計算気象予報士の「知のテーパ」

旧名の「こんなの解けるかーっ!?」から改名しました。

「自信」は後からついてくる

2011年02月25日 | 気になるニュース
日本の高校生「自分に満足」わずか24%(読売新聞) - goo ニュース
日米中韓の4か国中、日本の高校生は、最も自分に自信がない――。そんな実態が、24日に発表された文部科学省所管の教育研究機関の調査でわかった。

記事によれば、

「私は価値のある人間だと思う」・・・日本:36・0%
「私は自分に満足している」  ・・・日本:24・7%
「親は私が優秀だと思っている」・・・日本:32・6%

の3項目全てにおいて、ぶっちぎりでダントツのワースト1・・・。でも、どうでしょうか?


●私は価値のある人間だと思えない

 無理してそう思えなくても良いのではないでしょうか。真に価値のある人間には、これから時間をかけてなれば良いのです。そのために人は学び、努力し、そして成長していくものではないでしょうか。

●私は自分に満足していない

 現状に満足することなく、より高みを目指して努力し続ければ良いのです。日々、少しずつでも自分を成長させることができれば、それで良いのだと思います。

●親は私が優秀だと思っていない

 何も「親だけ」が自分の「評価者」ではありません。様々な価値観や環境を経験する中で、より多くの「他者」と出会い、その中の「誰か」が自分に可能性を見出してくれれば、それでも良いのではないでしょうか。そこから自ずと道は開けると思います。この先は「自分の」勝負です。


 少なくとも、早い段階から自分の可能性を否定する事は愚かなことだ、と私は思います。自分が未来においてどのような形で人々に喜ばれ、または感動されるような仕事を成し遂げるかを真剣に考え、見定め、それに向かって努力する事、それ自体が尊い事だと思います。自分の思い描いている事が本当にできるかどうかは、やってみなければわかりません(だからリスクを伴うんです)。その一方で、何の努力も挑戦もせず、言い訳ばかりでは何もできません。

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