今日18日は二十四節気の一つ「雨水」です。
雨水とは、「厳しかった寒さも次第に緩み、暖かさに雪や氷が解け出して蒸発し、雪原から上昇する水蒸気が上空で冷やされて、春の雨となって降り出す頃」の意味です。忍び寄る春の気配に草木が蘇る頃とも言われています。
「雨水の行事」
雨水には昔から次のような行事が言い伝えられています。
・雛飾り
「雨水」の日は、初節句などでお雛様を飾るのに相応しい日とされています。
お雛様は子供を厄から守ってくれる守り神のような存在であり、節句の前日に慌てて飾ることは「一夜飾り」といわれ、縁起が悪いとされます。
二十四節気の「雨水」の日を迎えることは、雪に代わって雨が降る時期となったことにより春を迎えたことを意味し、温かな季節への変わり目として縁起が良いとされ
ています。
このようなことから、この日に雛人形を飾り付けると良縁に恵まれると言い伝えられているようです。
・農作業
この頃が農耕の準備を始める目安とされています。