生命保険のセールスレディ

４月。
新入社員の季節。
新入社員目当てか、保険屋のおねーさんが
何組も会社に現れた。
おねーさんたちも新入社員で
研修として会社訪問をしているのかもしれない。

Ａくん席に戻ってきたと思ったら。
「おれ、保険、切り替えようかな」
満面の笑みでいう。
いやな予感が漂う。
「あのね。保険屋さんの新人さんがきていて
紙をくれたんだ。いいなあ。
保険屋さんってこういうのも自腹なんだって。
僕が保険にはいって助けてあげようかと思うんだ」

あほ。。。。。。

ただのプロフィールとキャンディが１粒ついていただけ。
「好きなこと：甘いものを食べること」
平凡だ。。インパクトないな。。。と思う。

「その子若いんだよ。
２０ぐらい。
もしかしたら高校出たばかりかもしれない」

女は若ければいいんだ。

Ｃ女史：
「未成年だけは手を出さないでくださいね。
つかまりますから」
と突然言う。
ちょっとびっくり
ら族：「あー。青少年育成条例ですね」
Ｃ女史：「本人の同意があっても、
　　　　親の同意があっても、結婚していないと
　　　　つかまりますよ」
まあ。。本人がいいっていってはめられるケースは
たくさんある。
しかし、親の同意も無効なんだ。
知らなかった。


この話をほかの女性陣にした。
「２０歳？
どうみても２５歳はすぎていて
もしかしたら３０歳過ぎにしか見えなかった。
お化粧もしっかりなさっているって感じ。
なんでそんなのにだまされるんだろうね。」
という判定。
Ａ君が女に騙され
身を滅ぼす運命が決定した瞬間であった。

ま。。いいけど。
観察対象としては面白いから。


今日の一句
営業と　分かっていても　忘れさす
　そんな微笑み　私も欲しい
　　　　　　　　　　　　　　　　　ら族