バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

発見から50年、酸素添加酵素「ジオキシゲナーゼ」の反応機構が明らかに

2006年02月14日 | 創薬 生化学 薬理学
- 日本人が発見した「ジオキシゲナーゼ」の構造は牛頭型 -

 必須アミノ酸のひとつ、トリプトファンは、「オキシゲナーゼ」という酵素の働きで酸素と反応し、ビタミンなど重要な生体成分の材料に変化します。このトリプトファンの反応は50年前に日本人によって見出され、生体物質の酸化に関する教科書の記述を書き換えるほどの、科学的発見になりました。このほど、城生体金属科学研究室のグループは、反応の仕組みが不明だったヒトの「インドールアミン2,3-ジオキシゲナーゼ」の謎を、半世紀越しに、ようやく明らかにしました。 理化学研究所プレスリリース2006-02-14

微生物変換によるピルビン酸の製造方法

2006年02月14日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願平10-47302 出願日 : 1998年2月27日
公開番号 : 特許公開平11-243980 公開日 : 1999年9月14日
出願人 : 味の素株式会社 発明者 : 清水 昌 外1名

発明の名称 : ピルビン酸の製造方法

【課題】 フマル酸を原料とし、プロセスが単純で工業的に有利なピルビン酸の製造方法を提供すること。
【解決手段】 環状イミド資化性を有し、フマル酸をピルビン酸に変換する能力を持つシュウドモナス属に属する微生物をフマル酸に作用させ、生成するピルビン酸を採取することを含むピルビン酸の製造方法。

出願番号 : 特許出願平10-47301 出願日 : 1998年2月27日
公開番号 : 特許公開平11-243979 公開日 : 1999年9月14日
出願人 : 味の素株式会社 発明者 : 清水 昌 外1名

発明の名称 : ピルビン酸の製造法

【課題】 フマル酸を原料とし、プロセスが単純で工業的に有利なピルビン酸の製造方法を提供すること【解決手段】 環状イミド資化性を有し、フマル酸をピルビン酸に変換する能力を持つアシネトバクター属やサッカロマイセス属などの微生物をフマル酸に作用させ、生成するピルビン酸を採取することを含むピルビン酸の製造法。

新規酸化酵素及びそれを用いたグリオキサールの製造方法

2006年02月14日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2004-57148 出願日 : 2004年3月2日
公開番号 : 特許公開2005-245236 公開日 : 2005年9月15日
出願人 : 株式会社カネカ 発明者 : 岩崎 晃 外5名

発明の名称 : 新規酸化酵素及びそれを用いたグリオキサールの製造方法

【課題】 化学的方法による大量の副産物の生成などの問題を解決すべく、酵素、微生物を利用した生化学的手法による温和な条件での効率的なグリオキサールの製造方法を提供する事を目的とする。
【解決手段】 上記課題に鑑み、グリコールアルデヒドをグリオキサールへ変換する活性を有する微生物を探索した結果、グリコールアルデヒドに高い選択性を示し、グリオキサールへと変換する活性を有する微生物を見出した。さらに本微生物より上記反応を触媒する酵素を単離、精製した。本発明酵素を用いることによりグリコールアルデヒドから効率的にグリオキサールを製造する事が可能となった。さらには本発明酵素とメタノールオキシダーゼなどのエチレングリコールをグリコールアルデヒドへ変換する能力を有する酵素を同時に用いれば、安価に入手可能なエチレングリコールから効率的にグリオキサールを製造することが可能となった。

シトクロムP450モノオキシゲナーゼの生産方法

2006年02月14日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2005-38576 出願日 : 2005年2月16日
公開番号 : 特許公開2005-278637 公開日 : 2005年10月13日
出願人 : 株式会社海洋バイオテクノロジー研究所 発明者 : 野舘 美保 外4名

発明の名称 : シトクロムP450モノオキシゲナーゼの生産方法

【課題】 P450モノオキシゲナーゼ遺伝子を大腸菌等の微生物宿主内で安定的に機能発現させる方法を提供する。
【解決手段】 シトクロムP450モノオキシゲナーゼと古細菌由来のPPIaseの両者を生産可能な微生物、又はシトクロムP450モノオキシゲナーゼのN末端側に古細菌由来のPPIaseを付加した融合タンパク質を生産可能な微生物を培養し、培養物又は菌体からシトクロームP450モノオキシゲナーゼを採取することを特徴とするシトクロームP450モノオキシゲナーゼの生産方法。

抗菌性物質を産生する有用乳酸菌を用いたバイオプリザベーションに関する研究

2006年02月14日 | 菌類 細菌
-味噌醸造に存在する抗菌性物質産生乳酸菌の諸性状解析とその利用-
味噌から分離されたバクテリオシン産生乳酸菌の中で最も抗菌活性の強かったEnterococcus sp. GM005株の産生するバクテリオシンの完全精製方法を確立した.GM005株の培養上清から,疎水クロマトグラフィーとゲルろ過クロマトグラフィーにより,バクテリオシンペプチドを完全に単離・精製できた.本バクテリオシンは,トリシンSDSポリアクリルアミド電気泳動の結果,2.4kDaの低分子なペプチド物質であることが分かった.この精製バクテリオシンの豆腐への添加実験を実施した結果,汚染菌の顕著な減少が認められ日持ち性の向上が図られた.恩田匠ほか:山梨県工業技術センター 研究報告No.15(2001

有用乳酸菌を用いた高付加価値食品の開発

2006年02月14日 | 菌類 細菌
-有用乳酸菌の産生する抗菌活性物質の精製とその応用試験-
味噌から分離されたバクテリオシン産生乳酸菌の中で最も抗菌活性の強かったEnterococcus sp. GM005株の産生するバクテリオシンの完全精製方法を確立した.GM005株の培養上清から,疎水クロマトグラフィーとゲルろ過クロマトグラフィーにより,バクテリオシンペプチドを完全に単離・精製できた.本バクテリオシンは,トリシンSDSポリアクリルアミド電気泳動の結果,2.4kDaの低分子なペプチド物質であることが分かった.この精製バクテリオシンの豆腐への添加実験を実施した結果,汚染菌の顕著な減少が認められ日持ち性の向上が図られた.山梨県工業技術センター研究報告(H11年)

体内時計の遺伝子、朝の作動が重要…理研チームが発表

2006年02月14日 | 医療 医薬 健康
 ほぼ24時間周期のリズムを刻んでいる哺乳(ほにゅう)類の「体内時計」は、異なる時間に働く16個の時計遺伝子によって制御されているが、朝に働く遺伝子のオン・オフ(活性・停止)が正常に作動しないと、周期リズムが消滅してしまうことを、理化学研究所などの研究チームが突き止めた。読売新聞2006-02-13

大正製薬、美容のための機能性健康茶「広東美人」と「リビタQ10緑茶」を発売

2006年02月14日 | 医療 医薬 健康
Livitaブランドから美容のための機能性健康茶
「広東美人」「リビタQ10緑茶」新発売

 「Livita」(リビタ:Life Vitality Support)は、医薬品の開発で培ったノウハウを活かし、科学的根拠にもとづいて開発された食品に関する当社の健康サポートブランドです。これまでの生活習慣病予防を中心としたラインナップに加え、健康的な生活をおくるには美容も大切な要素という考えから、新たに美容に対応した製品をラインナップいたします。その第1弾が「広東美人」、第2弾が「リビタQ10緑茶」です。日経ネット2006-02-09 プレスリリース