出願日 : 2005年3月25日
公開番号 : 特許公開2006-262849 公開日 : 2006年10月5日
出願人 : 有限会社サイエンスアシスト 発明者 : 小林 信之 外1名

発明の名称 : 水試料中の微生物検出方法

【課題】 海域や湖沼などの水質汚染を特徴づける特定の微生物の割合を、簡便な制限酵素断片多型解析によって高精度に検出することのできる方法を提供する。
【解決手段】 水試料中に含まれる枯草菌属細菌の割合を検出する方法であって、以下のステップ:
(1) 水試料中に存在する各微生物のDNAを抽出するステップ;
(2) 抽出したDNAを鋳型として、微生物の16SリボゾームRNA遺伝子可変領域をコードするDNA(約500bp)をPCR増幅するステップ;
(3) PCR産物DNAを以下の(a)および/または(b)の制限酵素:
(a) ヌクレオチド配列「5'-cac/gtg-3'」を認識して切断する制限酵素;
(b) ヌクレオチド配列「5'-att/att-3'」を認識して切断する制限酵素、
で処理するステップ;および
(4) 制限酵素処理によって2つに切断されたPCR産物DNAと、切断されないPCR産物DNAとの割合を確認するステップ、
を含む。

ユビキチン-溶解ペプチド融合遺伝子構築物

2006年10月26日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願平8-505918 出願日 : 1995年7月24日
公表番号 : 特許公表平10-507069 公表日 : 1998年7月14日
出願人 : ディミーター・バイオテクノロジーズ・リミテッド 外1名 発明者 : ガーバリノ,ジョーン 外2名

発明の名称 : ユビキチン-溶解ペプチド融合遺伝子構築物、蛋白質産物、その派生物、並びにこれらの作製法および利用法

安定化されたユビキチン-溶解ペプチド融合ポリペプチド、並びに、溶解ペプチドをコードする核酸配列をプロモーターおよびユビキチンポリペプチドコード配列を含むプラスミドベクターにサブクローン化することによるその作製法、ここでユビキチンポリペプチド配列を溶解ペプチド核酸配列の5'端に連結させて融合ポリペプチドとして翻訳させる。

ほ乳類抗菌ペプチドの発現誘導及び・又は増強組成物

2006年10月26日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2001-189671 出願日 : 2001年6月22日
公開番号 : 特許公開2003-262 公開日 : 2003年1月7日
出願人 : 森永製菓株式会社 外1名 発明者 : 西村 栄作 外4名

発明の名称 : ほ乳類抗菌ペプチドの発現誘導及び/又は増強組成物、該組成物を含有する飲食品、医薬品及び医薬部外品

【課題】 抗菌ペプチドの発現を誘導及び/又は増強する作用を有する成分を食品から検索し、それを有効成分として含有するほ乳類抗菌ペプチドの発現誘導及び/又は増強組成物、該組成物を含有する飲食品、医薬品及び医薬部外品を提供する。
【解決手段】 酵母由来の不溶性画分を、ほ乳類抗菌ペプチドの発現誘導及び/又は増強組成物の有効成分として添加する。また、前記組成物を飲食品、医薬品、医薬部外品に添加する。


筋ジストロフィー症の病態モデル哺乳動物、及びその製造方法

2006年10月26日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2003-34885 出願日 : 2003年2月13日
公開番号 : 特許公開2004-242557 公開日 : 2004年9月2日
出願人 : 財団法人くまもとテクノ産業財団 発明者 : 栗原 裕基 外3名

発明の名称 : 筋ジストロフィー症の病態モデル哺乳動物、及びその製造方法

【課題】自然発生的に得られていた従来の筋ジストロフィー病態モデル哺乳動物の代わりに使用することができ、かつ人工的に製造することが可能な筋ジストロフィー病態モデル哺乳動物、及びその製造方法を提供することである。
【解決手段】β-ディフェンシンを過剰発現させてなる筋ジストロフィー症の病態モデル哺乳動物、その子孫又はそれらの一部。