バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

製薬各社「副作用予測」研究急ぐ・患者の遺伝子調査

2006年10月24日 | NEWSクリッピング
 製薬各社が患者の遺伝子を調べ薬の副作用を回避する研究開発に力を入れている。塩野義製薬は臨床試験(治験)中の肺炎治療薬で副作用を事前に予測する研究に乗り出した。2006年10月23日/日本経済新聞 夕刊

遺伝子多型を用いた薬剤の副作用発現予測方法

2006年10月24日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2004-374252 出願日 : 2004年12月24日
公開番号 : 特許公開2006-174807 公開日 : 2006年7月6日
出願人 : 国立大学法人 東京大学 発明者 : 北村 唯一 外2名

発明の名称 : 遺伝子多型を用いた薬剤の副作用発現予測方法

【課題】抗癌剤による治療に対する副作用の出現リスクの遺伝的素因を検出する方法およびキットを提供する。
【解決手段】個体のエストロゲン代謝酵素(CYP1A1)のゲノムにおいて1以上の一塩基多型を解析して変異の有無を決定することを含む。また、抗癌剤による副作用予測方法にも関する。最も好ましい態様において本発明の方法は、CYP1A1ゲノムの一塩基多型、m1、m2、および/またはIVS1-728の遺伝子型がマイナーアレルであった場合に、リン酸エストラムスチンナトリウムによる消化器障害の副作用の発症リスクが低いと判断することを含む。

アルツハイマー治療薬は効果なし~大学研究者が報告

2006年10月24日 | 医療 医薬 健康
 アルツハイマー病患者の焦燥感や攻撃性を軽減するために最も一般的に使用されている薬は、ほとんど効果がなく副作用のリスクを高めるだけという試験結果を、南カリフォルニア大学医学部の研究者などが発表した。国内のアルツハイマー病患者は約450万人に上り、病状が進行した患者の多くが焦燥感や妄想などの症状を訴えている。U.S.FronLLine 2006-10-19


サクラマスの性フェロモン 尿中のアミノ酸だった

2006年10月24日 | NEWSクリッピング
 北大、東大、独立行政法人水産総合研究センター(栃木県日光市)の研究グループは、サケ科サクラマスの雄をひきつける雌の性フェロモンが、尿に含まれるアミノ酸の一種「キヌレニン」であることを突き止めた。増養殖への応用が期待されるほか、生物の性フェロモン進化の解明に役立ちそうだという。研究成果は、近く米科学アカデミー紀要に掲載される。日経ネット2006-10-24

マススペクトロメトリーによるDNA配列決定法

2006年10月24日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願2002-372188 出願日 : 1994年1月6日
公開番号 : 特許公開2003-230394 公開日 : 2003年8月19日
出願人 : シークエノム・インコーポレーテツド 発明者 : フベルト・ケスター

発明の名称 : マススペクトロメトリーによるDNA配列決定法

【課題】 DNA配列決定法は分子生物学およびライフサイエンスにおいて一般的に最も基本的な技術の1つである。DNA配列が容易かつ速く得られることは、組換えDNA法を通して新規治療剤ならびに新規かつ有用な様々な植物および微生物を開発および生成するような関連技術に大きな影響を及ぼすことができる。
【解決手段】 オリゴヌクレオチドプライマー中にマス修飾を取り入れることにより処理量を増大することができる、固体支持体、イオン化質量修飾核酸分子、質量変異標識プローブ、および質量修飾標識プローブを提供する。

高発現ベクタ―、バチルス属細菌、およびペプチド又は蛋白質の製造方法

2006年10月24日 | 菌類 細菌
【特許番号】第2537764号  【登録日】平成8年(1996)7月8日
【発行日】平成8年(1996)9月25日
【発明の名称】高発現ベクタ―、バチルス属細菌、およびペプチド又は蛋白質の製造方法

