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らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

熊野古道を歩く(その5)「ほんまもんロケ地」

2013-12-01 | 趣味

NHK朝の連続ドラマ「ほんまもん」を覚えておられますか?
昨日ご紹介した伏拝王子のすぐそばに、このドラマの舞台となったロケ地がありましたので紹介します。

「ほんまもん」は平成13年10月から半年間、NHKの朝の連続テレビ小説として放映されましたが、このドラマの主人公「山中木葉(池脇千鶴)の生家」として、オープンセットが組まれたのがこの場所で、この家の持ち主は山中さんとおっしゃいます。
実際の持ち主とドラマの主人公の苗字が同じと言うのは偶然にしても出来過ぎていますね。

・敷地内に建てられている「ほんまもん」のプレートです。上の鳥のようなものは、家主の山中さんが枯れ木を置いているだけだそうです。


「ほんまもん」あらすじ(ウィキペディアより)
高校時代、お転婆だった木葉は祖母・フジ(小林千登勢)が父・山中一路(根津甚八)が料理した鮎のほぐし身と茶粥を美味しそうに食べて幸せそうに息を引き取る姿を目の当たりにします。
この姿に、食が人を幸せにする力を知った木葉は料理人を目指し高校卒業後大阪へ。そこで待っていたのは厳しい修行と挫折・困難・そして克服の日々でした。
そんな中、木葉は精進料理に出会い、そこで真の料理の心を学んでいく。



ドラマの舞台となった山中さんのお宅です。
ここを訪れた時、偶然にもこの家の持ち主である山中さんにお会いし、ロケ時の様子を聞かせていただきました。
その時聞いた話では、屋敷の前の2本の木はNHKがロケ用に植えてくれたのだそうです。




「三軒茶屋」
伏拝王子から20分ほど歩いたところに、三軒茶屋がありました。
この三軒茶屋は、果無峠を経て熊野と高野山を結ぶ果無街道と中辺路街道の分岐点に立地しており、熊野本宮大社の参拝を終えると果無街道を経て高野山に参る人も多く、昔は、非常に賑わっていたそうです。

・三軒茶屋跡です。


「九鬼ケ口関所跡」
三軒茶屋の隣に木で作られた九鬼ヶ口関所跡があります。
元々は小辺路を少し下った所の九鬼ケ口にあったものを平成2年に模式的に復元したものだそうです。
500年ほど前の通行税は7文から10文で、現在の貨幣価値で200円~250円程度だったそうです。