バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

技術戦略マップ(ライフサイエンス分野)

2006年10月04日 | 医療 医薬 健康
ライフサイエンス分野(一括ファイル)【PDF:2,296KB】
(創薬・診断、診断・治療機器、再生医療、ガン対策等に資する技術)

プロアントシアニジン、カテキンまたはブドウ抽出物を有効成分とする、抗SARSコロナウイルス剤

2006年10月04日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願番号 : 特許出願2004-135462 出願日 : 2004年4月30日
公開番号 : 特許公開2005-314316 公開日 : 2005年11月10日
出願人 : キッコーマン株式会社 発明者 : 徳武 昌一 外3名

発明の名称 : 抗SARSコロナウイルス剤

【課題】
新規な抗SARSコロナウイルス剤、SARSコロナウイルス感染症の予防剤または治療剤を提供すること。
【解決手段】
(1)プロアントシアニジン、カテキンまたはブドウ抽出物を有効成分とする、抗SARSコロナウイルス剤。
(2)プロアントシアニジン、カテキンまたはブドウ抽出物を有効成分とする、SARSコロナウイルス感染症の予防剤または治療剤。
(3)
上記の抗SARSコロナウイルス剤またはSARSコロナウイルス感染症の予防剤もしくは治療剤を含有する、飲食品、医薬品または化粧品。
(4)プロアントシアニジン、カテキンまたはブドウ抽出物を含有し、SARSコロナウイルス感染症の予防または改善のために用いられるものである旨の表示を付した飲食品。

抗酸化機能および血圧降下機能を有する機能性醤油

2006年10月04日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2004-349482 出願日 : 2004年12月2日
公開番号 : 特許公開2006-158213 公開日 : 2006年6月22日
出願人 : キッコーマン株式会社 発明者 : 松本 浩祐 外6名

発明の名称 : 機能性醤油およびそれを含有する機能性飲食品

【課題】非常に優れた抗酸化機能および血圧降下機能を有する機能性醤油、およびそれを含有する抗酸化機能および血圧降下機能を有する機能性飲食品を得る。
【解決手段】本発明は、JAS規格色沢No.1またはそれよりも濃厚な色沢を有する醤油に糖類を30~80%(W/V)添加し、加熱して機能性醤油を得、これを選択された飲食品の任意の製造工程において添加して抗酸化機能を有しまた血圧抑制機能を有する機能性飲食品(例えば、醤油、つゆ、タレなど)を得る。

プロアントシアニジンを有効成分とする血中アディポネクチン量増加剤

2006年10月04日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2004-378550 出願日 : 2004年12月28日
公開番号 : 特許公開2006-182706 公開日 : 2006年7月13日
出願人 : キッコーマン株式会社 発明者 : 徳武 昌一 外1名

発明の名称 : 血中アディポネクチン量増加剤

【課題】新規な血中アディポネクチン量増加剤、動脈硬化症又は糖尿病、及びメタボリックシンドロームの予防または改善剤、並びに、それらを含有する、飲食品、医薬品または化粧品などを提供すること。
【解決手段】プロアントシアニジンを有効成分とする血中アディポネクチン量増加剤、アディポネクチン分泌不全に起因する動脈硬化症又は糖尿病の予防または改善剤、及び、メタボリックシンドロームの予防または改善剤、並びに、これらを含有する飲食品、医薬品または化粧品。

高血圧を予防する酒粕ペプチド

2006年10月04日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
血圧降下作用の指標としてアンジオテンシン変換酵素阻害活性を用いて、清酒およびその副産物の中から血圧抑制物質を探索しました。
研究の結果、清酒の濃縮エキス分にACE阻害活性が認められました。また、清酒の副産物である酒粕については、更に強いACE阻害活性を発見することが出来ました。>>月桂冠総合研究所
◇酒粕ペプチドについて
  日本新薬・機能食品カンパニー

デンプンの蓄積の増加を示す、アデニル酸キナーゼ活性を低下されたトランスジェニック植物

2006年10月04日 | 植物&農業
出願番号 : 特許出願2003-500266 出願日 : 2002年4月9日
公表番号 : 特許公表2004-526462 公表日 : 2004年9月2日
出願人 : 500059047 発明者 : レジャーラ バベット 外3名

