らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

息子と娘の語源

2013-11-18 | 雑学

男の子供を息子と言い、女の子供を娘と言いますが、今日はその語源を調べました。

「むすこ」の「むす」は「苔(こけ)むす」などと同じ、古代語の「産(む)す」だそうです。
生まれる、発生する、生えるなどを意味し、勢いよく茂る有様を言います。

古代語で「むすこ(産子)」は「元気よく育つ子」という、子に対する祝福と激励のことばで、「こ(子)」は「め(女)」に対して男を示す語です。
それが時が移るとともに、単に子どもをいうようになり、男の子についてのみいうようになったと言うことです。

「娘」もこれと同じで、古代語の「産(む)す」に由来して、女性を意味する接尾辞「め」がついて女性の子供を「むすめ」と呼ぶようになったようです。





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満を持す

2013-11-17 | 雑学

『満を持す』と言う成句があります。
意味は【準備を十分にして機会を待つ】ですが、この由来をご存知でしょうか?

実は、これは弓に関する言葉なのです。
「満」には【いっぱいになる】という意味があり、「持す」は【保つ】ということなので、弓をいっぱいにひいて保つことを『満を持す』と言います。
つまり、いつでも矢を放てる状態を保つところから転じて、準備を十分にして機会を待つという意味でも使われるようになったのです。

中国の『史記』にこの「満を持す」の言葉の記載があります。
紀元前494年、越の王・勾践(こうせん)は、呉の国に大敗し兵を引き連れて会稽山(かいけいざん)に逃げ込みましたが、呉軍に包囲されます。
そのとき、勾践が信頼のおける臣下・范蠡(はん‐れい)に意見を求めると、范蠡は「満を持するものには天の助けがあります」と答え、そして、「今は、ことばを低く、礼を厚くして許しを請おう」と進言したそうです。

勾践はそれに従って降伏し、呉王のもとに下りました。
その後、20年以上じっと耐えたのち、満を持して再び立ち上がり、呉を滅ぼしたということです。




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投資詐欺に注意

2013-11-16 | 時事

高齢者を狙った投資詐欺のトラブルが増加しているようです。
その手口は劇場型とよばれるもので、より巧妙に、より悪質になっていることから、国民生活センターや警察は注意を呼び掛けています。
今日は国民生活センターHPより「劇場型勧誘」の手口をご紹介します。

「手口」
勧誘業者
「劇場型勧誘」とは、立場の違う複数の人が入れ代わり立ち代わり勧誘する手口で、その典型例としては、まずこの勧誘に前後して、消費者の自宅にA社のパンフレットや申込書が封筒で発送されます。
2~3日後に、勧誘業者であるB社が、
・販売会社(A社)の封筒は届いていないか。
・A社が販売している権利(未公開株、社債など)は大変価値があるが、封筒が届いた個人しか購入することができない。
・「代わりに買ってくれれば権利を高値で買い取る」とか「代理で購入して欲しい。謝金を支払う」
などと電話で消費者に勧誘して契約をあおります。

消費者
消費者は、初めのうちはB社の話を信用しないが、
・何度も(場合によっては複数の業者から)「価値のあるものなので高額で買い取る」と勧誘を受けたり、
・公的機関(金融庁や国民生活センターなど)をかたる何者から電話が入り、「A社は信頼できる会社である」などと説明されるうちに信用してしまい、お金を支払ってしまう。
・そして結局A社、B社ともに連絡が取れなくなり、実質紙切れである権利証券だけが消費者の手元に残る、というものです。(図1)。
複数の業者が登場し、さも「演劇」のように仕立て上げられた勧誘が行われるため、劇場型勧誘と呼ばれているものです。

劇場型勧誘においては、勧誘業者(B社)の登記情報や所在地などの実態を確認することができず、消費者がB社から利益を得られたケースは今までに1件も確認できていません。


図の説明
1.A社から権利に関するパンフレットや申込書が送付される
2.B社から「A社が販売する権利を購入すれば、高値で買い取る」との電話勧誘がある
3.消費者はA社に通信販売で権利の購入を申し込む
4.A社、B社ともに最終的には連絡が取れなくなり、権利証券もどきだけが消費者の手元に残る

