テレビ東京系のドラマです。
裏はスマスマです。
タイトルにもある「IS」とは「インターセクシュアル (intersexual) 」の略。
遺伝子、染色体、生殖器(性腺、内性器、外性器)などの
一部または全てが非典型的であり、身体的な性別を男性や女性として
単純には分類できない状態を指す。
2000人に一人、4500人に一人の確率で生まれるといわれているが
正確な数字は不明。
このドラマの主人公(ダブル主演といわれていますが。。)春(はる)は、
パティシエの両親のもとに生まれる。
しかし、春は男でも女でもないインターセクシャルと呼ばれる状態だった。
女の子とするなら大きすぎるクリトリスと未熟な膣、
男の子とするなら小さすぎるペニスと存在しないはずの膣を持って産まれた。
卵巣と子宮があり、どちらかというと女の子に近い。
性器の形成手術をするかと問われるが、
将来的に子供の精神的な性が男女どちらになるかはわからない。
子供に性別を選択させようということで、
男の子でも女の子でもない、インターセクシャルとして育てる事にした。
春は男の子の遊びを好み成長していく。
学校にISということを話し、
幼稚園、小学校、中学校を
男の子として通学する。
親と同じパティシエになりたい春は
食物調理科のある高校へ進学を希望する。
しかし、高校側は
戸籍上の「女」としてなら進学を認めるという。
パティシエになりたい春は
「3年間女としてがまんすればいいんだろう」と
女子高生として通学を始める。
しかし心は男の春は、
女子生徒と同じ部屋で着替えることに
抵抗感を持つ。
心は男の春に転機を迎える。
初潮を迎え、胸が膨らみ始めた。
しかし、ホルモン不足で体調不良がでて、
医師から女性ホルモンの補充を進められる。
そして、男性を好きになってしまう。
「子供のころに女の子の手術をしてくれていたら
こんなに苦しまないで済んだのに」
と思う両親と春。
一方、もうひとりの主人公
春の同級生美和子もISだった。
美和子はあかちゃんのときに手術をして
外見は女の子。
しかし、子宮や膣はない。
美和子は初潮が来ないことを母親に相談した。
その母親が誰かと相談しているところを聞いてしまい
自分がISであることを知ってしまう。
母親は「世界は男と女しかいない」といって、
美和子に膣形成手術を受けさせようとする。
そうすれば、恋愛ができるようになるといって。
自分は母のお人形じゃないと反発する美和子。
美和子は春みたいな親だったら。。
手術を受けなかったら自分はどちらの性別を
選んでいたんだろうと悩む。
という感じで二人のISの気持ちを
描いたドラマです。
といっても視聴率は片手です。
6回で放送打ち切りかと思われたら
10回も放送するそうです。
確かに、脚本が下手。
美和子の最初はミステリアスな感じでよかったのですが、
ISとばれてからは。。。。。。平凡。。。。。。
特記するべきことは
主演の福田沙紀さんの男の子プリ。
声の出し方歩き方といい、まさに男の子。
メイクも上手で表情がいい。
(AKBの男の子のフリとは
比べものになりません)
ぜひ、みてください。
さて、ISの生まれる確率がわからない理由。
それは、戸籍制度で「性別保留」という方法があることを
知られていないことと、
まだまだ「跡取り息子」を望む考えがあり、
生まれてすぐに「男」「女」を明確にしてほしいという考えと、
障害を排除する考えがあるため、
生まれてすぐに、比較的形成手術が簡単な女の子に
してしまうケースが多いということです。
大きくなって、初潮が来なくて告知されるケースが大半のようです。
もっとも、女性と判別されて育って、
同じく初潮が来なくて病院に行って、ISとわかるケースもあります。
また、ドラマにもありましたが、
男性で結婚して子供ができなくて調べたらISだったというケースも。
よって、男性としての外見・機能があってもISということも。
以前、何かの雑誌で「遺伝子的に子供ができないことがわかって」
と記事がありました。
これは女性だけれど、きっと外見・機能も女性であっても
遺伝子的にはISだったということでしょう。
不妊症と原因がISという例はたくさんあるかもしれません。
日本でも母親による代理出産がありましたが、
娘に先天的に子宮がなかったため、
代理母になることを決心したと記載されていた。
これももしかしたらISということかもしれません。
以前、陸上選手で外見は声も男なのに
性別は女という選手がいました。
しらべると体内に睾丸があったとか。。。
それだけ、知らないだけで身近にあるかも知れないこと
かもしれません。
医師も聞いたことはあるけれど、
見過ごすケースもあるし、
告知の難しさに、
知らない方がいいと見て見ぬふりをすることも
あるでしょう。
ドラマは春がISであることを隠して生きることに
限界と疑問を感じます。
そして、告知します。
さて、春の取り巻く環境はどのように変化していくの
でしょうか。
視聴率片手で、現在は視聴率は公表されていない
ドラマに見る価値は何とも言えませんが、原作は漫画です。
機会がありましたら、一読してみてください。
