ら族の歳時記

「道が分かれていても人は幸せになる道を選ぶ能力がある。」
能力を信じ、心の安らぎの場を求めて、一歩一歩。

D君その後。。。

2010-07-14 23:48:45 | 仕事のこと
労働衛生の雑誌で
アスペルガー症候群の社員の扱いが
特集になっていた。

A君はもろ見落とした。
後で私が教えたら
ご丁寧にアンダーライン引いて、
付箋入れて
社内回覧に出した。


ボスは気が付いていた。
D君は不明。


この付箋で気づく人は気づく。
「ら族ちゃん、A君どっちが仕込んだの?」
とご丁寧に聞いてくる人もいる。

これで社内みんなに理解してくれたら、
D君をとばせるかもと内心思うA君と私。
交渉事は無理なんだってば。


大ボスも見たらしく
以前は
「Dのどこがアスペルガーか?」
といっていたのに
「Dも少しアスペルガーが入っているな」
と言い出した。

成功!!!!


しかし、D君。
「僕のどこがですか?」という。
大ボスは、
「(性格改善)カウンセリングを受けてみろ」
という。
D君
「受けましたが、意味ありませんでした」
と答える。
大ボス、「なんでだ???」という。
仕方なく中に入る私。
「なにも悩みがないので、問題提起ができなかったんです」
大ボス
「。。。。。。。そうか。悩みがないなんてそれはいいな。。。」

あれだけトラブルが起きていても
自覚していないんですよ。
だから「悩んで眠れないということはない」そうです。


先日もA君が
「安全帯の正確な付け方についてPRしたい」
と提案して大ボスの許可をとった。
趣旨は、安全帯をつけて、
うつぶせで寝かせて釣り上げる。
このとき、背中側に付けた場合、
横に付けた場合、
前に付けた場合、
また緩くつけた場合の身体の負担を
理解して、
正しくつけることを理解するというもの。
釣り上げて痛いと感じるということは
落下したときはもっと身体に負担がかかる。
これ実施することが内定した。

しかし、D君は
「安全帯でのつりさげ作業は禁止されている。
 これはするべきではない。」
という。
決してつりさげた作業ではないのに。。。

これを約2時間押し問答。
黙ったと思ったらまた始める。
ネットの資料をみせてまた始める。

趣旨がちがうっていうのに。。。


その後、大ボスの前で
A君が安全帯を使って
脚立から足を放してぶら下がった。
「痛い!!!」
と3秒待たずに、
脚立に戻った。

「正しいつけた方で、落下でなくても痛いです。
 これで落下して勢いがつくと、
 安全帯で止まることができても
 内臓破裂はありですね。
 横や前だったら背骨が折れていますよ。
 緩かったら抜ける可能性もありますね。」
とA君
「これは全員に体験させよう。
 A、よく提案してくれた
と大ボス。

しかしその隣で
「んんん。。。。んんん。。。」と
つぶやいているA君。
そして
「でもぶら下がり作業は禁止ですから
 この体験はするべきではありません」
と提案してくれた。

一同、無視!!!!!!



だから、ピントが外れている、
だからアスペルガーなのだ。。

わかっていない。。。。
コメント
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