バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

GFP遺伝子を導入した体細胞、GFP遺伝子を導入した金華豚およびその子孫

2006年10月22日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願2005-100450 出願日 : 2005年3月31日
公開番号 : 特許公開2006-280203 公開日 : 2006年10月19日
出願人 : 静岡県 発明者 : 河原▲崎▼ 達雄 外4名

発明の名称 : 豚胚の発生補助方法及びこの方法を利用してGFP遺伝子を導入した体細胞、GFP遺伝子を導入した金華豚およびその子孫

【構成】豚胚と単為発生胚とを同時移植することによって特定の豚胚を豚産子にまで発生させる豚胚の発生補助方法。GFP遺伝子を導入した体細胞、GFP遺伝子を導入した金華豚およびその子孫である。
【発明の効果】 補助受精胚の代わりに、安価で容易に作製できる単為発生胚を使用しているため、クローン胚、受精胚等の特定の豚胚の移植を、従来必要とした一定の技術を要することなく、従来に比較して少ない経費および時間で作業ができる。クローン胚、受精胚等の豚胚の移植後の生存性を向上させることができる。特定の豚胚をGFP遺伝子を導入した豚胚にすれば、GFP遺伝子を導入した豚を容易に発生させることができる。GFP遺伝子導入金華豚は、内臓器の大きさがヒトに近く、医学用等の実験動物として従来存在しなかった豚を提供することができる。
関連情報>>バイオ塾情報創庫

全自動化学発光酵素免疫測定システムdeno間質性肺炎診断補助マーカー KL-6測定試薬

2006年10月22日 | 創薬 生化学 薬理学
エーザイなど、全自動化学発光酵素免疫測定システム「ルミパルス(R)」で測定可能な間質性肺炎診断補助マーカー KL-6測定試薬の共同研究開発契約を締結
三光純薬株式会社(本社:東京都、社長:神保正男)、エーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫)および富士レビオ株式会社(本社:東京都、社長:鈴木博正)は、10月19日、富士レビオ製の全自動化学発光酵素免疫測定システムである「ルミパルス(R)」で測定可能な、間質性肺炎診断補助マーカー KL-6測定試薬(体外診断用医薬品)に関する共同研究開発契約を締結しました。JCNnetWorkプレスリリース2006-10-19

遺伝子解析で流行を予測 インフルエンザウイルス

2006年10月22日 | NEWSクリッピング
 独立行政法人の製品評価技術基盤機構と国立感染症研究所は20日、流行するインフルエンザのウイルス株の予測に役立てるため、国内で採取されたウイルス約500株の遺伝子解析を始めたと発表した。
 遺伝子を詳細に解析することで、流行しそうなウイルスを早期に予測、ワクチン製造に使う株の選定につなげる。また、抗インフルエンザ薬に耐性を持つウイルスの実態把握にも役立てる。秋田魁新報2006-10-22

インフルエンザの克服に向けて
-ヒトインフルエンザウイルスの大量遺伝子解析-
独立行政法人製品評価技術基盤機構 国立感染症研究所
報道発表資料(PDFファイル 331kb)

アンジェスMGとホソカワ粉体技術研究所、ナノ粒子のアトピー性皮膚炎への有効性を確認

2006年10月22日 | 医療 医薬 健康
ホソカワ粉体技術研究所とアンジェスMGが開発した核酸医薬担持処理DDS用ナノ粒子のアトピー性皮膚炎への有効性を動物実験で確認

 ホソカワミクロン株式会社の研究開発子会社株式会社ホソカワ粉体技術研究所とアンジェスMG株式会社とは、人工核酸デコイオリゴを担持させた生体適合性高分子ナノ粒子を用いた皮膚外用剤(クリーム製剤)によるアトピー性皮膚炎や乾癬に対する効果について動物実験を行いました。日経ネット>プレスリリース2006-10-18
http://www.hosokawalab.jp/pdf/news20061018.pdf

