山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

何これ?

2013-03-21 00:12:52 | 産業・技術
今日、道端にこんなものを発見した。



工事の安全柵についているものだけど、透明プラスチックの中に、緑色の電子基板みたいなものが透けて見える。
思うに、夜になると点灯するのかな?ということだった。そして、なんとなく太陽光なんかで発電されるのかも?と思った。

さて、帰宅してから調べに入ったが、手掛かりはここに書いてある「仙台銘板」という会社名らしきものだ。ネットで検索すると出てきた。
この会社は、安全保安用品の販売及びレンタル、建築・土木資材・各種景観材販売をしている会社であり、そのカタログを見ると、今日発見したものとたぶん同じ物の画像とともに「ネオソーラー 電池交換不要!!ランニングコストを最小限に」という製品が載っていた。
やっぱり、電池不要の工事灯のようだ。

(仙台銘板ホームページ)

ところで、裏側からみるとこんな表示もあった。



国土交通省NETIS 登録№TH-020038-V と書いてある。
これは何を意味するのであろうか?

ネットで検索してみると、
NETIS(ネティス)とは New Technology Infomation Systemの略で、新技術情報提供システム の意味だそうだ。

民間企業などにより開発された新技術の情報を共有・提供するためのデーターベースで、国土交通省によって運営されているとのことだ。
その情報を活用して、すぐれた新技術を公共事業の工事などに積極的に採用するというものらしい。これは平成10年からできたそうだ。

なるほど、新技術の優れた製品があっても、その存在さえ知らなければ活用のしようもないので、このようなデータベースで情報が公開されていることは便利である。


この写真の「ネオソーラー」について
NETIS新技術情報システムのサイトを見て分かったことでは、

事後評価済み技術登録 №TH-020038-V 
ネオソーラー 
ニッケル水素電池を使用した長寿命ソーラー式道路工事用保安灯
強化プラスチック  LED7灯  ニッケル水素バッテリー
電池寿命3~4年

従来は乾電池で1か月程度しか持たなかったので電池交換が必要であったが、これは太陽光で充電され電池交換も不要、また、リサイクルもできる、とのことである。

「事後評価済み」とは、試行実証評価または活用効果評価がすでに実施されたものだとのことである。

撮ってきた写真をよく見ると、緑色の電子基板の上に4個、下に3個、計7個の透き通った四角いものがあるが、これがLED7灯だということがわかった。

今日、通った現場では、夜になるとどのように光っているのかを見たいものの、わざわざ見には行けないので、わからないけれど、いろんなものが開発されているのだなあと驚いた。

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