股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

キャラクター

2021年12月14日 17時31分46秒 | 映画評論カ行

製作年:2021年
製作国:日本
日本公開:2021年6月11日
監督:永井聡
出演:菅田将暉,Fukase,高畑充希,中村獅童,小栗旬,中尾明慶
映画『キャラクター』公式サイト

漫画家のアシスタントをしている山城圭吾(菅田将暉)は、画力は高いが、お人好しな性格のためか悪役をリアルに描けない。ある日、圭吾はスケッチに訪れた一軒家で、殺害された家族と犯人(Fukase)の顔を見てしまう。圭吾は犯人をモデルにキャラクターを創り上げ、ついに売れっ子漫画家になるが、漫画をなぞるような事件が次々と発生。そして、犯人の男が圭吾の前に現れる。
『アルキメデスの大戦』などの菅田将暉と、バンド「SEKAI NO OWARI」のメンバーで本作が俳優デビューとなるFukaseが共演するサスペンス。悪を描けない漫画家が、偶然目撃した猟奇的な殺人犯を参考に漫画のキャラクターを生み出すも、それにより人生を翻弄(ほんろう)される。原案・脚本を担当するのは、漫画原作者として「MASTERキートン」などを手掛けてきた長崎尚志。監督を菅田が主演した『帝一の國』などの永井聡が務める。

芽が出ない漫画家が、偶然目撃した猟奇殺人犯をモデルに漫画のキャラクターを生み出したことで、人生を翻弄されていく物語。セカオワFukaseのサイコパス演技が上手くてハマリ役!猟奇殺人犯の男の不気味さと怖さを見事に演じ切っていました。菅田将暉の心身ともに追い詰められていく演技も上手かった。幸せそうな4人家族ばかりが狙われる事件。殺人シーン自体を見せていないので、ホラー好きの自分としては少々物足りない。猟奇殺人をテーマにしているのであれば、そこはグロテスクでも見せてほしかった。しかし演出が上手いせいか、独特の空気感が怖さを増していて飽きることなく良い。
殺人犯が山城圭吾一家を狙うだろうなってことは予想できてしまった。それと、もう少し警察も仕事してほしいなと思ってしまった。中村獅童は何故にすぐに追いかけなかったのよ!!そして高級マンションのエントランスには誰もいないのか?山城の実家の家族も、殺されるかもしれないのに危機感が無いのは何故だ。テーマとしては面白いけど、回収されていない伏線もあるし。4人家族を狙う動機や宗教団体の説明も薄かった。これは…続編あるのだろうか?あるなら観たい!そして漫画「34」が実際あるなら読みたい!

この作品の評価・・・・★★★★★★☆☆☆☆(満点は★10)
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