バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

高濃度茶カテキン飲料が、アレルギー性鼻炎を改善

2006年02月09日 | 医療 医薬 健康
 花王株式会社・ヘルスケア第1研究所は、アレルギー性鼻炎の方に、高濃度茶カテキン飲料を1ヶ月継続して飲用してもらったところ、アレルギー性鼻炎の症状の「くしゃみ・鼻水」が改善することを認めました。花王㈱ニュースリリース2006-02-06


医食同畑も困るので~Dowの植物体ワクチン製造をUSDA認可

2006年02月09日 | 医療 医薬 健康
GMにより植物体をワクチン製造に利用する利点は、製造コストはもとより動物を用いた場合に比べ衛生管理面やアレルギーリスクの低減などのメリットがある。一方、ワクチン製造用の植物体を屋外で栽培した場合には、食用農産物とのコンタミが大きな問題となる。FoodScience 2006-02-06

遺伝子突然変異を検出する炭素ナノチューブ

2006年02月09日 | NEWSクリッピング
 ピッツバーグ大学とナノミックス社の研究員等が、遺伝病を引き起こす遺伝子突然変異を検出する装置を開発。開発装置は、わずか数nm 幅のグラファイト・シートを筒状に丸めたものから成る炭素ナノチューブだが、研究チームはナノチューブの電気特性を利用して、遺伝性ヘモクロマトーシス(体内組織に過剰の鉄分が蓄積される疾患)を引き起こす特定の遺伝子突然変異を検出。また、蛍光標識を施したDNA 分子を調べ、DNA がナノチューブ表面に付着したことと、そのDNA が相補性DNA(cDNA)の相手であることを確認。新手法は、センサーを使う従来法よりも廉価で、所要時間も短く労働集約的な標識(labeling)作業も不要。手持ち式の遺伝子検査装置として市場化される可能性がある。(Terra Daily) NEDO海外レポートNo.927(2006)

金のナノ粒子とウイルスの混合で、疾患の検出と治療が可能に

2006年02月09日 | NEWSクリッピング
テキサス大学のMD アンダーソン癌センター(ヒューストン)の科学者等は、金のナノ粒子と特定のウイルスを混合し、体内で疾患を見つけ治療する新技法を開発。同研究チームは「遺伝子を用いてプログラム可能な」ナノ粒子と、生体と相性のよい金属との混合方法を開発した上で、狙った細胞組織の蛋白質受容体に対応するペプチドを発現するよう特殊処理したファージ・ウイルスと金のナノシャトルとを自然結合させることにより、特定の患部をターゲットに移動するキャリアの開発に成功。このキャリア(ナノシャトル)は、動脈損傷の治療や腫瘍治療、癌破壊薬の運搬等への貢献が期待。ただし、生体内でのテストは実施実績も実施予定も未だない。同論文は、2006 年1 月23~27 日号のオンライン版『全米科学アカデミー議事録』で発表。(Newswise)NEDO海外レポートNo.927(2006)

重要な代替エネルギー源である大豆のDNA の解読(米国)

2006年02月09日 | NEWSクリッピング
米国農務省(USDA)と米国エネルギー省(DOE)は、植物および微生物のゲノミクスに
関するリソースを共有し研究を統合すると発表した。また、DOE 共同ゲノム研究所
(DOE JGI)は合意に基づく最初のプロジェクトとして大豆ゲノムの配列解析に取組む。
NEDO海外レポートNo.972(2006)

新規コタラヒム抽出物

2006年02月09日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2002-71447 出願日 : 2002年3月15日
公開番号 : 特許公開2003-267881 公開日 : 2003年9月25日
出願人 : バイオベンチャーバンク株式会社 外2名 発明者 : 川越 真美 外2名

発明の名称 : 新規コタラヒム抽出物

【課題】コタラヒム抽出物を用いてαーグルコシダーゼ阻害成分を有する健康補助食品を提供すること。
【解決手段】コタラヒム抽出物は、コタラヒムを砕片化後120度で殺菌消毒した後、水溶液または果物ジュースなどの飲用可能な溶液で沸騰抽出して得ることができる。得られたコタラヒム抽出物は、そのまま凍結乾燥するかまたはサイクロデキストリンなどと凍結乾燥することができる。かかる凍結乾燥品は、その他の原料として使用することができて、新規なダイエット、糖尿病向け健康補助食品などに使用することができる。

出願番号 : 特許出願2001-402346 出願日 : 2001年11月30日
公開番号 : 特許公開2003-171299 公開日 : 2003年6月17日
出願人 : バイオベンチャーバンク株式会社 外1名 発明者 : 川越 真美 外2名

発明の名称 : 単糖類を含有してなる新規コタラヒム抽出物

【課題】本発明の課題は、コタラヒム等の服用過多において生じる低血糖症状の防止策を課題とする。
【解決手段】果糖やグルコースなどの単糖類を一回の服用量当たり1gから10g好ましくは1.5gから3.5g混合したコタラヒム抽出成分とすることで完全に防げることが判明し本発明を完成させた。

人工網膜「光」見えた 国内初、阪大グループが試験成功

2006年02月09日 | NEWSクリッピング
人工網膜のイメージ
 視力を失った人の眼球に人工網膜チップを埋め込み、光を「見せる」ことに、大阪大医学系研究科の田野保雄教授、不二門尚(ふじかど・たかし)教授らのグループが成功した。被験者が人工網膜で光を感じたのは国内では初めて。2006-02-08 Asahi.com.