痴呆症の検査方法

2006年10月22日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願平10-368607 出願日 : 1998年12月25日
公開番号 : 特許公開2000-193661 公開日 : 2000年7月14日
出願人 : 東京理化器械株式会社 発明者 : 次田 晧 外3名

発明の名称 : 痴呆症の検査方法

【課題】 患者の少量の体液中に含まれるタンパク質を測定することにより、痴呆症の検査を行なうことができる、痴呆症の検査方法を提供すること。
【解決手段】 患者の血液、血清又は血漿である検体を採取し、該検体中に含まれる、痴呆症患者に特異的なポリペプチドと、該ポリペプチドに対する抗体との抗原抗体反応を利用した免疫測定により、検体中に含まれる痴呆症患者に特異的なポリペプチドを測定することから成る、痴呆症の検査方法を提供した。

アルツハイマー病を治療できる物質のスクリーニング方法

2006年10月22日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2001-397308 出願日 : 1992年1月21日
公開番号 : 特許公開2002-306195 公開日 : 2002年10月22日
出願人 : エラン ファーマシューティカルス,インコーポレイテッド 発明者 : ハーディ,ジョーン アンソニー 外4名

発明の名称 : アルツハイマー病を治療できる物質のスクリーニング方法

【課題】 アルツハイマー病を治療できる物質のスクリーニング方法を提供する。
【解決手段】 ヒトのアミロイド前駆体タンパク質770(APP770)の717番目の位置が突然変異したもの、または突然変異を有するAPP770のイソ型若しくは断片をエンコードする核酸セグメンを有する形質転換宿主に該物質(agent)を接触させ;さらに、突然変異APP770遺伝子によってエンコードされたタンパク質の発現またはプロセッシングを検査する。以下よりなる、アルツハイマー病を治療できる物質のスクリーニング方法である。

アルツハイマー病の検査方法

2006年10月22日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2004-381800 出願日 : 2004年12月28日
公開番号 : 特許公開2006-189265 公開日 : 2006年7月20日
出願人 : 国立大学法人金沢大学 外1名 発明者 : 山田 正仁 外2名

発明の名称 : アルツハイマー病の検査方法

【課題】 アルツハイマー病の簡便且つ正確な検査を可能とする。
【解決手段】 アミロイドβ蛋白と被験者から採取した体液と緩衝液とを混合した反応溶液を反応させ、アミロイドβ蛋白の重合反応が平衡状態に到達した後、アミロイドβ蛋白の重合の程度を調べる。例えば、反応後の前記反応溶液と蛍光色素とを混合し、反応溶液の発色の程度を検出することにより、前記アミロイドβ蛋白の重合の程度を調べる。前記蛍光色素がチオフラビンT又はその誘導体である。前記体液が脳脊髄液、血液又は血液成分である。

脳老化とインスリンシグナル

2006年10月22日 | 医療 医薬 健康
高島 明彦:日薬理誌 Vol. 125 137-140 (2005) .
アルツハイマー病では脳老化と更にβアミロイドによるインスリンシグナルの低下が重なり,神経原線維変化,神経細胞死,シナプス消失を引き起こし,痴呆症を引き起こすことが考えられる.近年,II型の糖尿病がアルツハイマー病の危険因子であるというのはインスリンシグナルの低下が脳老化を引き起こしているためβアミロイドによってアルツハイマー病を引き起こしやすくなっているからではないかと推測される.J-Stage >> JOI JST.JSTAGE/fpj/125.137

細菌のゲノムが、さらに優れたバイオプラスチックの手がかりに

2006年10月22日 | 菌類 細菌
Ralstonia eutrophaH16がPHAを蓄積することはこれまで知られていたが、ゲノム解読により、バイオプラスチック生産機構にかかわっている可能性の高い遺伝子が、新たに50個以上見つかった。これまでは、バイオプラスチックに必要な性質をもたせるには、細菌を育てる餌を変える方法がとられてきた。Nature Biotechnology October , 2006