股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

レイニーデイ・イン・ニューヨーク

2021年01月23日 12時56分07秒 | 映画評論ヤラワ行

製作年:2019年
製作国:アメリカ
日本公開:2020年7月3日
監督:ウディ・アレン
出演:ティモシー・シャラメ,エル・ファニング,セレーナ・ゴメス,ジュード・ロウ
映画『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』公式サイト

学校の課題として著名な映画監督ローランド・ポラード(リーヴ・シュレイバー)のインタビューをマンハッタンですることになった大学生のアシュレー(エル・ファニング)。彼女と恋人のギャツビー(ティモシー・シャラメ)は、それを機に週末をマンハッタンで楽しむことに。ニューヨーカーのギャツビーは、アリゾナ生まれのアシュレーに街を案内しようと張り切るが、ポラードに新作の試写に誘われた彼女が約束をキャンセルするなど、次々と予想もしていなかった出来事が起きる。
マンハッタンが舞台のロマンチックコメディー。甘いひとときを過ごそうとする若いカップルに、次から次へと思わぬ事態が巻き起こる。監督と脚本を務めるのは『女と男の観覧車』などのウディ・アレン。『君の名前で僕を呼んで』などのティモシー・シャラメ、『マレフィセント』シリーズなどのエル・ファニング、『ゲッタウェイ スーパースネーク』などのセレーナ・ゴメスのほか、ジュード・ロウ、ディエゴ・ルナらが出演する。


マンハッタンを舞台にしたウディ・アレン監督が描くロマンティックコメディー。ティモシー・シャラメもエル・ファニングも美男美女ですから、そりゃあ絵になりますね。晴れのシーンでも雨に打たれるシーンでも素敵なシーンに見えるから不思議です。最初から最後までほぼ全てのシーンが幻想的で素敵なのです。ニューヨークで甘いひとときを過ごそうとするアシュレーとギャツビー。しかし2人は、ふとしたキッカケとハプニングによって少しずつすれ違い始めます。好きな人はいるけど、目の前にあるキラキラしたものであったり、憧れていたもの、チャンスを追いかけてしまい周りが見えなくなってしまう気持ち。そういう気持ちって誰にでもあるだろうし若いなら尚更そう思ってしまうだろう。色んな夢を見て、色んな現実を見て、気付くこともあれば気付かないこともあるだろう。ギャツビーのすぐに動揺して失敗してしまうところは男性っぽくて共感できてしまう。逆にアシュレーの「彼氏はいません」と平気で嘘をついてしまうところに女性の怖さを感じました(笑)多くの経験をして人は大人になっていくのだろうと、ウディ・アレン監督からのメッセージを感じました。最後は「えっ、結局そっちなの!?」と驚きでしたがギャツビーが幸せになれて良かったです。あと、お母さんの告白は意外でした(笑)
全体的に少々あっさりと作られているので物足りなさも若干…。あー、雨の日のニューヨークに行きたくなった!

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
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