「架空投資対象先」
A社が販売する権利の投資対象としては、最近話題になっているものや高齢者が興味や関心を持ちそうな事業、新しくて将来性のある事業、そして社会貢献につながりそうな事業が多く見られるそうです。

「相談事例」
・過去の損失を取り戻すという「被害回復型」が依然として多く見られる一方、
・自分は購入する資格がないので、代わりに買ってくれれば高く買い取るという「代理購入型」の発展型と考えられる「代理申請型」や
・消費者を脅して強引に申し込みや金銭の払い込みをさせる「恫喝型(どうかつがた)」、
・郵送や手渡しで支払わせる「口座振込み回避型」など、
より巧妙で新しい手口が次々と寄せられているそうです。
そして、これらの手口は複合的に用いられることも多く、また、不動産等を担保に借金までさせて全財産を奪い取ろうとする「根こそぎ型」など非常に深刻で悪質なケースも見られると言うことです。

【事例1】  お金は代わりに払うので申し込みさえすれば良いという【代理申請型】
【事例2】  不審に思って申し込みをやめようとすると脅してくる【恫喝型】
【事例3】  郵送や手渡しで支払わせる【口座振込み回避型】
【事例4】  自宅を担保に借金までさせて全財産を奪い取ろうとする【根こそぎ型】
なお、「被害回復型」では、投資会社や投資仲介会社を名乗って電話し、「以前の投資の損失を回復できる」などと促すもので、被害者を装って「私も損を回収できた」と嘘の成功談を話す人物が電話口に登場するケースがあります。

「詐欺にあわないために」
・他人から薦められた未公開株式や馬券を購入してはならない。
・広告の投資情報ソフト販売を安易に信用してはならない。
・金融商品は金融庁に登録されている業者以外から購入しない

「消費者へのアドバイス」
1.自分が持っていない金融商品や権利について買い取るから利益になるなどと、他社と契約させようとする話には絶対に耳を貸さないこと
2.絶対にお金を渡さずに、すぐに消費生活センターに相談すること
3.周りの人も高齢者がトラブルに遭っていないか気を配ること

「相談先」

ご相談は、お住まいの自治体の消費生活センターにお問い合わせください。


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いい遺言の日

2013-11-15 | 雑学

「いい遺言の日」があるそうですが、ご存知でしたか?

この「いい遺言の日」は、家庭内での遺産相続をめぐるトラブルを防ぐために、りそな銀行が平成18年(2006年)11月、日本記念日協会の認定を受けて制定した記念日だそうです。
また、この記念日の制定とあわせて、今日からの1週間(11月15日~22日)は、夫婦の遺言週間とされています。

りそな銀行では、親戚が集まる年末年始を前に、将来にわたり親戚が笑顔で集まれるように、相続の意識を日ごろから高めてもらうこと、また、夫婦で相続について考えてもらうきっかけに、と言うことで、11月15日を「い(1)い(1)い(1)い(5)ごん」の語呂合わせで制定したようです。

大阪弁護士会では4月15日を「良い遺言(いごん)の日」、11月15日を「いい遺言(いごん)の日」として毎年、記念行事を実施しており、今年も今日11月15日に大阪弁護士会館2階ホールで記念イベントと無料法律相談会を行うようです。

最近、相続をめぐって家族間でトラブルとなるケースが多いようです。
相続問題は資産家だけに起こることではなく、どの家庭でも起こりうる問題です。
相続問題が “争族 ” 問題となって、家族の仲がこじれることにならないように、この日を相続について考える日としてみては如何でしょうか?