発明の名称 : デンプンの蓄積の増加を示す、アデニル酸キナーゼ活性を低下されたトランスジェニック植物

植物体の細胞における内在性アデニル酸キナーゼ(ADK)活性の低下によるデンプンの蓄積の増加、および/または、デンプン貯蔵部分、器官、または組織における収量の増加を示すトランスジェニック植物について記載する。したがって、そのような低下は、例えば適切なアンチセンスRNAをコードする核酸分子のような核酸分子を植物のゲノムに導入することによって、達成されることが可能である。さらに、組換え核酸分子およびそのような植物体を作製するための方法について記載する。

RNA干渉物質を用いてアポトーシス関連疾患を治療および予防する方法

2006年10月04日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2005-507650 出願日 : 2003年10月30日
公表番号 : 特許公表2006-517916 公表日 : 2006年8月3日
出願人 : 502444076 発明者 : リーバーマン ジュディ 外5名

発明の名称 : RNA干渉物質を用いてアポトーシス関連疾患を治療および予防する方法

本発明は、遺伝子発現またはタンパク質活性の調節、例えば阻害において有用な組成物および方法の発見に少なくとも一部基づいている。特に、本発明は、アポトーシス関連遺伝子または前炎症性サイトカインを標的として、それによって細胞におけるアポトーシス関連遺伝子発現または前炎症性サイトカインの発現の減少、例えば持続的な減少が起こる新規RNA干渉物質、例えばsiRNA分子に基づく。アポトーシス関連遺伝子発現もしくはタンパク質活性または前炎症性サイトカイン発現もしくはタンパク質活性の、例えば本発明のsiRNAによる阻害は、例えば、移植の拒絶、肝炎、肝損傷、敗血症、および癌を含む、アポトーシス媒介疾患もしくは障害および前炎症性サイトカイン媒介疾患もしくは障害を阻害する。

日本新薬、来年度にもRNA干渉医薬の創薬支援を事業化

2006年10月04日 | NEWSクリッピング
【京都】日本新薬は07年度中にも次世代の創薬と言われるRNA干渉(RNAi)医薬の創薬支援ビジネスに乗り出す。薬物送達システム(DDS)やRNA量産など創薬支援技術を外販する。がん治療薬などの全身投与にはDDSの確立が不可欠となるが、安全性などが課題で研究途上にある。RNAi医薬は疾患と因果関係にあるたんぱく質の合成を抑制し、薬効を高める。>>日刊工業新聞2006-10-04

【参考資料】

出願番号 : 特許出願2004-158469 出願日 : 2004年5月28日
公開番号 : 特許公開2005-13224 公開日 : 2005年1月20日
出願人 : 日本新薬株式会社 発明者 : 矢野 純一 外2名

発明の名称 : RNAiを発揮しうる最適なオリゴ二本鎖ヌクレオチド又はそのアンチセンス鎖RNAを見出すためのスクリーニング方法

【課題】RNAi(RNA interference)により標的mRNAを切断しタンパク質発現を抑制するのに適した、15から27塩基対の二重鎖形成部を有するオリゴ二本鎖ヌクレオチド又はそのアンチセンス鎖RNAを見出すために有効なスクリーニング方法の提供。
【解決手段】初期工程において、所望する長さの塩基対の数を有するセンス鎖RNAのおよそ半数の塩基が重複するセンス鎖RNAと、その相補鎖であるアンチセンス鎖RNAを二重鎖形成部として含むオリゴ二本鎖RNAのプールからスクリーニングを行う。


アラキドン酸(ARA)による脳機能の若返りに神経細胞膜の流動性が関与

2006年10月04日 | 医療 医薬 健康
神経細胞膜の流動性が関与している事を確認
― 第29回日本神経科学大会で発表 ―

サントリー(株)健康科学研究所(所長:木曽良信、大阪府三島郡島本町)は、東海大学大学院開発工学部生物工学研究科(榊原学教授)との共同研究により、老化によって海馬神経細胞膜の流動性が低下する現象を確認するとともに、老齢動物がアラキドン酸(ARA)※1を摂取することによって神経細胞膜の流動性が維持されることを明らかにしました。サントリー・ニュースリリースNo.9531 (2006.7.18)

◇ストレスに起因する脳機能の低下予防におけるアラキドン酸の機能
   バイオ塾情報創庫DB 2006-10-04