ら族の歳時記

「道が分かれていても人は幸せになる道を選ぶ能力がある。」
能力を信じ、心の安らぎの場を求めて、一歩一歩。

22週目の診察 20週目の検査結果

2016-11-05 23:40:44 | 肝炎
今回の結果は、ウイルスの結果はなしなので
データをもらってもあまり感動なく。


「変わりありませんか。

 検査は幸いにも今回も問題はありませんでした。

 薬はこれが最後(の処方)になります。

 楽だったでしょう?」


ついつい楽でしたと答えてしまった。


「インターフェロンを使っていた人は
 みんなそういうんですよね」


「使っていませんけど。」

先生は怪訝な顔をした。


その時は説明しなかったけれど、
透析の薬もきつい薬はあるんですよ。


レナジェルのひどい便秘。

キックリンとレグパラの吐き気。


キックリンは
「飲んでいるうちに慣れるから」
といわれて、当初はかなりきつかったけれど、
今はなんともない。


レグパラは、長々と吐き気が続いた。

キックリンと比べ物にならないくらい。


寝る前に飲むとよいといわれたけれど、
吐き気が目が覚めることがあった。

今は慣れたけれど、慣れるまで一年近く、
それ以上かかったかもしれない。

人によっては、吐き気で生活のリズムを
崩してしまい、
処方を止めてもらった人もいた。

その結果、副甲状腺の手術をしないと
いけない状態になった。




「薬を止めて、半年後にウイルスが出なかったら
 完治となります。
 
 早くにウイルスが検出されなかったことと
 データがずっとよかったことで、
 その確率は限りなく高いです。」


今後は、一か月に一度の診察になる。

とりあえず、次回は2週間後か
3週間後ということで
2週間後に予約を取った。


あとで思えば、
薬が終わって一週間後になる
3週間後がよかったかもと思う。



この日の外来はめっちゃ混んでいた。

駐車場も一杯で
調剤薬局前に止めた。

待合も混んでいて、
長椅子に一人の世界でなく、
どこに座ればいいか迷うくらい。

幸い予約優先だったので
すぐに見てもらえたけれど。

肝臓内科から地域のホームドクターに
転身が図れそうな気配。




調剤薬局でも
「最後の処方ですね」といわれる。

当然、にこにこして迎えてくれる。
どこまで、データの共有ができているのかは
わからないけれど、
早い時期にウイルスが消えたのは知っている。

よって、完治の確率が高いことも知っている。


「早かったですね。
 透析の薬は副作用がきつくて
 飲みにくいことが多いけれど
 これはそんなことがなかったから
 早く感じられたと思います」

ときちんと理由を言うことができた。


「透析の薬は、量も多いし、
 便秘とかいろいろな副作用があるから、
 なおさら楽に思えたんですね」

本当に、挫折することなく
飲み切ることができそうだ。



最後に
「お世話になりました」といって出た。


薬剤師さんも戦友の一人だったことに気が付く。

医者の説明が足りなかった分を
薬剤師が補う役目があったんだろう。



半年後が楽しみ!  
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 無意識に | トップ | 今週のチビ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

肝炎」カテゴリの最新記事