バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

粘菌が「操縦」するクモ型ロボット

2006年02月23日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
英サウサンプトン大学のロボット工学研究者が、光に敏感で暗い場所を好む粘菌の性質を利用して、粘菌が「操縦」するクモ型ロボットの開発に成功した。粘菌を入れたセンサーつきの容器とロボットがコンピューターを介して接続され、光を避ける粘菌の動きによってロボットを遠隔操作する仕組みだ。WiredNews 2006-02-23

日本かんきつ研究所、ミカン原料の育毛剤を中国で発売

2006年02月23日 | 植物&農業
 日本かんきつ研究所(群馬県高崎市、須沢謙社長)は、愛媛県産のミカンやイヨカンを主原料にした育毛剤事業を強化する。昨年の韓国に続いて中国での販売を2006年内に開始。日本国内ではかんきつ成分を高めた新商品を投入する。自然志向の高まりを背景に、今期(06年10月期)は前期と比べて2割以上多い60万―70万本の販売を目指す。 日経ネット2006-02-23

カンジダ性敗血症に治療薬━ファイザーの新薬を承認

2006年02月23日 | 医療 医薬 健康
 連邦食品医薬品局(FDA)は、製薬大手ファイザーの開発したカンジダ性敗血症治療薬「エラクシス(Eraxis)」を新薬として承認した。同 病は、致死率が高く、病院で血液を介して感染する事が多い。米国内では毎年6万件の症例が見られ、その致死率は40%に達する。発症した患者は平均10日 ほどで死に至る。 US.FrontLine 2006-02-22
Pfizer Receives FDA Approval for Eraxis(TM) to Treat Candidemia, a Potentially Life-Threatening Bloodstream Infection SOURCE: Pfizer Inc February 21, 2006

ワクチンとして使用できる免疫性組成物

2006年02月23日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2000-598168 出願日 : 2000年2月15日
公表番号 : 特許公表2002-536416 公表日 : 2002年10月29日
出願人 : アンスティテュ ドゥ ルシェルシュ プール ル デヴロップマーン (イ エール デ) 発明者 : ヴア フランシスコ

発明の名称 : ワクチンとして使用できる免疫性組成物

【課題】 ワクチンとして使用できる免疫性組成物を提供する。
【解決手段】 本発明の免疫性組成物は、錯体を形成するよう第1,第2手段の相互作用を可能とする条件において、感染性病原体の1つおよび/または複数の標的受容体を発現する第1手段を、上記標的を識別する病原体の領域を少なくとも発現する第2手段とともに培養することによって得られる調製体から生成される。上記培養は、異なる期間にもとづき実施し、生成した錯体を固定剤と異なる期間にわたって接触させる。上記第1,第2手段は、哺乳動物に許容される(特に、哺乳動物のための感染性病原体に対するワクチンの生成において使用)。

ヒト幹細胞:利用の臨床研究指針案まとめる--厚労省専門委

2006年02月23日 | NEWSクリッピング
 厚生労働省の専門委員会(委員長、中畑龍俊・京都大教授)は22日、特定の細胞に分化する「ヒト幹細胞」を利用した臨床研究についての指針案をまとめた。臨床研究はすでに始まっているが、実施機関を規制する指針はなかった。8月に施行される見込み。

 指針案では、臨床研究の対象を「生命を脅かし、身体の機能を損なう疾患」に限定し、安全性や有効性、倫理性の確保などを基本原則とした。臨床研究を行う病院や大学などの倫理審査委員会が、実施計画を指針に沿って審査する。【下桐実雅子】毎日新聞 2006年2月23日 東京朝刊

インフルエンザ・ウィルスの早期警戒システムを開発( 米国)

2006年02月23日 | 医療 医薬 健康
NIH が資金支援を行っているスクリップス研究所の科学者達が、ヒトに感染し伝染病となる前に見られるインフルエンザ・ウィルスの変異を検出する技法を開発した。この新しい、一般的に利用可能なツールとなるグルカン・アレイ(glycan array)法は、鳥類由来のインフルエンザ株を含む、ヒトへの感染力を持つインフルエンザ株の発生を監視するために使用できる。NEDO海外レポート NO.973, 2006.2.22


カナダ・バイオテクノロジー研究所における研究

2006年02月23日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
農作物残渣利用など
 カナダ国立研究機構(The National Research Council of Canada,NRC)は、設立以来約100 年の歴史を持つ、科学分野全般にわたる研究活動のリーダーとして世界に良く知られるカナダ連邦政府の機関である。現在NRC は国内に20 の研究所を有しており、それぞれの分野ですぐれた業績を上げている。また、日本からの留学研究者も多い。
NEDO海外レポート NO.973, 2006.2.22