股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

DOCUMENTARY of AKB48 The time has come 少女たちは、今、その背中に何を想う?

2014年12月07日 17時53分29秒 | 映画評論タ行
製作年:2014年
製作国:日本
日本公開:2014年7月4日
監督:高橋栄樹
出演:AKB48
official site

AKB48をけん引してきた前田敦子が2012年に卒業し、2014年にはグループの中心的存在として活躍してきた大島優子も卒業することに。さらに2014年6月には、メンバーたちがセンターをめぐり火花を散らす選抜総選挙が待ち受けている。AKB48グループ総監督を務める高橋みなみや、前回の選抜総選挙トップの指原莉乃、高い人気を誇る渡辺麻友らもしのぎを削り……。
国民的アイドルグループAKB48の怒とうの大組閣や人気メンバー大島優子の卒業、そして2014年6月に実行される総選挙をメインに描くドキュメンタリー。グループの看板である大島優子の卒業が決定し、転換期を迎えるメンバーたちが直面する現実を浮き彫りにする。監督は前2作同様高橋栄樹が担当し、企画を秋元康が務める。生き残りを懸けた少女たちのサバイバル合戦はもとより、彼女たちの舞台裏を描く貴重な映像に目を奪われる。

毎年とりあえず観ているAKB48のドキュメンタリー映画。4作目となる本作ですが、一番良かったのは2作目で、他はアイドルがあーだこーだ言ってるだけの映画です。本作も特に感動するわけでもなく共感するわけでもなく。芸能ニュースで見たことがあるような映像が流れ続けるので、特に何とも思いません。ドラフト会議で名前も知らないような子が出てきますが…「ふ~ん」って感じ。みんな、どんどん倒れこんでいきますが、名前も知らない子が倒れても…「へぇ~」って感じ。襲撃事件まで取り上げて、なんでもかんでも映画のネタにする製作側の神経がよく分かりません…。今年も点数は付けません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

百瀬、こっちを向いて。

2014年12月06日 11時59分01秒 | 映画評論マ行
製作年:2014年
製作国:日本
日本公開:2014年5月10日
監督:耶雲哉治
出演:早見あかり,竹内太郎,石橋杏奈,工藤阿須加,向井理
official site

高校入学以降、パッとしない毎日を過ごしている相原ノボル。ある日、何かと懇意にしてもらっている先輩の宮崎瞬に呼び出され、自分の隣のクラスの生徒である百瀬陽を紹介された上に奇妙な提案をされる。それは瞬が校内で抜群の人気を誇る神林徹子という恋人がいるにもかかわらず百瀬とも付き合っているといううわさを払拭するため、彼女とノボルが期間限定で恋人同士を装うというものだった。
作家の乙一が、中田永一という別名義で執筆したベストセラー小説を原作とした青春ロマンス。ひょんなことから、期間限定でカップルを装うことになった高校生の男女が次第に惹かれ合っていく姿を見つめる。人気アイドルグループ、ももいろクローバーのメンバーだった早見あかりが初主演を務め、テレビドラマ「チーム・バチスタ2 ジェネラル・ルージュの凱旋」の竹内太郎が共演。思春期の真っただ中にいる者の心情をリアルかつ郷愁的に切り取ったタッチに加え、トレードマークの長い黒髪をバッサリと切った早見の姿にも注目。

原作者が作家の乙一だったとは!!全く期待せずに観ましたが、なんとも言えない青春の切なさと甘酸っぱさを感じられる作品でした♪“好き”という気持ちを押し殺し、好きな人のために嘘を付く。好きだから…好きなのに…。そんな事をしても大好きな先輩との距離は縮まることもないのに…。百瀬の気持ちを考えると観ているこっちまで切なくなりました。ノボルがいてくれたから百瀬も少しは救われていたのかもしれない。百瀬は悪くないし、ノボルが悪いわけでもなく、かと言って宮崎先輩も憎めない。思春期の気持ちってこんなに複雑なのかな?ノボルの伝えたいけど伝えられない気持ち…自分も似たような経験があるので分かります(笑)
人を好きになったことがある人にはおススメな大人向けの映画です!

