らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

初氷の観測機器

2013-12-24 | 雑学

近年の天気予報はよく当たります。
気象衛星からのデータや過去の気象観測データを気象予報士の方達がよく分析されているからだと思いますが、私たち市民には有り難いことです。

ところで大阪では今月13日に初氷が観測されましたが、これを観測する機器をご存知でしょうか?
先日テレビの天気コーナーで取り上げていたのでご紹介します。

大阪での「初氷」を観測する機器はこの小さな桶のような水を入れる器具です。
この中に入っている水を見て、氷が張っていたら、その最初の日を「初氷」の日とするそうです。
余りにも原始的な方法で観測していることに驚きました。しかも周りが錆びてきています。相当な年季物なのでしょうね。



大阪ではこの観測機器を始め、気温や雨量などの気象観測の場所は、大阪市中央区の地下鉄・谷町四丁目駅のすぐ近く、中央大通り沿いにあるそうです。

・ここが大阪における気温や雨量などの観測のほか植物などの観測や季節現象の観測の基本となる場所です。(ネットより)

下の画像は 「雪板(ゆきいた)」と言って、雪の降った量や積もっている量を観測する機器です。
木製の「白板」と「ものさしの柱」を組み合わせただけのもので、こちらも至って原始的なものです。

日本海側の地域などでは超音波やレーザー光で観測するハイテク機器の「積雪計」が主流だそうですが、雪の降る機会があまり多くない大阪のような気象台では、人間の目測で積雪の深さを測るこの方法が100年も前から続けられているのだそうです。
大阪ではこれからもこの観測方法が続くことでしょうね。