ら族の歳時記

「道が分かれていても人は幸せになる道を選ぶ能力がある。」
能力を信じ、心の安らぎの場を求めて、一歩一歩。

三度目の監査

2015-11-22 17:42:58 | 仕事のこと
仕事ネタが続くのはなんですが。。。





三度目の監査当日、
課長はこんなことをいう。

「今回の監査員は
 俺の元上司。
 いっしょに昼食を食べた仲だから
 大丈夫。
 なんとかしてくれる。」





これについては、他の課の課長も
「ずるい     
といっていた。






初日の監査は、
書類のチェック。

ない書類があると「持ってきて」と呼ばれる。



課長が一回だけ走った。






二日目は書類チェックの結果による尋問。
ら族は、関係各方面から
「ちゃんと出頭するように」と念を押されていた。


課長は、
「会場に行く前に声にオレに声をかけて。
 紹介するから」いう。

紹介って不要と思いますけれど。



声を掛ける前に
「時間だよ」と連行される。。。。


そして、監査員に紹介をしてくれた。

そしてそして、
「この分野については、
なにかありましたら私を呼んでください。
説明しますから。」


とおっしゃって去る課長。

うそこけ。
なんにも知らなくて、
説明なんてぜんぜんできないのに。
元上司の前で
ええ格好しーや!!!!!!!!!!


と心のなかで叫ぶ私。


         





尋問。

座らされて行った。

前回は、立ったまま少し質問をうけただけだったのに。



質問の内容が想定外。

対応を行ったその理由を聞かれる。

けれど、どれも私が対応したことだったので
すぐに答えることができた。
(以前は、私の入社前の古い話を聞かれて
 答えようがなかった)

一人でやると負担は大きくなるけれど、
こういう時は楽だと思った。



しかし。。。入れたはずの書類が
入ってなくて。。。。。。。。


かなりまずい。。




そして、
「契約書の書式が古いですね。
 そのためこの条文が入っていません。
 普通はその条文を覚書で追加するか、
 再契約するものですが。
 いつまでにすべきことかは
 私にはわかりませんが。。。」


そうなの?????

私が結んでいる契約書の書式は、
書式が変われば随時新しくしている。

つまり、私が入社する前に
結ばれた契約書がアウトだった。。

状況が変化したものは
私が再契約をしているのでセーフ。


一部、契約書が古いから
再契約して契約内容を明確にしないと思っていたのに
やっていないものもあった。
やっておけばよかったと後悔。

状況が変わらないものは、
そのままその契約が今も生きている。


不可抗力。。。。





質問には、
しゃーしゃー答えたので
(すらすらと返答につまらずに答えた)
すぐに尋問から釈放された。





でも、やってしまったと
気持ちが整理できない私。。。

仕事にならない。。

誰かに言いたい。

でも、いって状況が変わるものでもない。。。






そんな中、他の部署の人が相談にくる。

「ら族さん、入力していない理由はなんだと思う???」

なにパニクってんの。。。。。。




今度はまた別の課の人が
「集計表の提出を求められたけれど
 どうすればいい???」

なんでそれをしらんの。。。。



気持ちが整理できないときは
こういうヘルプをしていると
気持ちが紛れる。

それにしてもすごいパニック状態。




お次は
「うちの課長から
 この書類を出してって
 電話が入ったけれど
 書類がどこにあるかわからない」と。

他の課のことだけれど、
一部業務をやっているので、
書類のありかぐらいはわかる。

書類を出してあげると
「ら族さん、もっていって」


なんどすっと。


もっていって、
書類のことの質問は私には答えられない。
自分でやっていない書類なんて
わかるはずもない。


そこの課の課長はもっと答えられない。



まずい。



慌てて外出している担当者に電話する。

「書類の提出求められたよ。
 ありかはわかった。
 もっていくけれど、
 会社に戻ってきて。
 何時に戻ってこれる?」

「もどるしかないじゃないか。
 45分後には会社に着くと思う」

「課長に言っておく」



書類をもっていき、
担当者が戻ってくる時間を課長に伝えた。





しばらくするとその課長登場。

「ら族さん、教えて」



もう。。持ちこたえられなかったの???



「なんでこの書類、
 受理印に取り消し線が引いてあるんだろう」



自分で関わっていないのにわかるかと
思いつつも見てみる。

この書類は
自分の課の分は作っているので
作り方や流れぐらいはわかる。


「これって。。
 提出先の間違いですよ。
 提出先も間違えて受理してしまって」
 
とネットで検索して流れを説明する。

「現実とちがってもその流れで説明できるので
 そうやって説明してください」




しばらくしてその担当者が戻ってくる。

同じく書類を持ってきて
「どうしただろう????
 考えて!!!!」

といってくる。
すごいパニック状態。

課長。。。
説明してあげなかったんですか。。。
いじめだ。。。。。。
ひどい。。。。




説明する。

「こういう経緯があったでしょう?
 思い出した?」

「思い出せん。
 けれど、話が通るからそれでいく」

「はい、補足資料として
 ネットから打ち出しておいた。
 もっていって」



結局、事件にもならず終わった。

みんなのパニックぶりは凄かった。




我か課はそういうこともなく。。。

課長と監査員との関係のおかげか?







そして結審



私の分野は指摘なし。





決心直前まで
「オレは大丈夫」
とニコニコ笑っていっていた課長は


見逃してくれると思っていたのに
すべて指摘事項とあがってしまい、
ブラックサイドへ。


       
 

すごい暗さ。。。。。



その姿に、
ずるいといっていた他の課の課長も
「大変ね。
 天国から地獄だね。
 内容も数もダークすぎるわ」と
哀れんでいた。


どうやって是正して、
回していくんでしょうね。。。。
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