ら族の歳時記

「道が分かれていても人は幸せになる道を選ぶ能力がある。」
能力を信じ、心の安らぎの場を求めて、一歩一歩。

妙子さん

2024-04-04 22:14:48 | Weblog

仕事で問い合わせがあった。

「○○シヨウコ様のけんですが」
 
○○という苗字はありふれた苗字。
けれどシヨウコという名前に
心当たりがない。
 
話を聞いていて誰かわかる
「それ、タエコ様のことですかね?」
「女編に少ないでタエコと読むんですか?
「それしか読み方がないと思いますけど」
 
 
電話が終わってから
同僚の静ちゃん(仮名)に聞いてみる。
「女編に少ないに子供の子で
 なんと読む?」
「ん?
 タエコですよね?」
「今の人、シヨウコさんって言っていて)
「え??
 学年に一人は妙子さんっていましたよね?
 今はそういう名前ないのかな?」
「だよね。
 子がつく名前がほとんどないから、
 妙っていう字を他の名前で
 使うことがないのかも」
 
女に少ない
字面がわるい。。
 
女編だから
男性が使うことはない。
 
 
 
他の読みがあるか調べてみる。

読みは「タエ」「ミョウ」しかない。
 
 
すごい意味。

「たえ」

 ア:「この上なく美しい(最も美しい)」、
   「優れて良い」(例:妙麗)

 イ:「非常に上手」(例:絶妙)

 ウ:「詳しい」、「細かい部分まで
    しっかりとできている」(例:精妙)

 エ:「普通では考えられないほど、
    優れた働きがある」、「不思議」
   (例:神妙)

 オ:「考えられない程、奥深い」
   (例:妙遠)

②「若い」(例:妙齢)

日本のみで用いられる意味

③「ミョウ(普通ではない、変わっている、
  変な)」(例:奇妙)

 

 
不可思議なほどすぐれている。巧みである。
きわめて美しい。善美の極。
 
 
 
奇妙はこの字だった。 
 
巧妙もそうか。
 
戒名でよく見かける字にも思う。
 
 
名前で使うには妙子しかないのかも。
 
それで廃れてしまい、
昔はよくある名前だったけど、
今は読めない名前になったかもしれない。
 
勉強になった。
コメント
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