股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

ムーンフォール

2022年08月14日 18時12分56秒 | 映画評論マ行

製作年:2022年
製作国:アメリカ
日本公開:2022年7月29日
監督:ローランド・エメリッヒ
出演:ハル・ベリー,パトリック・ウィルソン,ジョン・ブラッドリー

原因不明の力によって月が本来の軌道から弾き出され、あと数週間で地球に激突するという驚くべき事実がNASA(アメリカ航空宇宙局)にもたらされる。NASAは現地調査を試みようとするが、同時に組織内部で、とある情報が隠ぺいされていたことが発覚する。地球と月を救うため、NASAの副部長ジョー・ファウラー、過去のある事件からNASAをクビになった元宇宙飛行士のブライアン・ハーパー、天文学博士を自称するKC・ハウスマンの3人が立ち上がり、未曽有の危機に立ち向かう。
「インデペンデンス・デイ」「デイ・アフター・トゥモロー」などのパニックアクション大作で知られるローランド・エメリッヒ監督が、月と地球の衝突という危機に立ち向かう人類の姿を描いたディザスタームービー。

地球の破壊するのが大好きなローランド・エメリッヒ監督の最新作。隕石落としたり、宇宙人が攻めてきたり、氷河期にしたり…ネタも尽きてきたのだろうか、今回は月を落としちゃいます。ハル・ベリー,パトリック・ウィルソンといった一流俳優の共演で、スケールの大きさ的には映画館の大きなスクリーンで観たほうがアメリカで良さそうですが、アメリカで興行収入が振るわなかったせいか、まさかのAmazon Prime配信となってしまいました。
地球を守るために月へと向かった宇宙飛行士たちに襲い掛かる恐怖を描いたディザスタームービー。月が地球に衝突しないように悪戦苦闘する展開は「アルマゲドン」を思い出します。謎の集合体が襲ってくるシーンはとても不気味でした。スケールの大きさはローランド・エメリッヒ節が効いていて相変わらず良かったのですが、何かの作品で観たことがあるような既視感ばかり。とりあえず時間の進み方が早かった(笑)月の謎や集合体の秘密が徐々に明らかになっていくのですが、なんだか色々とツッコミたくなるような展開ばかり。物理に弱い僕にとっては何をどうツッコめばいいのか分からないのですが、月の引力が変になっていて水や物が宙に引っ張られているのに人間だけは引っ張られないことだけは、さすがの僕でもおかしいと思いました。月の正体も、明らかになっても「ふ~ん」ってレベル。ヨーダでも出てくるかと思ってしまった。AI絡みのオチに納得できない。続編はありそうな終わり方でしたが、大コケしてしまったから難しいのかな…。
ご都合主義のオンパレードみたいな「お前、絶対死ぬだろ!!」って展開ばかりでしたが、そこは見て見ぬふりをしないとローランド・エメリッヒ作品は観られません。アメリカ国内の大変な状況だけを見せていますが、世界はどうなっているのでしょうか?というか人類ほとんど死んでる気がするのですが…。

この作品の評価・・・・★★★★☆☆☆☆☆☆(満点は★10)
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