 

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真面目

2013-11-14 | 雑学

今、不真面目な食材虚偽表示が問題となっているので、今日は「真面目」の語源について調べました。

真面目とは、「本気であること」とか、「真剣・誠実な態度のこと」を言いますが、その語源は次のようです。
一つは、「正しい目」という “正(まさ)しき目”が『まじめ』に変化したという説。
そしてもう一つは、「まじまじと見る」の “まじ”に“目”がついて、『まじめ』になったという説です。

「まじまじ」の“まじ”は「まじろぐ」の“まじ”です。
「まじろぐ(瞬ぐ)」とは、【まばたきをする】ことで、目をパチパチしながら真剣に集中するところや本気になって目をしばたくところから【本気】や【真剣】などの意味で『まじめ』と言うようになったということです。

漢字で『真面目』と書くのは意味から当てられた当て字で、明治時代ごろから使われるようになったようです。
元々『真面目』は「しんめんもく」と読み、【そのもの本来のありさま】をいう言葉でした。
この言葉と【本気であること。真剣な態度】という意味が通じたために、『まじめ』に『真面目』の漢字を当てるようになったようです。

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ネリネの花

2013-11-13 | 

鉢植のネリネの花が咲いたのでご紹介します。
ネリネ は、南アフリカ原産のヒガンバナ科の花で、主にイギリスで品種改良され、日本へは大正時代の末期に渡来したそうです。
姿形がヒガンバナに似ていることもあって、日本では従来あまり人気がなかったようですが、近年になって切り花や鉢物として注目されるようになりました。
花弁が宝石のようにキラキラと輝くことから、欧米では「ダイヤモンドリリー」の名前で親しまれており、育種が盛んに行われているようです。

・これがネリネです。


・蕾包です。この中には15~16個の蕾が詰まっています。


・蕾が開きかけました。


ヒガンバナ科なので彼岸花によく似ていますが、ヒガンバナとの違いは、花が咲いた後に葉が出てくるヒガンバ花に対して、ネリネは花と葉を同時に見ることができる点です。
花の色は白、ピンク、赤、朱色などがあり、1本の茎に花径5~6㎝の花が15~16輪つきます。

・中心部にはこれから開く蕾がまだ7~8個あります。


別名を「ダイヤモンド・リリー」といい、その由来は、花びらに光が当たると、キラキラと宝石のように綺麗に輝くことからつけられたそうです。

・太陽の光に当たると、花びらにダイヤモンドのような小さな輝きが現れます。
 それが名前の由来となっている輝きであり、この花びらの白くなっているところがそれです。(輝きが小さな点なので、見やすいように画像を大きくしました)


「ネリネの花言葉」
花言葉は「箱入り娘」で、その由来はギリシア神話の伝説からです。
その伝説とは、ギリシア神話に登場する水の妖精ネレイデスは、エーゲ海の底に住んでいる父ネレウスの宮殿で、いつも黄金の椅子に座り、歌ったり、踊ったり、糸をつむいだりするなど、地上の人間の”箱入り娘”と同じような優雅な日々を送る生活をしていたということです。

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食材虚偽表示

2013-11-12 | 時事

阪神阪急ホテルズに端を発した食材の虚偽表示問題は、有名ホテルや百貨店にテナントとして入っているレストランなどにも広がり、消費者への裏切りが連日明るみになっています。
先には、「ミシュランガイド」にも掲載されている近鉄系の旅館「奈良万葉若草の宿三笠」で、地鶏「大和肉鶏」の表示をしながらブラジル産鶏肉を使用するなど、多数の虚偽が発覚し、社長が引責地辞任を表明しています。

更に、老舗の高級ホテルである「ホテルオークラ」でも、「バナメイエビ」を「芝エビ」として提供していることが判明したのを始め、高島屋がフランスの有名ブランド「フォション」名で販売したおせち料理の虚偽表示を発表すると、三越伊勢丹、大丸松坂屋、近鉄などが続き、西日本高速道路会社のサービスエリアの飲食店でも「御当地料理」の虚偽が発覚しています。

昨日は「阪神阪急ホテルズ」とグループ会社が運営するホテル「リッツ・カールトン大阪」に対して立ち入り検査が入りましたが、その理由が景品表示法違反の優良誤認の疑いと言うことです。

これらの虚偽表示には下記の法律が適用されるようですが、厳密には難しかったり、違反しても表示の見直しを命じる「措置命令」程度の軽いもののようであり、それを知ってかどうかは分かりませんが、違反しているレストランやホテルは何年も前から平然と虚偽表示している実態が明らかになっています。

