バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

耐熱性酵素を高生産できる酵母変異株

2006年02月16日 | 菌類 細菌
 酵母における耐熱性酵素の分泌について、4792株の遺伝子破壊株に耐熱酵素の遺伝子を形質転換し、分泌活性を測定した。ある特定の遺伝子破壊株が、天然の酵母に比較して分泌活性が高かったことを見出し、この発見に基づいて本発明を完成した。
出願人/権利者 国立大学法人山口大学 特願2005-103275 (未公開)>>J-Store

細胞内寄生性微生物に対し新規抑制効果を有するアポトーシス誘導剤

2006年02月16日 | NEWSクリッピング
微生物由来の抗原物質であり、シグナル伝達系に関与するプロテインキナーゼの阻害剤として知られるスタウロスポリンが、クラミジアの感染と増殖を阻害する事実を見出して本発明を完成した。特願2005-125020 (山口大学)未公開>>J-Store
◇クラミジア属細菌の抑制に効果のあるトリプトファン代謝中間産物
 山口大学 特願2005-104669 (未公開)>>J-Store

酵母による乳酸の製造法

2006年02月16日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2004-203714 出願日 : 2004年7月9日
公開番号 : 特許公開2006-20602 公開日 : 2006年1月26日
出願人 : 株式会社豊田中央研究所 外1名 発明者 : 長森 英二 外5名

発明の名称 : 乳酸生産方法

【課題】、乳酸生産酵母において効率的に乳酸を生産する乳酸生産方法を提供する。
【解決手段】 乳酸脱水素酵素活性を有するタンパク質をコードする遺伝子を発現可能に備える遺伝子組換え乳酸生産酵母を培養する培養工程、を備え、前記培養工程においては、酸素移動容量係数(hr-1)が6以上36以下の範囲で培養する工程を備える、乳酸生産方法とする。


出願番号 : 特許出願2004-191562 出願日 : 2004年6月29日
公開番号 : 特許公開2006-6271 公開日 : 2006年1月12日
出願人 : 株式会社豊田中央研究所 外1名 発明者 : 徳弘 健郎 外5名

発明の名称 : 乳酸生産酵母および乳酸生産方法

【課題】酵母における乳酸生産に好ましい乳酸高発現系を構築する。
【解決手段】乳酸生産酵母であって、ピルビン酸脱炭酸酵素活性およびアルコール脱水素酵素活性がそれぞれ低下され、乳酸脱水素酵素活性を有するタンパク質をコードするDNAを発現可能に備える、酵母が提供される。この有機酸生産酵母においては、ピルビン酸脱炭酸酵素遺伝子が破壊されていることが好ましい態様であり、さらに、アルコール脱水素酵素遺伝子が破壊されていることが好ましい態様である。

組換えタンパク質の産生の増進のための核酸コンストラクト

2006年02月16日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2005-12603 出願日 : 2005年1月20日
公開番号 : 特許公開2006-6312 公開日 : 2006年1月12日
出願人 : 私立逢甲大學 外1名 発明者 : 趙 雲鵬 外3名

発明の名称 : 組換えタンパク質の産生の増進のための核酸コンストラクトおよび発現ベクターならびに組換えタンパク質の大量生産方法

【課題】 組換えポリペプチド/タンパク質の産生を増進するための核酸コンストラクトおよび発現ベクター、ならびに組換えポリペプチド/タンパク質の大量生産のための方法を提供すること。
【解決手段】 チオレドキシンをコードする第一の核酸配列およびヘモグロビンをコードする第二の核酸配列を宿主細胞にクローニングし、それによって形成された組換え宿主細胞の選択された遺伝子産物の産生能力を増進し、該組換え宿主細胞の該遺伝子産物の過剰発現による細胞内ストレスの軽減を補助する、組換えポリペプチド/タンパク質の産生を増進するための核酸コンストラクトおよび発現ベクター、ならびに組換えポリペプチド/タンパク質の大量生産のための方法を提供する。

新規オリゴヌクレオチドとそれを用いた酵母評価方法

2006年02月16日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2004-215399 出願日 : 2004年7月23日
公開番号 : 特許公開2006-34123 公開日 : 2006年2月9日
出願人 : アサヒビール株式会社 発明者 : 山岸 裕美 外1名

発明の名称 : 新規オリゴヌクレオチドとそれを用いた酵母評価方法

【課題】本発明は、遺伝的な性質の変化に着目し、酵母の低温増殖能の簡便な評価方法を提供することを目的とする。更に、本発明は、同時に観察される2つの形質である低温増殖能及び高温生育性の原因を、遺伝子レベルで評価することを特徴としている。
【解決手段】本発明は、Saccharomyces属酵母のKEX2遺伝子またはKEX2遺伝子と相同性のある遺伝子の配列の全長または一部を標的とし、合成ヌクレオチドを核酸合成のプライマーとして機能させ遺伝子増幅することによって、KEX2遺伝子のすべてまたは一部の欠損、または配列の違いを検出することを特徴とする酵母の評価方法である。

α-L-フコシダーゼ、その製造方法、菌株および用途

2006年02月16日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願平10-302746 出願日 : 1998年10月23日
公開番号 : 特許公開2000-125857 公開日 : 2000年5月9日
出願人 : クミアイ化学工業株式会社 発明者 : 渡辺 哲 外3名

