股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

ワールド・オブ・ライズ

2008年12月27日 03時42分38秒 | 映画評論ヤラワ行
製作年 : 2008年
製作国 : アメリカ
2008年12月20日公開
監督 : リドリー・スコット
出演 : レオナルド・ディカプリオ,ラッセル・クロウ,マーク・ストロング
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ロジャー・フェリスはCIAで最高の腕を誇るスパイ。世界中の戦場で常に死と隣り合わせの彼の任務を決めるのは、遠く離れた安全な場所で、時には子供の世話をしながら命令を下すベテラン局員エド・ホフマン。彼らの目的は、地球規模の破壊を含む爆破テロ組織のリーダーを捕まえること。正体不明のその男を罠にかけるには、味方すらも欺く完璧な嘘をつかなければならない。世界を救うのは、いったい誰のどんな嘘なのか…?
息もつけない頭脳戦と、一瞬先も読めない熱き戦いを描くアクション・エンタテインメント。監督は、『グラディエーター』『アメリカン・ギャングスター』のリドリー・スコット。原作は、ワシントン・ポスト紙のコラムニスト、デイビッド・イグネイシアスがCIA工作員を描いた2007年の小説「ボディ・オブ・ライズ」。

本物(?)の映像と見間違えるほどの迫力がありました。今の中東情勢をズバっと描いた作品だと思います!「主役2人のどちらの嘘が世界を救うのか?」というのがキャッチコピーですが、いつラッセル・クロウは嘘付いたっけ?(笑)嘘の情報で相手を騙せれば勝ち、騙されれば負けという心理戦を描いた今作。現代では携帯電話はもちろんのこと、レーダーや宇宙衛星による監視など高性能な機器が増え、それにより情報がすぐに伝わりますが、果たしてそれが本当に確かな情報なのか?という疑問も感じさせられますいざとなれば生の声が正しかったりするのかも…ラッセル・クロウ演じるホフマンと、ヨルダン情報局のハニ。この2人の駆け引きが個人的には楽しめました。とにかく自国(アメリカ)を愛するホフマンは、自国のためなら何だってしちゃう性格。そのせいで部下が危険な目に遭ってるというのに…それに対して、ハニの計画的な行動。その2人の間で困惑するのがディカプリオ演じるフェリスなのです。ハニに内緒で偽のテロリストを作っちゃおうなんて考えるところは、さすがアメリカ!と言えるかもしれませんねしかしフェリスが敵に捕まることで計画は台無しに…そんなフェリスを助けたのは誰でもないハニだったのです!
ラストのホフマンとフェリスの言葉が印象的でした!

ホフマン「中東なんて最悪だ。」

フェリス「そんな考え方の方が問題だな」

まぁまぁの作品だけど、考えさせられる作品でした!てか…最近のリドリー・スコット監督は社会風刺の映画ばっかり撮っていて、どうも好きになれません

この作品の評価・・・・72点
コメント
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