この作品の評価・・・・78点
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

レイルウェイ 運命の旅路

2014年12月05日 15時54分35秒 | 映画評論ヤラワ行
製作年:2013年
製作国:オーストラリア/イギリス
日本公開:2014年4月19日
監督:ジョナサン・テプリツキー
出演:コリン・ファース,ニコール・キッドマン,ジェレミー・アーヴァイン,真田広之
official site

第2次世界大戦中に日本軍の捕虜となったエリックは、タイとビルマ間を走る泰緬鉄道建設のための強制労働に就かされる。彼は過酷な戦争体験に苦しみながらも、妻パトリシアと一緒に穏やかな日々を送ろうとしていた。そんなある日、エリックは当時施設にいた日本人通訳の永瀬が生存していると知る。
コリン・ファース、ニコール・キッドマン、真田広之が共演を果たし、エリック・ローマクスの自叙伝を映画化した歴史ドラマ。第2次世界大戦時、タイとビルマ間を往来する泰緬鉄道の建設に捕虜として従事させられたイギリス人将校の姿を追う。ほかに『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなどのステラン・スカルスガルドや『戦火の馬』などのジェレミー・アーヴァインらが出演。むごたらしい戦争体験はもとより、実話をベースに描かれる次世代にも伝えるべき物語のてん末に息をのむ。

戦時中の過酷な体験に苦しみ続けているエリック。彼はその当時を知る日本人通訳の男を探し始める…。戦争には正義も悪もある。この映画では日本軍が悪者のように描かれてはいますが、その日本側にも決して癒えることのないモノがあったのかもしれません。過去にどんな対立があったとしても、それを許しあえる日が来ることは奇跡。お互いが和解し合うシーンは印象的でした。しかしその許す理由が明確に伝わってこなかったのが減点。でも日本人が観るべき映画なのかもしれません。
俳優陣の演技力が素晴らしかった!コリン・ファースと真田広之の演技合戦は見応え十分です!

この作品の評価・・・・74点
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寄生獣

2014年12月04日 14時27分45秒 | 映画評論カ行
製作年:2014年
製作国:日本
日本公開:2014年11月29日
監督:山崎貴
出演:染谷将太,深津絵里,阿部サダヲ,橋本愛,東出昌大,新井浩文,大森南朋,北村一輝
official site

海辺に漂着した小さな寄生生物、パラサイト。彼らは人間に寄生しては宿主に擬態し、ほかの人間を食料としてむさぼっていく。そのうちの1匹が至って普通の高校生・泉新一に寄生するが、脳を乗っ取ることができずに右手に宿る。自身の肉体にパラサイトが寄生して驚がくする新一だったが、彼をミギーと呼んで共生するうちに奇妙な絆を育むように。やがて、彼の通う高校に教師・田宮良子に寄生したパラサイトやって来る。それを発端にほかのパラサイトが次々と出現し、新一とミギーに襲い掛かる。
1990年代に一世を風靡した岩明均の人気コミックを実写化したSFサスペンス。人体に寄生しながらほかの人間を食らう生物パラサイトたちを相手に、そのうちの1匹を右手に宿した高校生が壮絶な戦いを繰り広げる。メガホンを取るのは、『永遠の0』などの山崎貴。主演を務める『ヒミズ』などの染谷将太を筆頭に、『悪人』などの深津絵里や橋本愛、東出昌大ら実力派俳優が結集する。VFXを駆使したパラサイトの変形や人間捕食の描写、スリリングな物語に引き込まれる。

原作漫画の大ファンだったので実写化されると発表されてから楽しみに待っていました。漫画の実写化はほとんどが失敗に終わるのですが、今回はなかなかの出来でした!原作ファンも、漫画未読の人も楽しめるようなストーリー展開でした。VFXを駆使した変形シーンや捕食シーンの映像もハリウッド作品並のリアルさがありました!新一役の染谷将太の頼りなさそうな演技も良かったし、深津絵里、橋本愛も良い!特に良かったのは東出昌大ですかね。原作漫画の島田の雰囲気がよく出ていました。ミギー役の阿部サダヲはネットの感想では賛否両論みたいですが、僕はイメージ通りのような気がします。まぁ新一が強くなっていくスピードが速すぎるのが少し引っかかりましたが、前編後編合わせて約4時間にまとめるから仕方ないか…。
完結編は来年の4月公開!後藤とのバトルが楽しみだ♪♪これは期待大だなぁ~

この作品の評価・・・・80点
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フューリー

2014年12月03日 12時25分20秒 | 映画評論ハ行
製作年:2014年
製作国:アメリカ
日本公開:2014年11月28日
監督:デヴィッド・エアー
出演:ブラッド・ピット,シャイア・ラブーフ,ローガン・ラーマン,マイケル・ペーニャ
official site