【請求項1】
 少なくともpUB110のSphI切断部位からBamHI切断部位までの塩基配列を含むpUB110由来のベクターであって、BamHI切断部位またはその近傍に、SphI切断部位からBamHI切断部位への方向に、SD(Shine-Dalgarno)配列を有するペプチド又は蛋白質をコードする遺伝子が連結されていると共に、前記SD配列の5′側にα-アミラーゼ遺伝子のプロモーターが連結されている高発現ベクター。詳細>>ekouhou.net(管理人 桂川直己)

【請求項2】
 ペプチド又は蛋白質をコードする遺伝子の3′側にターミネーターが連結されている請求項1記載の高発現ベクター。

抗原性遺伝子ワクチンおよびその製造方法

2006年10月24日 | 創薬 生化学 薬理学
【特許番号】第2777622号
【登録日】平成10年(1998)5月8日
【発行日】平成10年(1998)7月23日
【発明の名称】抗原性遺伝子ワクチンおよびその製造方法
【特許請求の範囲】
 脊椎動物の体内で病原体に抗する免疫反応を誘起させることができる抗原を産生させるための脊椎動物免疫用ワクチンにおいて、前記脊椎動物の前記病原体から誘導された組み換え遺伝子を表現するサルモネラ属またはエシエリヒア属の細菌あるいはサルモネラ-エシエリヒア属の雑種に属する細菌である非病原性微生物からなる脊椎動物免疫用ワクチン。明細書>>ekouhou.net(管理人 桂川直己)

蛍光偏光法による遺伝子の検知方法およびVero毒素生産菌の検出方法

2006年10月24日 | 菌類 細菌
特許番号】第2990514号 【登録日】平成11年(1999)10月15日
【発行日】平成11年(1999)12月13日

【発明の名称】蛍光偏光法による遺伝子の検知方法およびVero毒素生産菌の検出方法

【課題】 試料中の複数種の遺伝子の検知において、蛍光偏光法を利用して再現性良く、正確かつ短時間迅速に検知する方法、および該方法を用いてO-157等のVero毒素生産菌の有無を迅速に検出する方法を提供する。
【解決手段】 試料中に含まれる特定の遺伝子を遺伝子増幅法によって増幅し、該増幅産物中の該特定遺伝子量を蛍光偏光法にて測定することによって該特定遺伝子の有無を検知する方法において、試料中に含まれる複数種の遺伝子をユニバーサルプライマーを用いて同時に増幅した後、該複数種の遺伝子に対してそれぞれ特異的に結合する複数種の蛍光標識試薬を用いて該複数種の遺伝子のそれぞれの量を同時に測定する。詳細>>ekouhou.net(管理人 桂川直己)

遺伝子の分析方法およびそれに用いる遺伝子分析用キット

2006年10月24日 | からだと遺伝子
【公開番号】特開平10-117797 【公開日】平成10年(1998)5月12日
【発明の名称】遺伝子の分析方法およびそれに用いる遺伝子分析用キット

【課題】 迅速かつ簡単な遺伝子の分析方法を提供する。
【解決手段】 分析対象試料と、遺伝子結合性ラマン活性物質と、表面増強ラマン散乱生起基質とを準備し、前記試料に、遺伝子結合性ラマン活性物質を供給し、ついでこの試料に表面増強ラマン散乱生起基質を供給して遺伝子に結合しなかった遺伝子結合性ラマン活性物質を捕捉し、この状態で前記ラマン活性物質に励起光を照射し、発生する表面増強ラマン散乱光を測定して遺伝子を分析する。分析対象となる遺伝子が二本鎖DNAの場合、前記遺伝子結合性ラマン活性物質としては、4´,6-ジアミジノ-2-フェニルインドール(DAPI)がある。また、前記表面増強ラマン散乱生起基質としては銀コロイドがある。図1のグラフの曲線(a)に示すように、DNAが存在すると表面増強ラマン散乱光が微弱になる。詳細>明細書>ekouhou.net(管理人 桂川直己)