計算気象予報士の「知のテーパ」

旧名の「こんなの解けるかーっ!?」から改名しました。

佐渡地方を取り巻く流れの数値シミュレーション

2017年07月27日 | 計算・局地気象分野
 久々の更新となります。
 今回は、新潟県の佐渡島の周囲を取り巻く流れの数値シミュレーション(LES)を試みました。

 対象領域は、北緯:37.6333°~38.4583°、東経:137.7750°~139.0125°の約100km×100kmと設定しました。なお、数値計算は水平方向:約1km×1kmメッシュで実施しておりますが、風ベクトルは約2km×2km間隔に間引いております。

 今回は、(1)西北西の一様流を与えた場合(2)西の一様流を与えた場合(3)西南西の一様流を与えた場合について数値シミュレーションを実施しました。アニメーションGIFで表示してみると、島の下流側で渦が形成される様子が判ります。

(1)西北西の一様流を与えた場合

(2)西の一様流を与えた場合

(3)西南西の一様流を与えた場合

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 新年度を迎えて | トップ | 佐渡地方を取り巻く流れの数... »

計算・局地気象分野」カテゴリの最新記事