日本の食文化は、多様で豊富な旬の食材や食品、栄養バランスの取れた食事構成に加えて食事と年中行事や人生儀礼との密接な結びつきなどといった特徴を持っていることから、諸外国からも高い評価を受けています。
その和食が、12月上旬にも、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録される見込みになったことが、今月初めに報道されていましたが、今回の食材虚偽表示が大きな汚点となったことから、登録に影響を与えないか危惧されます。

(参考)
・虚偽表示の適用法律
1)景品表示法・・・この法律は実際のものより著しく良いと誤解させる表示を禁じているものです。
            違反すれば表示の見直しを命じる「措置命令」が行われ、従わなければ罰則があります。

2)JAS法の適用・・・主に容器包装されている小売食品に適切な表示を義務付ける法律です。
              違反と判断されれば個人は、2年以下の懲役または200万円以下の罰金が、法人の場合は1億円以下の罰金が科せられます。
             「奈良万葉若草の宿三笠」の場合は、高級珍味の「からすみ」と表示して代用品を入れたおせち料理を提供したことから、近畿農政局の立ち入り検査が
             入っています。

3)不正競争防止法・・・これは故意に産地などを偽装した場合に適用される法律です。
               罰則は5年以下の懲役か500万円以下の罰金ですが、但し、この法律は「商品」を対象にしていることから、料理が商品と解釈されない可能性もあり、
               適用は難しそうです。


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秋のオープン・カフェ

2013-11-11 | 地元紹介

昨日、熊取町・山の手台では、恒例の「秋のオープン・カフェ」が催されました。
今日はこの地元の話題をご紹介します。

「オープン・カフェ」の催しは、春と秋の年2回、“フラワー山の手”が主催して、地域住民とのふれあいや親睦を図る目的で開かれており、今回が17回 目となります。

昨日は、準備段階の午前8時頃から午前10時のオープンまでは強風に小雨が混じる生憎の天候でしたが、スタッフの皆さんの熱気が曇り空を吹き飛ばし、昼前には時々太陽も顔を出して集(つど)った住民の方達を歓迎するかのようでした。
天候で出足が心配された今回のオープンカフェですが、例年に負けず劣らず、たくさんの来場者があって盛大な催しとなり、主催者も胸をなで下ろしたようです。

なお、“フラワー山の手”とは、山の手台の老人施設や公園、遊歩道などに草花を植栽して、住みよい環境を作るべく活動している山の手台のボランティアグループです。

・会場となった住宅地内の集会所 “老人憩いの家”です。



会場では、“フラワー山の手”のメンバーの人達が手作りしたケーキや、花の鉢植、焼き芋、チヂミなどを安価で提供する4ケ所のコーナーと、中央には飲食しながら談笑できるようにテーブルも設置されていました。



・当日のメニューです。
 ケーキ・コーヒーセット150円、チヂミ100円、ぜんざい100円など、20点以上のメニューが書かれていました。


・チヂミ(韓国風お好み焼き)のコーナーです。
 オープン間もない時間帯であったことから、「チヂミありますよ~」と呼びかけていました。因みに値段は1枚100円です。


・鉢植コーナーです。
 小鉢に植えられたお花や多肉植物が所狭しと並んでおり、住民の方がその中から気に入った鉢を買い求めていました。


・ケーキやぜんざい、飲み物などのコーナーです。
 数に限りがあるため、甘いものに目のない奥さまや子供さんたちが我先にと買い求めていました。


・焼き芋コーナーです。
 焼き芋の美味しそうな香りが漂っており、思わず足がこちらに向いてしまいます。


・住民同士のふれあいと、買い求めたものを飲食したり、休憩するためのテーブルが用意されています。


開催時間中、歓迎してくれていた太陽は、午後1時過ぎの閉会と共に厚い雲に覆われて、3時過ぎには雨が降り出しました。
お天道様も粋な計らいをしてくれるものです。

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ルビコン川

2013-11-10 | 時事

1カ月ほど前の新聞に “ルビコン川を渡った中部電力、首都圏進出の思惑 ”の見出しが載っていました。
内容は、中部電力が三菱商事系の新電力であるダイヤモンドパワー(東京・中央)を買収し、1日から首都圏で電力販売を始めたというもので、地域独占の営業区域に、電力会社の他社が攻め込むという、エネルギー大競争時代への布石か、電力自由化をにらんだ深謀遠慮か、そのいくつかの思惑が見え隠れする。
と言うものでした。

