股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

円卓 こっこ、ひと夏のイマジン

2014年12月26日 14時33分08秒 | 映画評論ア行
製作年:2014年
製作国:日本
日本公開:2014年6月21日
監督:行定勲
出演:芦田愛菜,伊藤秀優,青山美郷,入江甚儀,丸山隆平,八嶋智人,羽野晶紀,いしだあゆみ,平幹二朗
official site

大阪の団地で祖父母と両親、そして三つ子の姉たちと暮らす小学3年生の渦原琴子、通称こっこは、大家族の温かな愛情に包まれながらいつも不満だらけで、孤独に憧れていた。家と学校という限定された世界の中でいろいろなことに悩み、考えるこっこは、祖父・石太(平幹二朗)が教えてくれたイマジンという言葉を胸に少しずつ成長していく。
大阪の団地で大家族と暮らすちょっぴり偏屈な小学3年生の少女のひと夏の成長を、ユーモラスに描いた感動作。「きいろいゾウ」などで知られる西加奈子の小説を、『世界の中心で、愛をさけぶ』など数々の話題作を放ってきた行定勲監督が映画化。人気子役の芦田愛菜が初めて映画で主演を務め、関西弁で毒づくなどこれまでのイメージを覆す新境地を開拓した。共演には八嶋智人、いしだあゆみ、平幹二朗、関ジャニ∞の丸山隆平ら多彩な顔ぶれがそろう。


芦田愛菜ちゃんが天才子役と言われる理由が分かる気がする。確かに喜怒哀楽の演技が子供とは思えないほど素晴らしい!!この子、ホントに将来凄い女優さんになると思う。よくあるストーリーだし大きな事件が起きるわけでもないが、決して退屈せずに最後まで観れました。ひと夏の中で誰もが一度は経験したことがあるような懐かしい気持ちに、観ていると共感させられます。小学生の頃って“人とは違うことをしたい”とか“これってどういう意味なんだろ?”と色んなことに興味を持ち始める年頃…。1人で生きてみたいとか、「うっさいボケ!」なんて大人っぽい言葉使いしたいという気持ちも、そういえば自分もそんな事を考えてた時期があったなぁと懐かしく思いました。あと夏休みの宿題が毎年多すぎて嫌でした…。カルピス濃く作って欲しかった…。すごく分かる!!(笑)
少しずつ、ひと夏の中でいろいろな出来事があって、たくさんのことを経験をしていき、成長していくこっこの姿はとても可愛くて素敵でした。愛菜ちゃんも演技も良かったけど、もちろん他の子役たちの演技もとても自然で良かった♪
全身タイツの変態男はいらなかったと思う…。ほのぼのしていて、とても素敵な作品でしたが、もう少し笑えたり泣けたりすれば良かったなぁと思います。

この作品の評価・・・・73点
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする