バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

松原謙一先生:分子生物学の時代に生まれ合わせて

2006年10月27日 | 生命科学 生物誌
平成18年度文化功労者 受賞 >>産経新聞(Web版)2006-10-27
◇私の偶然と必然 分子生物学の時代に生まれ合わせて
  松原 謙一 (大阪大学名誉教授) name Matsubara Kenichi
  生命誌 26号>>サイエンティストライブラリー 

◇器官形成に関するゲノム情報の解読
 松原 謙一: (財)国際高等研究所 研究報告コード R000000242

報告概要 発生途上のマウスの小脳をモデル系として選び,そこで作動する約1000種の遺伝子の活動度についてデータベースを作成した。昨年度に引続きデータベースを充実させた。それと同時に大量のデータを解析する統計学的手法を開発した。研究手法は,器官形成,器官再生,器官に対する薬理作用,疾病要因の問題等を解析する新しい方法論として展開できる。本年度の主要テーマは次のとおり,
1)ATAC-PCRのABI3700DNAアナライザへの最適化,
2)クラスタ分析の吟味,
3)小脳皮質発生過程の遺伝子発現パターンのクラスタ分析,
4)遺伝子機能と発現パターンを関連付ける一般的方法。

◇ポストゲノムとDNAチップの将来
  http://blog.goo.ne.jp/admin.php?fid=newentry
  

TBK1ノックアウトマウスを用いたスクリーニング方法

2006年10月27日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 特願2003-380435 公開番号 特開2005-137333
公開日 平成17年6月2日(2005.6.2)
発明者 審良 静男 (出願人 独立行政法人科学技術振興機構 )

【課題】 TBK1ノックアウトマウス又は該ノックアウトマウス由来の組織若しくは細胞を用いて、LPS刺激やウイルス感染に対する、IFN-β等の抗ウイルスタンパク質の誘導促進物質のスクリーニング方法を提供すること。
【解決手段】 染色体上のTANK結合キナーゼ1(TBK1)遺伝子の一部もしくは全部が欠損し、野生型において発現されるTBK1を発現する機能が失われているマウス、又は該マウス由来の組織若しくは細胞と、被検物質と、TLR4が認識するリガンド又はこれらの含有物とを用いて、前記マウス又は該マウス由来の組織若しくは細胞における、TLR4が認識するリガンド又はこれらの含有物に対するIFN-β等の抗ウイルスタンパク質の誘導の程度を測定・評価し、LPS刺激やウイルス感染に対する応答の促進物質をスクリーニングする。 J-Store:特許コード P05P001974

下大静脈転移をきたした肝細胞癌の2例-転移機序の考察

2006年10月27日 | 医療 医薬 健康
清水 貞利ほか(大阪市立総合医療センター)
肝臓 Vol. 47 (2006) , No. 4 pp.223-228

要旨: 症例1:66歳の男性,平成7年9月人間ドックで肝腫瘍を指摘された.精査の結果,C型肝炎およびS2, S6の肝細胞癌,下大静脈腫瘍栓と診断し,平成8年2月手術を施行した.手術所見では,肝腫瘍とは別に肝上部下大静脈壁に孤立性の腫瘍を認め,病理検査の結果,血行性転移によると思われる下大静脈転移と診断した. 本文>>J-Stage日本肝臓学会

流感発生前の殺菌処理中国にて

2006年10月27日 | NEWSクリッピング
 インフルエンザの季節の前に、地下鉄の電車や駅で強力な殺菌処理が新たに施されている。 乗客が主に触れると思われる場所、地下鉄の電車内のポール、エスカレーターの手すり、自動券売機のボタンなどに殺菌剤(超微細銀含有二酸化チタニウム)で衛生処理を行っている。世界おもしろニュース2006-10-26

非メバロン酸経路を特異的に阻害する物質のスクリーニング方法

2006年10月27日 | 創薬 生化学 薬理学
国際出願番号 : PCT/JP01/01501 国際出願日 : 2001年2月28日
国際公開番号 : WO01/064943 国際公開日 : 2001年9月7日
出願人 : 株式会社先端科学技術インキュベーションセンター 発明者 : 瀬戸 治男 外2名

発明の名称 : 非メバロン酸経路を特異的に阻害する物質のスクリーニング方法

本発明によれば、イソペンテニル2リン酸(IPP)とジメチルアリル2リン酸(DMAPP)の生合成経路としてメバロン酸経路と非メバロン酸経路の両方を利用できる生物体を用いて、非メバロン酸経路を特異的に阻害する物質をスクリーニングする方法が提供される。本発明により、イソペンテニル2リン酸とジメチルアリル2リン酸(DMAPP)の合成のための非メバロン酸経路上の何れかの酵素反応を特異的に阻害することができる抗菌剤、除草剤又は抗マラリア剤をスクリーニングする新たな方法を提供することが可能になった。


プラスミドDNAを単離する方法

2006年10月27日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2000-582546 出願日 : 1999年10月26日
公表番号 : 特許公表2003-521228 公表日 : 2003年7月15日
出願人 : メルク パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフトング 発明者 : ホルシュー, カール 外1名

発明の名称 : プラスミドDNAを単離する方法

本発明は、固相体(solid-phase bodies)を用いた微生物培養物からプラスミドDNAを単離する方法に関する。この方法は、a)微生物培養物を、酸性pHにし、固相体と混合し、インキュベートし、そして分離すること、b)固相体に固定された微生物を、再懸濁し、溶解し、中和結合緩衝液と混合してインキュベートし、そして固相体を分離して捨てること、c)上清を、再び固相体と混合し、インキュベートした後に分離し、そして、プラスミドDNAを、溶出緩衝液を用いて固相体から溶出すること、を特徴とする。

イムノクロマトグラフ分析の測定方法

2006年10月27日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2001-394079 出願日 : 2001年12月26日
公開番号 : 特許公開2003-194817 公開日 : 2003年7月9日
出願人 : 株式会社テクノネットワーク四国 発明者 : 長宗 秀明

発明の名称 : イムノクロマトグラフ分析の測定方法

【課題】 高感度で迅速かつ簡便な病原微生物および疾病関連遺伝子異常の検査法、特に短時間で簡便に行える遺伝子検査法を提供すること。
【解決手段】 PCR反応チューブにおいて、検体から検出すべき測定対象遺伝子をPCR増幅し、かつその二重螺旋のDNAの両5′末端を、各々異なるハプテン抗原によって標識化する過程と、あるいは一方をハプテン抗原、他方の末端をビオチンによって標識化する過程と、前記処理がなされた検体をイムノクロマトグラフ分析し、その固定相における発色に基づいて測定対象物質を判定する過程からなるイムノクロマトグラフ分析の測定方法。