裏はスマスマです。
タイトルにもある「IS」とは「インターセクシュアル (intersexual) 」の略。
遺伝子、染色体、生殖器(性腺、内性器、外性器)などの
一部または全てが非典型的であり、身体的な性別を男性や女性として
単純には分類できない状態を指す。
2000人に一人、4500人に一人の確率で生まれるといわれているが
正確な数字は不明。
このドラマの主人公(ダブル主演といわれていますが。。)春(はる)は、
パティシエの両親のもとに生まれる。
しかし、春は男でも女でもないインターセクシャルと呼ばれる状態だった。
女の子とするなら大きすぎるクリトリスと未熟な膣、
男の子とするなら小さすぎるペニスと存在しないはずの膣を持って産まれた。
卵巣と子宮があり、どちらかというと女の子に近い。
性器の形成手術をするかと問われるが、
将来的に子供の精神的な性が男女どちらになるかはわからない。
子供に性別を選択させようということで、
男の子でも女の子でもない、インターセクシャルとして育てる事にした。
春は男の子の遊びを好み成長していく。
学校にISということを話し、
幼稚園、小学校、中学校を
男の子として通学する。
親と同じパティシエになりたい春は
食物調理科のある高校へ進学を希望する。
しかし、高校側は
戸籍上の「女」としてなら進学を認めるという。
パティシエになりたい春は
「3年間女としてがまんすればいいんだろう」と
女子高生として通学を始める。
しかし心は男の春は、
女子生徒と同じ部屋で着替えることに
抵抗感を持つ。
心は男の春に転機を迎える。
初潮を迎え、胸が膨らみ始めた。
しかし、ホルモン不足で体調不良がでて、
医師から女性ホルモンの補充を進められる。
そして、男性を好きになってしまう。
「子供のころに女の子の手術をしてくれていたら
こんなに苦しまないで済んだのに」
と思う両親と春。
一方、もうひとりの主人公
春の同級生美和子もISだった。
美和子はあかちゃんのときに手術をして
外見は女の子。
しかし、子宮や膣はない。
美和子は初潮が来ないことを母親に相談した。
その母親が誰かと相談しているところを聞いてしまい
自分がISであることを知ってしまう。
母親は「世界は男と女しかいない」といって、
美和子に膣形成手術を受けさせようとする。
そうすれば、恋愛ができるようになるといって。
自分は母のお人形じゃないと反発する美和子。
美和子は春みたいな親だったら。。
手術を受けなかったら自分はどちらの性別を
選んでいたんだろうと悩む。
という感じで二人のISの気持ちを
描いたドラマです。
といっても視聴率は片手です。
6回で放送打ち切りかと思われたら
10回も放送するそうです。
確かに、脚本が下手。
美和子の最初はミステリアスな感じでよかったのですが、
ISとばれてからは。。。。。。平凡。。。。。。
特記するべきことは
主演の福田沙紀さんの男の子プリ。
声の出し方歩き方といい、まさに男の子。
メイクも上手で表情がいい。
(AKBの男の子のフリとは
比べものになりません)
ぜひ、みてください。
さて、ISの生まれる確率がわからない理由。
それは、戸籍制度で「性別保留」という方法があることを
知られていないことと、
まだまだ「跡取り息子」を望む考えがあり、
生まれてすぐに「男」「女」を明確にしてほしいという考えと、
障害を排除する考えがあるため、
生まれてすぐに、比較的形成手術が簡単な女の子に
してしまうケースが多いということです。
大きくなって、初潮が来なくて告知されるケースが大半のようです。
もっとも、女性と判別されて育って、
同じく初潮が来なくて病院に行って、ISとわかるケースもあります。
また、ドラマにもありましたが、
男性で結婚して子供ができなくて調べたらISだったというケースも。
よって、男性としての外見・機能があってもISということも。
以前、何かの雑誌で「遺伝子的に子供ができないことがわかって」
と記事がありました。
これは女性だけれど、きっと外見・機能も女性であっても
遺伝子的にはISだったということでしょう。
不妊症と原因がISという例はたくさんあるかもしれません。
日本でも母親による代理出産がありましたが、
娘に先天的に子宮がなかったため、
代理母になることを決心したと記載されていた。
これももしかしたらISということかもしれません。
以前、陸上選手で外見は声も男なのに
性別は女という選手がいました。
しらべると体内に睾丸があったとか。。。
それだけ、知らないだけで身近にあるかも知れないこと
かもしれません。
医師も聞いたことはあるけれど、
見過ごすケースもあるし、
告知の難しさに、
知らない方がいいと見て見ぬふりをすることも
あるでしょう。
ドラマは春がISであることを隠して生きることに
限界と疑問を感じます。
そして、告知します。
さて、春の取り巻く環境はどのように変化していくの
でしょうか。
視聴率片手で、現在は視聴率は公表されていない
ドラマに見る価値は何とも言えませんが、原作は漫画です。
機会がありましたら、一読してみてください。