製作年:2022年
製作国:アメリカ
日本公開:2023年1月6日
監督:スコット・クーパー
出演:クリスチャン・ベイル,ハリー・メリング,ジリアン・アンダーソン
1830年の冬のある日。アメリカ・ニューヨーク州のウエストポイント陸軍士官学校で、心臓をくり抜かれた士官候補生の死体が発見される。学校の評判が悪くなることを恐れた幹部たちは、引退していた元刑事オーガスタス・ランドー(クリスチャン・ベイル)に内密に捜査を依頼する。調査を開始した彼は、風変わりな士官候補生エドガー・アラン・ポー(ハリー・メリング)に協力を求め、二人で事件の真相を追う。
『ファーナス/訣別の朝』などのスコット・クーパー監督とクリスチャン・ベイルが3度目のタッグを組み、ルイス・ベイヤードのミステリー小説を映画化。19世紀アメリカの陸軍士官学校で起きた殺人事件を捜査するため、元刑事が一人の士官候補生と協力して事件の真相を追う。後に作家として知られることになる若き日のエドガー・アラン・ポーを『キーパー ある兵士の奇跡』などのハリー・メリングが演じるほか、ジリアン・アンダーソン、ルーシー・ボーイントン、シャルロット・ゲンズブール、ロバート・デュヴァルらが出演する。
陸軍士官学校で起きた殺人事件を捜査するため、元刑事が1人の士官候補生と協力して事件の真相を追う物語。冷たい空気がこちらまで伝わってくる暗く重たい雰囲気。冬の曇り空と夜のシーンが多めなので見えづらさはあるものの、その独特な雰囲気にゾクゾクしました。すごいトリックに驚かされるわけではなく、ランドーとポーが事件の真相を明らかにしていく展開は、地味ながらも退屈はしませんでした。そして後半になってからの真相が二転三転していくところに驚かされました。ラストは予想外の結末です!これは絶対にネタバレ出来ない!切なすぎる結末でした…
ミステリー映画が好きな人にとっては楽しめると思います。ただし、登場人物の相関図がちょっと分かりづらい。士官候補生たちの顔が似ているから、名前を含めて少し混乱しました(笑)
この作品の評価・・・・★★★★★★★☆☆☆(満点は★10)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます