ら族の歳時記

「道が分かれていても人は幸せになる道を選ぶ能力がある。」
能力を信じ、心の安らぎの場を求めて、一歩一歩。

病欠・・その後

2006-05-26 23:59:20 | 仕事のこと
以前、「自己嫌悪」というタイトルで、
「私の言い方が冷たかったためか、
体調を崩し会社を休んでいる人がいる」と書いた。
その続編。


小ボスが私が自己嫌悪に陥っているので
情報を収集してくれた。
▲▲さんは、うつ病のため一ヶ月休むと診断書がでたそうだ。

うつ病。。。。

休む前日まで病状は悲壮な感じはしたが、
そんなうつ病とは思えなかった。

しかし、同じ職場の人に言わせれば、
今の仕事の担当になってから見る見る表情が
おかしくなっていったという。

小ボスは
「最近入社したばかりの人に
工程もしっかりわからないのに
そういう仕事をさせるのが間違っている。
でもって、新規に資料を作らないといけないし、
表情がおかしいのに上司は助けないし。
だからなってしまった。
かわいそうに
ら族さんのせいではないよ」といった。

私は▲▲さんが中途で入社した人は思わなかった。
だったら、なおさら今の仕事は大変だっただろう。

表情がおかしいことにまわりが気がついていて
手助けできないほど忙しい職場だった。
確かに運がない。


ら族「私もうつ病手前で危なかったね」
小ボス「うつ病手前?誰が?」
ら「わ・た・し。涙が止まらなくなったじゃないの?」
「泣けないからうつ病になるの。
 泣ける人はうつ病になりません」

ら「


シグナルの違いといってほしい。
でも、あそこで泣いたから気がついたのも事実。
数日間の静養でなんとかなった。
男で既婚者だったら、生活がかかっているから
どんなことをしてもがんばり通してしまったのだろう。
その点独身者なら、借金がなければ
退職という方法で現状から逃避するのも可能になる。


私ってラッキーだったなと思う。
あの事件以来今は、
小ボスが100%フォローに入ってくれる。
「なに?相手にいえんだと?
もういい。俺が交渉する

と親分肌炸裂で交渉してくれる。
以前は「報告は結論だけでいい」といっていたが、
今は適宜相談に乗ってくれ、考え方の方向性を示してくれる。


▲▲さんのうつ病の状態はわからないけれど、
このまま退職でなく、職場が変わっても、
仕事の内容が変わっても、仕事を続けて
いつか笑って
「あの時はこんな感じになっちゃって」と
うつ病について語って、精神的にやみそうな人の支えに、
また、うつ病の部下を持ってしまった上司の相談に
乗ってくれるようになってほしいと思った。


心の病に対して偏見でなく
寛容な社会にかわっていきますように。
うつ病は心の風邪と思い、だれでもなることを
認識してほしい。
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