発明の名称 : α-L-フコシダーゼ、その製造方法、菌株および用途

【課題】 糖鎖中のα1→2またはα1→3結合しているα-L-フコースを特異的に加水分解し、かつ糖転移反応を触媒してα1→3結合したα-L-フコースを含む三糖以上のオリゴ糖を生成する新規かつ有用なα-L-フコシダーゼを提供する。
【解決手段】 アルカリジェネス・スピーシス・KSF-9687(Alcaligenes sp. KSF-9687)菌株を液体培地で培養し、培養液からα-L-フコシダーゼ画分を分離、精製する。

出願番号 : 特許出願平5-332512 出願日 : 1993年12月27日
公開番号 : 特許公開平7-184647 公開日 : 1995年7月25日
出願人 : クミアイ化学工業株式会社 発明者 : 渡辺 哲 外2名

発明の名称 : α-L-フコシダーゼ、その製造方法およびアルカリジェネス・デニトリフィカンス サブsp. デニトリフィカンス KSF-0901菌株

【目的】 新規なα-L-フコシダーゼおよびその製造法を確立する。
【構成】 アルカリジェネス デニトリフィカンス サブsp. デニトリフィカンス(Alcaligenes denitrificans subsp. denitrificans) KSF-0901菌株(FERM P-13993)を液体培地で培養し、液体培地中にα-L-フコシダーゼを生産させた後、精製する。
【効果】 上記方法では活性画分を菌体内から抽出する操作を必要とせず、酵素を工業的に安価に製造することが可能である。また得られたα-L-フコシダーゼは中性付近に至適pHを有し、合成基質および天然基質に作用するので、糖鎖の構造解析や機能の研究に極めて有用である。

植物の分枝調節遺伝子:微生物を利用する植物の枝分かれの調節方法

2006年02月16日 | 菌類 細菌
国際出願番号 : PCT/JP00/05537 国際出願日 : 2000年8月18日
国際公開番号 : WO01/014559 国際公開日 : 2001年3月1日
出願人 : クミアイ化学工業株式会社 外1名 発明者 : 小島 峯雄 外3名

発明の名称 : 植物の分枝調節遺伝子、当該遺伝子を含有するベクターおよび当該ベクターにより形質転換された微生物並びに当該微生物を利用する植物の枝分かれの調節方法

鑑賞用植物や農業用植物について、その価値を高め、また収量を高めるために分枝を増やす等分枝を調節する技術を提供すること。イネのMADSボックス遺伝子またはこの遺伝子と相同な遺伝子を含有することを特徴とする植物の分枝調節遺伝子、当該遺伝子を含有するベクターおよび当該ベクターにより形質転換された微生物並びに当該微生物を利用する植物の枝分かれの調節方法。

微生物によるリコペンの製造方法

2006年02月16日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2003-325144 出願日 : 2003年9月17日
公開番号 : 特許公開2005-87100 公開日 : 2005年4月7日
出願人 : 新日本石油株式会社 発明者 : 坪倉 章 外2名

発明の名称 : リコペンの製造方法

【課題】リコペンの安価で、安定供給可能な、安全性の高い製造方法を提供する。
【解決手段】16SリボソームRNAに対応するDNAの塩基配列が細菌由来の特定な塩基配列と実質的に相同であり、かつβ-カロテン、エキネノン、β-クリプトキサンチン、3-ヒドロキシエキネノン、アステロイデノン、カンタキサンチン、ゼアキサンチン、アドニルビン、アドニキサンチン及びアスタキサンチンから選ばれる少なくとも一つのカロテノイド化合物を生産するカロテノイド生産微生物に突然変異を誘発し、生産されるリコペンの総カロテノイド生産量に対する比率(質量%)が親株のそれよりも高い変異株を選抜してリコペン生産微生物を取得し、前記リコペン生産微生物を培養することにより得た培養物からリコペン又はリコペンを含有するカロテノイド混合物を採取することを含むリコペン又はリコペンを含有するカロテノイド混合物の製造方法。

アガリクスの1製品に発癌プロモーション作用‐厚労省が食品の健康影響評価を依頼

2006年02月16日 | 医療 医薬 健康

厚労省によれば、アガリクス(カワリハラタケ)を含む製品は広域に流通しており、また明確な健康被害は出ていないものの、肝障害の疑いといった事例が学術雑誌等に複数掲載されている。薬事日報2006-02-15

▼アガリクス(カワリハラタケ)を含む製品に関するQ&A(PDF:161KB)
▼アガリクス(カワリハラタケ)を含む製品の安全性に関する食品安全委員会への食品健康影響評価の依頼について(PDF170:KB)
▼アガリクスを含む製品を摂取している方へ(PDF:116KB)


低価格で実用的な血糖値測定システムを開発

2006年02月16日 | 医療 医薬 健康
[企業探訪] H3 system社、海外市場開拓も順調

ITとBT技術が融合した「U-ヘルスケア」が急速に家庭に浸透しつつある中、大徳特区のU-ヘルスケア関連ベンチャー企業であるH3 system社(代表 キム·ミンジュン)が手軽で実用的な血糖値測定器を開発し、話題となっている。おはよう大徳(韓国)2006-02-15