ごめんね。

出勤したらまず謝ろうと思っていた。

ら。。。。。

雨上がりの渋滞に巻き込まれ、
会社に着き、制服にあわてて着替えた。
朝礼に間に合った（？）けれど、後ろの方で立つという感じ。
とてもお詫び以前の問題だ。
そのままおのおの時間に追われる仕事へ。


ようやく全員が顔をあわせたのは午後２時半。


今日の小ボスは体調が悪いし、明日から二日間も出張があり、
仕事をこなすことで頭がいっぱい。
すごくいやな波動を出している。

ここで逃げるとまた波動が伝染して、
私まで体調が悪くなって、気分も最悪になり、
この最悪の状態がどんどん周りに感染していく。

だから、あえて、おちゃらけてみた。
「ら族さん。ちょっと来て」
「はーいなになに？えへ」
「・・・・・」

とりあえず夕方までこれで逃げた。

みんな私の苦労をわかっておくれ


帰り間際、小ボスの愚痴が始まった。
「休みなのに仕事のことがちらついて休めんかった。
ら族さん、仕事のことちらつかんかった？」と聞かれた。

「ぜんぜん。ちらつきませんでしたよ」

「そんな人と一緒に仕事できなんな」

「」

し。。。しまった。。。
切り返しを間違えた。。。。


雰囲気が変わるのを待つしかない


時がきた。
「小ボス。あのね。
いろいろ心配かけたけれど、
長い休みもらって、リフレッシュできた。
もうあんないらいらめそめそから脱出したから大丈夫。
心配かけてごめんね。」

キャラはずっとおちゃらけモード。
まじめに話がしたかったができる雰囲気ではないので、
お馬鹿に徹する私。


「なに？まだ立ち直っていなかったの？」
「」

またもやタイミングをはずした模様。。。。


「うん。ずっと出勤するの怖かったんだよ」
「そうか。まあ、大丈夫といっても、
算数ができない人に算数をやらせた俺が悪かったし、
あんな状態になるまで気がつかなかった俺が悪かったし。
性格的にまたやるんじゃない？」
「・・・・・・・・」

す。。鋭い。

「だからー、今度からまめに相談するね。
小ボスは結論だけでいいというけれど、
私聞いてもらわないと無理みたいだから」

おちゃらけお馬鹿きゃらに徹する私！（つらい。。）

「はい。はい。わかったわかった。
土曜日俺とデートな。身体空けといてくれな。」
デートとは休日出勤のお付き合いでした。
ラーメン一杯で買収された私でした。。。。。
なんとか謝った。


次にＡ君。
とりあえず謝る。すると
「ケガの真相はなに？
会社に出てきたくないからわざとやったの？
あのときは聞ける雰囲気じゃなかったから
黙っていたけれど」


そうやって切り返してくるなんて想定外。


「わざではないの。」とけがした状態を話す。
なんでそんなことをしてしまったかがわからないのことも話す。

「そんなことでそんな大怪我になるか？？
やけになったしたとか」
「ちがうって！！！」
「まあいいや」

そんな感じで話を終わる。


私の波動でみんなが変わる。
今後、本当に気をつけよう。
でも、おちゃらけお馬鹿きゃらもつらい。。。。。。