今日は電力の自由化と言う難しい問題ではなく「ルビコン川を渡る」という諺について調べました。

ルビコン川(Rubicon)は、イタリア北部を流れる川で、リゾート地として開発されているガッテーオ・ア・マーレでアドリア海に注ぐ、全長50キロ弱とそれほど長くはない川です。
ルビコンとはラテン語での呼び名で、現在イタリア語ではルビコーネ(Rubicone)と呼ばれており、 一時は乱開発が進んだことなどにより、エミリア=ロマーニャ州で最も汚れた川の一つに数えられていましたが、現在ではきれいになっているそうです。

その「ルビコン川を渡る」とは、紀元前49年、ポンペイウスとの対決を決意したカエサルが「賽(さい)は投げられた」と叫び、元老院令を無視して渡河したと言う故事に基づき、もう後戻りできないという覚悟のもと、重大な決断や行動を起こすことを言います。

・赤い線のところがルビコン川です。


ルビコン川は、古代ローマにおいて、本国である「イタリア」と属州ガリア・キサルピナの境界線の役割を果たしていました。
軍団を連れてこの川を越え、南下することは法により禁じられており、その南下行為はすなわち共和国に対する反逆とみなされたのです。
にも拘らず、紀元前49年1月10日、ローマ内戦において、ユリウス・カエサルが「賽は投げられた」と檄を発してルビコン川を渡りました。
以後、運命を決め、後戻りのできないような重大な決断と行動をすることの例えとして「ルビコン川を渡る」という諺が使われるようになりました。

中部電力がルビコン川を渡ったことは、地域独占の他社の営業区域に攻め込む決断をした訳であり、関西電力も子会社を通じ、来春をめどに首都圏に進出する予定と報道されいることから、いよいよエネルギー大競争時代の幕が開けられることになりそうです。

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松花堂弁当

2013-11-09 | 雑学

「松花堂(しょうかどう)弁当」をご存知だと思いますが、この松花堂という名称が江戸時代の茶人の名前であることをご存知だったでしょうか?
今日は「松花堂弁当」の由来を調べましたのでご紹介します。

「松花堂弁当」とは、松花堂昭乗(しょうかどうしょうじょう)が好んだ「四つ切り箱」から、十文字に仕切って味が混ざらないようにし、縁を高くして、かぶせ蓋のある器に盛り付けをする弁当のことです。

・これが吉兆の松花堂弁当です。(ウィキペディアより)


松花堂(しょうかどう)の名称は江戸時代初期の茶人『松花堂昭乗(1584年~1639年)』に因みます。
松花堂昭乗(しょうかどうしょうじょう)は、農家が種入れとして使用していた器をヒントにしてその形の器を作り、絵具箱や煙草盆として使用していたそうです。

その入れ物が「松花堂弁当」に発展したのは、それから数百年後の1933年(昭和8年)頃に、名門料亭「吉兆」の創始者である湯木貞一が、1933年、昭乗ゆかりの八幡市で開催された茶会に出席したとき、部屋の隅に積まれたタバコ盆に目を留め、その一つを分けてもらったことによります。

湯木貞一は、これに前菜などを盛り合わせ、更に食材の色を際立たせるため漆塗りにしたり、蓋をつけたり工夫を重ねていったそうです。
そして、松花堂昭乗に敬意を払い、蓋には「松花堂」の焼印を入れ、料理一式を盛る弁当箱を完成させました。

当時、しばしば開かれた大規模な茶会には数千人分の料理の注文があった事から、湯木は、盛りつけやすく、配膳も手早くできる、提供しやすい器に仕立て上げて、名前も松花堂昭乗に因ん「松花堂弁当」と名付けたそうです。

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