1945年4月、ナチスがはびこるドイツに総攻撃を仕掛ける連合軍に、ウォーダディーというニックネームのアメリカ人兵士がいた。カリスマ性のあるベテラン兵士である彼は、自らフューリーと名付けたアメリカ製の中戦車シャーマンM4に3人の兵士と一緒に乗っていた。そんなある日、ウォーダディーの部隊に新兵ノーマンが加わることになり…。
ブラッド・ピットと『サボタージュ』などのデヴィッド・エアー監督がタッグを組み、ナチスドイツ相手に戦車で戦いを挑む男たちの姿を描く感動の戦争ドラマ。第2次世界大戦末期、戦車を駆使して敵軍に立ち向かう5人の兵士たちの過酷なバトルを追う。『欲望のバージニア』などのシャイア・ラブーフや、『ウォールフラワー』などのローガン・ラーマンらが共演。アメリカとドイツ双方が誇る戦車の激突はもとより、強い絆で結ばれた男たちのドラマが琴線に触れる。

第二次世界大戦末期、1台の戦車で敵軍に立ち向かっていった5人の兵士の姿を描いた本作。グロいシーンも多々ありましたが、戦争を悲惨さと無意味さを改めて感じる作品でした。どうして人は人を殺さなければならないのか。自分のたちに“家族”“恋人”そして“祖国”があるように、敵にも同じ守らなければならないものがある。それでも生きるために人を殺さなければならない…。人を殺して者を英雄と呼べるのだろうか。新兵のノーマンの恐怖と苦悩、そして壊れていく精神が痛いほど伝わってきました。ブラッド・ピット演じるリーダーの勇敢な姿もカッコいい。自らを犠牲にしながらも祖国のために戦い抜こうとする姿に「この人になら付いていきたい!」と一瞬思ってしまった(笑)それでも私は森に逃げますが…。5人vs300人のシーンよりも、中盤の戦車シャーマンvs戦車タイガーのシーンが非常に良かったです。
戦争映画としては非常に見応えがある作品でした。しかし“戦争反対”というメッセージ以外、特に何も伝わってこなかったのが惜しいところ。観終わってから「やっぱり戦争ってダメだよなぁ」くらいしか感想が思いつかなかった。でも映画館で観た方が迫力はあります!

この作品の評価・・・・73点
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ラスト・ベガス

2014年12月02日 02時22分24秒 | 映画評論ヤラワ行
製作年:2013年
製作国:アメリカ
日本公開:2014年5月24日
監督:ジョン・タートルトーブ
出演:マイケル・ダグラス,ロバート・デ・ニーロ,モーガン・フリーマン,ケヴィン・クライン
official site

58年来の親友同士であるビリーとパディ、アーチーとサム。彼らの中で唯一独身のビリーが年下の恋人と結婚することになり、仲間たちがラスベガスに集結する。独身最後のバカ騒ぎとばかりにアーチーらが盛り上がる中、パディだけがしかめ面をしていた。
マイケル・ダグラス、ロバート・デ・ニーロ、モーガン・フリーマン、ケヴィン・クラインら大物オスカー俳優たちが豪華共演を果たしたドラマ。老いても気持ちだけは子ども時代から変化のない友人たちが、ラスベガスを舞台に大騒ぎする一夜を描き出す。監督は『ナショナル・トレジャー』シリーズなどのジョン・タートルトーブ。友情に夫婦愛に恋愛などさまざまな要素が絡み合う極上の物語に引き込まれる。

ハングオーバーの老人版って感じ。ジジイになっても、やりたい事はあるし若いころのように、はっちゃけたい気分になる!、ラスベガスで独身最後パーティーなんて羨ましい!!マイケル・ダグラス,ロバート・デ・ニーロ,モーガン・フリーマン,ケヴィン・クラインという豪華な名俳優たちの共演も見どころです♪男ってホントに幾つになっても馬鹿なんだと再認識。4人それぞれの生い立ちや苦悩などが描かれていて楽しいのですが、最後まで引っ張っていけるような話の軸が無かったのが残念。まぁ旅行先で違う女性を選ぶのは意外でしたが…。俳優たちの演技合戦は見どころです。

この作品の評価・・・・67点
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする